ストレスが原因でニキビが出来ることもある?
ストレスが原因でニキビが出来る、というのは聞いたことがある人もいるでしょう。しかし人によっては肌質や体質でニキビが出来やすいという人もいますし、正直ストレスが原因で出来るニキビと、その他の理由で出来るニキビの違いがよくわからない…と感じる人も多いですよね。原因がわからないとニキビは対処が出来ないため、ニキビに悩む人はなぜニキビが出来るのか原因を探り、改善や予防をしなくてはいけません。
そもそもストレスが原因でニキビが出来るのか、という疑問については、【出来る】と言えます。それほどストレスが及ぼす悪い影響は大きいもので、ストレスを甘くみるとニキビが顔中に出来てしまう…なんて恐ろしい事態に陥ってしまうこともありえます。そうならないためにも、なぜストレスでニキビが出来るのか、その関係性について注目していくことが大切なのです。
ストレスが原因でニキビが出来やすい場所は頬や顎
ストレスが原因でニキビが出来る場合、顔の中でも特定の場所に出来やすいという特徴があります。特にストレスによってニキビが出来る場合に多いのが、顔の中でも頬や顔。顔の中でも頬や顎にニキビが集中している場合には、ストレスが原因でニキビが出来ている可能性が高い、と考えていいでしょう。
もしニキビが顔全体に出来る場合だと、ストレスが原因ではない可能性が高いと言えます。特に思春期ニキビなどは顔全体を通して出来ることが多く、他にも皮脂が多く分泌される肌質のオイリー肌の人は顔全体にニキビが出来やすいという特徴があります。自分の肌質と照らし合わせてみて、10代~20代前半の人で顔全体にニキビが出来る人は思春期ニキビ、皮脂過剰分泌しやすいオイリー肌の人は肌質が原因でニキビが出来やすい、と見極めていきましょう。
ストレスでニキビが出来る理由【睡眠不足】
では具体的に、なぜストレスが原因でニキビが出来てしまうのか、その理由について見ていきましょう。ストレスとの関係性がわかれば、なぜニキビが出来るのか原因がわかりますし、予防や対処が出来ますよね。
まずストレスを感じてしまうと、睡眠不足を引き起こされてしまうものです。睡眠不足に陥ると、肌のターンオーバーが乱れてしまいますし、体が休まらず、肌質もどんどん悪くなります。肌は睡眠の影響を受けやすいものなので、心身ともに疲れていて、それなのに睡眠不足を感じている人はストレスが原因だと考えていいでしょう。
ストレスでニキビが出来る理由【暴飲暴食】
ストレスでニキビが出来る原因としては、暴飲暴食もあります。暴飲暴食はストレスで起きやすいわかりやすいものですよね。ストレスを感じて心身が疲れてしまうと、やけになって色々なものを飲んだり食べたりしてしまうもので、そんな食生活の乱れや特定の食べ物を過剰摂取することによってバランスが崩れ、ニキビが出来やすい環境が出来上がってしまうのです。
特にストレスを感じている時というものは、脂っこい食べ物や甘いものなど、カロリーが高いものを食べたくなる人がほとんどです。なぜニキビが出来たのかわからないという人や、顔の中でも頬や顎を中心にニキビが出来ている人で、最近暴飲暴食や食生活の乱れや偏りを感じているという人は、食生活を見直してニキビと向き合っていきましょう。
ストレスでニキビが出来る理由【スキンケア不足】
ストレスを強く感じると何をするにもやる気がなくなり、倦怠感が体全体を襲いますよね。そうなってくると、日頃のスキンケアが面倒だと感じるようになり、スキンケア不足に陥ってしまいます。スキンケアをしないと乾燥を招くことに繋がり、それが原因でニキビが出来てしまうという流れが出来てしまうのです。
また、ストレスを感じるとホルモンバランスが乱れたり、食生活が偏ったりして、肌質が変わってしまうことがあります。そうなるといつもと同じスキンケアだと肌が十分にケア出来ず、ニキビや肌荒れが引き起こしやすい状態へとなってしまうことがあるのです。特にストレスと肌の関係性は繋がりが深いため、ニキビだけでなく、肌荒れなどの症状が酷く出ている場合にはストレスを疑うと良いでしょう。
ストレス以外でもニキビが出来る原因で多いのは…【スキンケアのやりすぎ】
ニキビとストレスの関係性について注目をしてきました。が、中にはストレスとは違う原因でニキビが出来ることもあります。特に厄介なのは、ストレスが原因の場合とその他の原因が合わさっている時。そんな時はストレスとの関係性を感じながらもイマイチ確信が持てないため、改善や予防に向けた対処法が遅れ、よりニキビが悪化してしまうことに繋がってしまいます。
ストレスが原因かもしれないと思いつつも、頬や顎以外にもニキビが出来てしまう場合、疑うべきなのはスキンケアのやりすぎについてです。良かれと思ってスキンケアをやりすぎてしまうと、栄養や油分が肌に与えられすぎてしまい、それが原因でニキビや肌荒れが引き起こされてしまうことがあります。
特に油分を多く含むスキンケア用品でスキンケアをし過ぎてしまう、または肌に合わない場合には、翌日にニキビが出来てしまうケースが多いため、ニキビが出来やすいと感じる場合にはスキンケア方法やスキンケアに使う化粧品と肌との相性を見直すようにしましょう。ニキビが出来る場所がバラけていたり、なぜニキビが出来るかわからない場合にも、スキンケアを見直すことが大切です。
ニキビ以外にも!ストレスは心身に悪い影響を及ぼしていく
ニキビとストレスとの関係性について見てきましたが、ストレスはニキビ以外にも心身に悪い影響を及ぼしていきます。他の影響についても知っておくと、ニキビが出来た時にストレスが原因なのか、それとも別のことが原因でニキビが出来ているのか、見極めもしやすくなります。
ストレスが体に負担をかけている時、ニキビ以外に見られる症状としては先程も紹介した【睡眠不足】や【暴飲暴食】、【倦怠感】の他に、女性ならば月経不順や体調不良、胃痛などの症状があわられることがあります。ストレスはありとあらゆる病気にも繋がるものでもあるため、もし体に何らかの症状が出ていると感じる場合でニキビも顔に出来ている場合には、ストレスとの向き合い方について考えていきましょう。
ニキビ改善のためには、ストレスとの向き合い方を考えよう
ニキビを改善していくためには、ストレスとの向き合い方についても見ていかなくてはいけません。ニキビを予防するためにも、どのようにしてニキビを改善していくか、それはストレスとの向き合い方によって決まっていくものです。
ストレスが原因でニキビをはじめとした症状が心身に現れる場合、そのストレスを解消していくことが大切です。しかしストレスはそう簡単に解消出来ないからこそ大変なのも事実なので、出来るだけ気持ちや体を日頃から休ませることや、リラックス出来るようなものを試していくことが大切です。
また、ストレスを解消しようと奮起してしまうのもNG。なかなか解消出来ないものに対して向き合い過ぎてしまうと、かえってそれがストレスになります。ストレスと上手く向き合うためには、出来るだけ別の方法でストレスと向き合うこと、それがニキビを悪化させない改善方法や予防へと繋がるのです。
出来ることからニキビのケアをしていこう
ストレスとの向き合い方や考え方がわかったところで、具体的にどんなケアをしていけばいいかについても見ていきましょう。ニキビは基本的に【触れるのはNG】です。気になったとしても触ってしまえばそれだけニキビの症状は悪化をしてしまうため、必要以上に触れないように気をつけましょう。
また、ニキビは自分の肌に合ったスキンケア用品やスキンケアをすることによって、改善や予防が出来るようになるため、ニキビが出来た際には見直すことも大切です。ニキビが出来た場所に対しては、ニキビを治す効果のある薬を塗ることでニキビそのものに対して治療が出来るため、ドラッグストアなどでも購入出来る薬を使って対処をしていきましょう。
ニキビの場所に限らず、ケアに効果的なのが【質の良い睡眠】と【適度な運動】です。睡眠は体全体をメンテナンスしてくれるものになりますし、適度な運動をすれば新陳代謝が上がり、肌のターンオーバーの正常化によってニキビの治りが早くなります。睡眠不足や不眠症になったとしても、適度な運動を心がけていけば自然と質の良い睡眠を摂れるようにもなるので、日頃から意識していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?ストレスとニキビの関係性がわかれば、顔や頬に出来たニキビがなぜ出来たのか原因も見えてきますよね。原因がわかれば予防や改善に向けても対処していけるため、よくニキビが出来るという人は今回紹介したニキビとストレスの関係性や顔や頬などの場所とニキビが出来る場所を比較して、自分のニキビと向き合っていきましょう。