Tシャツの寿命は洗濯の方法で決まる
Tシャツの寿命の一番の決め手は洗濯方法にあります。洗濯機を使うとどうしても洗濯物どうしが絡み合い、それが傷みの原因となってしまうのです。では、それを防ぎ、長持ちさせるためにはどうしたらよいでしょうか。
洗濯ネットを使う
100円ショップのものでも十分ですが、汚れ落ちを考えると、大きめのネットに1枚ずつ入れ、ゆったりと洗う方がよいでしょう。
裏返して洗って陰干しする
Tシャツに限りませんが、洗濯すると生地が擦れ合うのでどうしても表面が傷み、毛羽立ちの原因にもなります。それを防ぐにために、裏返して洗いましょう。特にプリントTシャツは、プリント保護のためにも裏返しの方がよいですね。また表面よりも皮脂や汗などの汚れがつく裏側の方が汚れていますので、汚れ落としのためにも裏返しで洗う方法がおすすめです。また、直射日光のもとで干すとよく乾きますが、色あせや日焼け、また生地が傷む原因となります。できるだけ陰干しや部屋干しをしましょう。裏返して洗い、裏返して陰干しする、が最強です!
「え?ちょっとなんか洗濯物黒くない?なんでこんな黒いTシャツばっかり」て言われたけどバンTだよ
— 物理攻撃戦士ぬぬこ💘 (@hatecrew_nunuco) September 18, 2017
ちなみにぬぬこは裏返して洗う派 pic.twitter.com/vBjki4eeZE
詰め込みすぎない
生地の擦れ合いが増すとともに、汚れ落ちまで悪くなります。余裕のある量で水をたっぷり使って洗濯することが大事です。汚れが残っているとシミの原因にもなるので、お気に入りのものほど、しっかり洗いましょう。
Tシャツの保管方法①:たたむ
基本の「たたんでしまう」方法ですが、しまうときには重ねない方がよいということをご存知でしょうか?なぜ重ねない方がよいのかというと、立てて入れた方がシワがつきにくいのです。着るときにシワがない方がよいのはもちろんのこと、自立させた方が布への負担も少なくなるので、たたんだTシャツはぜひ立てて収納してみてくださいね。
このように、きちんとたたんでからしまいましょう。
Tシャツの保管方法②:ハンガーにかけるメリット
Tシャツをハンガーにかけて収納する方法は、なにより「たたむ手間が省ける」というのが一番のメリットです。洗濯したものを干す際にハンガーを利用して干し、そのまま取り込んでしまえばよいのです。そしてそれをクローゼットにしまえばシワにもなりません。着るときも選びやすいです。
Tシャツの保管方法③:ハンガーにかけるデメリット
ではTシャツをハンガーにかけるデメリットとはなんでしょうか?一番のデメリットは「襟首が伸びる」ですね。生地の重みでどうしても伸びがちです。またハンガーの跡がつきやすいのも難点です。なのでハンガーを使用する場合は生地の重みで伸びないよう工夫する必要があります。例えば襟首をピンチで止めて伸びを防ぐのも一つの手ですね。ハンガーから外すときにも、襟首に負担をかけるような外し方をしないよう気をつける必要があります。伸びない工夫のされた、重みが分散されるようなハンガーを選ぶというのも大事です。
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洗濯ハンガーの種類
こちらはスリット入りのハンガーです。100円ショップなどでも売っているので探してみてくださいね。スリット付きのハンガーは、襟首を伸ばさずに掛け外しができますので便利です。Tシャツを干すには最適でしょう。
こちらは一般的な洗濯ハンガーで、よく売っているもので安価で手に入りやすいです。大量に干す場合はよいのですが、掛け外しを考えるとTシャツには不向きかもしれません。
こちらはスライドハンガーです。横ズレしにくいノンスリップ加工のため、Tシャツの移動を防いでくれます。パッドが肩幅に合わせられるので、Tシャツの型くずれを防ぐうえ、広めの肩パッドにより空間ができるので、速く乾くのが特徴です。使わない時は折りたためるのでコンパクトに収納できます。ただ外すときに襟首を伸ばさないように注意しましょう。
TシャツにハンガーはOK?長持ちさせる保管方法:まとめ
いかがでしたか?ポイントは洗濯の方法と干し方、収納の仕方にあります。ハンガー使用のメリットとデメリットについても気をつければ完璧です!お気に入りのものほど大切に長く着たいものですよね。ひと手間かけて長持ちさせましょう。洗濯は毎日のことなので大変ですが、がんばって実践してみてくださいね!