パーマのウェーブが維持できない…、どうすればいいの?
ロングやミディアムなどの長さになると髪をまとめるのにも便利そう、可愛いからというような理由からパーマをかける人も多くいます。パーマをかけるとウェーブやカールでアレンジも幅広くできますので女性としては嬉しいポイントなどもとても多く、髪型を楽しむことができます。
しかし、そんなパーマは維持するのがかなり大変な髪型でもあります。ウェーブやカールなどは日に日に保ちにくくなりますし、中には数日で出ないと言う人もいます。スタイリングの為にもスタイリング剤などを駆使して強めに出るように工夫しても中々持たないと言う人もいるほどです。ではどのようにすれば出ないカールやウェーブを維持しやすくなるのでしょうか?今回はそんなパーマを維持するための方法についてを詳しく紹介します。
パーマのウェーブを維持するためにも、今使っているスタイリングの道具を見直そう
パーマを維持するためにはロングやミディアムの場合特に道具の適正というものが必要不可欠になってきます。ドライヤーや櫛にブラシなど、基本的な道具でも実はパーマの維持のためにはかなり大きく関わってきます。ブラシや櫛の種類によっては髪を伸ばす特性があるためパーマが取れやすくなり、結果として短期間で出ない状態になったと言う人もいます。
スタイリング剤なども髪に対してどうつけているか、というのも実は関係していますので、今持っている道具で自分のパーマに対してどう使っているかも一度見直してみましょう。朝や夜、自分がパーマに対してどんなケアをして維持させていこうと思っているのかを把握で着たら、いよいよ維持するための方法を確認して改善していくことが大切になります。
パーマのウェーブを維持するためには、シャンプーは最低限に
パーマを維持するためにも気を付けておきたいのが実はシャンプーだったりします。パーマをかけた当日などは薬品を浸透させたことでの反応が今現在も進行中である場合もありますので、お湯のみで洗い流しておくのみに留めてください、と言われることもありますが、それ以外ではどうしてもシャンプーでしっかりと汚れを落としたくなるものです。
しかし、そうした薬品が浸透してようやくウェーブなどを形作っている髪に対して洗浄力の強いラウレス酸のシャンプーなどを使うとその強い洗浄力の力でパーマを弱めてしまうのです。また、強い洗浄力は髪にとって必要な油分なども一緒に奪い取ってしまいますからよりダメージの入りやすい髪にもなってしまいます。シャンプー自体も弱酸性の髪に優しいものを使い、パーマを落とさないためにも最低限の量にしておくことが求められます。
パーマのウェーブを維持するならば、コテやヘアアイロンは多用しない!
パーマをかけていてもやっぱり寝癖はついてしまいますし、中にはウェーブなどをより強めに出したいためにヘアアイロンやコテなどを使う人も少なくはありません。また、中にはちょっとパーマヘアに飽きてきたからといってヘアアイロンやコテを使ってアレンジを加えたり、パーマではなくストレート系のヘアスタイルを楽しむ人もいます。
しかし、そうした高温を髪に与えてしまうものというのはパーマのかかった髪にも大ダメージを与えることと同じです。顕著に温度変化を与えてしまうことで、パーマは取れやすくなるリスクも抱えていますので、コテやヘアアイロンを多用するというのはパーマを少しずつでも落としているということでもあります。パーマを維持していくのであれば、なるべく高温でのヘアスタイルの変化などを避けておくという方法も効果的です。
パーマのウェーブを維持するなら、櫛やブラシにもこだわって
パーマのウェーブというのは実はブラシや櫛などでも徐々に落ちやすくなっていくこともあります。特に落ちやすいと言われているのがコームなどの目が細かく一列に並んでいるブラシや櫛です。このコームの特徴は、上記でも少し触れているまさに「髪をまっすぐに伸ばす」というものです。ストレートヘアなどであれば全く問題はありませんが、パーマにおいては大問題につながる特徴と言えるでしょう。
せっかくのパーマのウェーブが髪を梳かしていく毎に伸ばしに伸ばされ、結果強めに出ているはずのパーマが弱く出ない状態になっていくことも考えられます。目の細かく並んでいるコーム系の櫛というのはパーマを維持するためには非常に不向きです。なるべく目と目の間の空間が大きく取れているものを選んで使うと良いでしょう。
パーマのウェーブを維持するために、トリートメントでしっかりケア
シャンプーなども髪や頭皮に良い刺激の少ないものにしてもやっぱり必要な水分や栄養素などを補うには足りない部分があります。特に油分などはシャンプーでは補いきれないことの方が多いので、トリートメントを使って髪を保湿するというのは非常に重要なパーマを維持するための方法の一つです。
トリートメントは髪に対してのダメージを補修するためにも必要なものがたくさん含まれていることが多いため、パーマ以外のダメージの補修にも効果的です。ダメージをすでに蓄積させている状態のパーマを維持するためには、それ以上の髪へのダメージはなるべく防ぎ、補修していくことが求められます。綺麗にパーマを維持していく方法にトリートメントは欠かせません。
パーマのウェーブを維持するのなら洗い流さないトリートメントもおすすめ
ダメージをそれ以上蓄積させられないけれど、しっかりと乾かさないとダメージの入ってしまうパーマのかかった髪にとって、ドライヤーはなるべく短時間で乾かしきってしまうことが求められるものでもあります。しかしロングやミディアムなどの長い髪の場合はそうそう簡単に乾くこともないので、熱によるダメージも蓄積していきます。
ミディアムやロングなどの場合、毛先にはどうしてもダメージが溜まったことを表すように切れ毛や枝毛なども出てしまいます。そうしたダメージをなるべく抑えるため、ドライヤーによる熱を防ぐ方法として洗い流さないトリートメントもおすすめです。油分で保湿をしながら熱ダメージを防ぎ、綺麗に保つこともできます。パーマを維持するためにもミディアムやロングなどの長い髪の人はドライヤー前に使ってケアも並行して行っていきましょう。
パーマのウェーブを維持して強めに出すならスタイリング剤をしっかりと使おう
しっかりと乾かして朝起きてスタイリングする時、なるべく強めにウェーブなどを出したいと思ったら、しっかりとスタイリング剤を使っておくことが重要です。パーマというのは少し上記でも触れてはいますが、濡れている時に強くウェーブが出てくるものがほとんどです。そのため、先に水を霧吹きなどでかけて髪を濡らす、スプレータイプのスタイリング剤を吹きかけて濡らすなどの方法で簡単に髪を濡らしておきます。
そうすることで、形がかなりくっきりと強めに出てきますので、それが分かったら軽くワックスなどを揉みこんで、最後にドライヤーで指に髪を巻きつけてから弱風で乾かします。ロングやミディアムだと髪にそう時間をかけられないことも相まって強風にしてしまいがちですが、逆にボサボサになって形も崩れますので弱風でゆっくりと乾かしてスタイリング剤の効果を無駄にしないようにしましょう。こうしたポイントを抑えてスタイリング剤を使うだけでもかなり強めに形が出て、スタイリングすることができますよ。
パーマを長持ちさせていろんなアレンジを楽しもう
パーマを維持するためには、ロングでもミディアムでもいろんなことに気を付けなければなりません。しかし出ない状態から形がしっかりと出るようにすることになる前に、対策をしながら保っていくことが非常に大切なのです。シャンプーやトリートメントだけでなく、スタイリング剤などにおいても出ないことにつながる可能性はあります。自分が使っているものが本当に良い物なのか、確認しつつケアをして長い期間パーマを保っていきましょう。
最後に
毎日のケアでパーマが出ない状態にならないようにすることができるようになります。維持するためには色々としなければならないこともありますし、中には今使っている道具が適切ではないこともあるでしょうが、道具を新調するのと一緒にパーマにおすすめのものを購入してみるのも良いでしょう。ポイントを抑えつつ、自分の髪に適した方法で維持していきましょう。