ヘアカラーのマットとアッシュの違いはわかりにくい?
ヘアカラーに注目していくと、マットなヘアカラー、アッシュのヘアカラーというのが出てきて、違いがよくわからない…と思っている人も多いでしょう。実際、パッと見た感じ、マットなヘアカラーとアッシュなヘアカラーの違いはわかりにくいため、そう思えてしまうのも当然だと言えます。
しかしそんな違いがよくわからないマットなヘアカラーとアッシュなヘアカラーは、違いを知っていれば上手くヘアカラーが出来る秘訣にもなるため、知っておいて損はありません。特にアッシュ系でよくヘアカラーをする人や、アッシュなヘアカラーが好きという人、外国人風のヘアカラーに憧れる人にとって、違いを知らないと思ったような色が入らないという原因にもなるため、注意が必要です。今回はそうならないためにも、2つの色の特徴や違いについて注目をしていくので、ヘアカラーをよくする人は必見です♪
ヘアカラーのマットとアッシュの特徴【マット編】
まず見ていくのがマットなヘアカラーの特徴について。色は大きく二つに分けられますよね。ブルー系の【寒色系】と、温かみのある赤系の【暖色系】。マットなヘアカラーは寒色系に分けられています。
引用: https://www.instagram.com/p/BnDF9P2gUrw/?hl=ja&tagged=%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC
寒色系というと、ブルーやパープル、グリーンが思い浮かべられますが、マットなヘアカラーはこのうちのグリーン系に属します。ベースがグリーン系のヘアカラーをマット系と言うわけですね。
グリーン系の特徴としては、赤みを抑えるという働きがあります。髪が赤っぽい、そんな場合にグリーン系であるマットなヘアカラーを入れることによって、赤みを抑え、ナチュラルで自然な髪色に仕上げられるという仕組みになっているのです。
ヘアカラーのマットとアッシュの特徴【アッシュ編】
続いてアッシュのヘアカラーの特徴を見ていきましょう。アッシュのヘアカラーの場合、マットのヘアカラー同様に色の種類は【寒色系】に分けられます。マットなヘアカラーのベースはグリーンでしたが、アッシュのヘアカラーの場合はブルー系やパープル系に分類されます。
引用: https://www.instagram.com/p/BnGOAlzANqH/?tagged=%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC
アッシュ系の特徴としては、マットなヘアカラーの場合赤みを抑える働きがありますが、アッシュ系の特徴は黄色みを抑える働きがあります。二つの色の大きな違いというのは【赤みを抑えるか、黄色みを抑えるか】というわけですね。ただ、この違いを知っているだけでは、ヘアカラーをするにあたってどんな影響があるのかわからないもの。そこでこの後、マットやアッシュの特徴を踏まえた上で、染めやすい髪色、そして染まりにくい髪色の注意点についても見ていきましょう。
赤みを抑えるマットなヘアカラーは日本人との相性抜群
日本人は赤みを抑えるマットなヘアカラーとの相性が抜群だと言われています。人種的な話になりますが、日本人はメラニン色素と呼ばれる成分が多く含まれている人種でもあり、このメラニン色素というのは赤みが多く出るという特徴があります。これは肌だけでなく、髪にも言えることですね。
つまり、ほとんどの日本人の場合、日本人だからこそ髪は基本的に赤みがかっていると言えるわけで、そんな赤みを抑えて色味を調節してくれるマットなヘアカラーとの相性はかなり抜群と言うわけなのです♡
例えば髪を染めていくと、思ったよりも赤っぽく髪色が染まっていたという場合や、色落ちをしていくと赤みがかった感じの髪色になっていくという場合は、よくみかける光景ですよね。これもメラニン色素が多いからこそ出る、日本人特有の特徴だと言えるのです。
マットなヘアカラーが似合う=アッシュが入りにくいってホント?
メラニン色素が多いからこそ髪は赤みが多く、赤みを抑えてくれるグリーン系であるマットなヘアカラーとの相性は抜群…そう考えると、アッシュのヘアカラーとの相性は悪いのではないか…?と思えてしまう人もいるでしょう。特にアッシュのヘアカラーはおしゃれで人気ですし、トレンドカラーでもあるため、相性が悪いのはショックであると感じてしまう人は決して少なくありません。
相性に関して言えば、確かにアッシュなヘアカラーは入りにくいと言えます。どうしても赤みが出てしまうため、アッシュの魅力でもあるくすんだ色の特徴や透明感は最大限に発揮出来ません。特にアッシュなヘアカラーは色落ちが激しい色でもあるため、色落ちをした時に赤やオレンジっぽく髪色が落ちてしまい、汚い髪色に行き着いてしまうということは多々あるのです。
マットなヘアカラーからアッシュのヘアカラーに髪色を変化させるには
マットなヘアカラーとの相性は抜群で、逆にアッシュのヘアカラーとの相性は悪い…そう考えると、アッシュ系を諦めざるを得ないのかな…と考える人もいるでしょう。しかし大丈夫、今回紹介していく方法を試していけあば、アッシュのヘアカラーでも似合う髪質に改善出来るのです♪
その方法というのが【アッシュ系のヘアカラーで染め続ける】というものです。定期的にヘアカラーをする人の場合、色々な髪色にチャレンジしたくなってしまうものですが、アッシュのヘアカラーを使い続けることによって、髪の色味はアッシュに近いものになっていき、染めれば染めるだけアッシュのヘアカラーが似合うようになるのです!
この場合、アッシュ系ならば効果は継続されていくので、いつもと違った髪色にしたいと思った時でも、別のアッシュ系にチャレンジしてみるのがおすすめ。ブリーチをすると髪色が抜けやすくなるためブリーチのしすぎには注意が必要ですが、今年は暗めのヘアカラーが人気でおすすめされている髪色でもあるため、暗めのアッシュヘアカラーを色々試してみると良いでしょう。
アッシュのヘアカラーがマットなヘアカラーに戻ってしまう原因
アッシュのヘアカラーが似合うようになるための方法について注目をしてきました。今回紹介した方法は、マットとアッシュの違いを知っているからこそ出来る方法でもあるので、アッシュのヘアカラーが似合うようになりたいという人には特におすすめです。
ただし注意点が一つあります。アッシュのヘアカラーを使い続けるというのが方法になっていますが、たまにアッシュとは違う色にチャレンジしたいと思えてしまう時もありますよね。この時、アッシュを続けていく中で別の色味のヘアカラーをしてしまえば、アッシュが似合いやすくなった髪質がマットなヘアカラーが似合う髪質に戻ってしまうのです。
これはよくあることでもあるため、前のほうがアッシュは似合っていたはずなのに、今はアッシュのヘアカラーが上手く入らない…という人は別の色を挟んだ結果、上手く入らなくなっている可能性が高いと考えられます。ヘアカラーを染める上での注意点なので、この注意点を踏まえた上で髪色を選んでいきましょう。
マットなヘアカラーの人が試しやすいアッシュの髪色とは
マットなヘアカラーである日本人ですが、それでも比較的似合いやすいアッシュのヘアカラーがあります。それは暗めのアッシュ系ヘアカラー。暗めならば赤みやオレンジっぽさがある程度目立たず、青っぽさやパープルっぽさがたくさんプラスされていくのでおすすめです。
今年の人気ヘアカラーは暗めのアッシュヘアカラーでもあるため、この機会に暗めのアッシュヘアかラーで少しずつ髪色をマットが似合うものから、アッシュが似合うものに変えていくと良いでしょう。特に人気のアッシュグレーやアッシュグレージュは透明感溢れる髪色なのでかなりおすすめ。人気の髪色から入れば髪色を変えていくのもやりやすいので、是非参考にしてみてくださいね。
ケアをしてヘアカラーの色落ちを防ぐことも大切
マットな髪色が似合う日本人は、どんなに髪を染めたとしても色落ちで、赤みやオレンジっぽさが出た髪になってしまいます。赤みやオレンジっぽさが出た色落ちの髪色は汚いと思われがちだったり、ヤンキー風に見られたりもするので、出来れば避けたいものだと言えますね。
特にアッシュのヘアカラーで染めた場合、そういった色落ちをしてしまうとアッシュの魅力が抑えられる原因にもなるため、出来る限りケアをして色落ちを防ぐのが大切。髪への熱や摩擦はダメージになるので出来るだけ気をつけたり、トリートメントパックや洗い流さないヘアオイルなどで保湿をしたりして、色落ちを出来る限り食い止めていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?ヘアカラーのマットとアッシュは違いがよくわからないと言われがちですが、こうして違いに注目をしてみると、髪色の選び方のポイントにもなるので、知っておいて損がないというのが見えてきますよね♪今回紹介したヘアカラーのマットとアッシュは人気カラーでもあるため、染めたいと考えている人は注意点や自分にとってどの色がおすすめなのか、それを踏まえた上でヘアカラーを選んでいきましょう!