ウィンドブレーカーの洗濯の前に
洗濯表示を確認
まず洗濯の基本中の基本ですが、ウィンドブレーカーに付いている洗濯表示を確認しましょう。「洗濯おけ」の表示があるものは洗濯機で洗えます。「洗濯おけ」の中に温度の表示がある場合は、その温度が水温の上限になります。「洗濯おけ」の中に手のマークがある場合は、手洗いのみ可能です。「洗濯おけ」に×がついているものは家庭では洗濯できません。
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洗剤の選び方
ウィンドブレーカーの洗濯には、防水ウェア専用洗剤または中性洗剤を使用します。アルカリ性の洗剤はウィンドブレーカーの生地を傷めてしまいます。また、柔軟剤成分が含まれている洗剤は撥水力低下の原因となるのでこれも使わないようにします。漂白剤、蛍光増白剤が含まれているものは生地が白くなる事があるのでこれも避けます。洗剤が残ってしまうと生地の劣化の原因になるので、すすぎはしっかりと。粉洗剤を使用する場合は、水で溶かして液状にしてから使いましょう。
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ウィンドブレーカーの洗濯の頻度は？何回着たら洗う？
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洗いすぎても生地が傷んだり撥水性が弱くなりそうだし…洗濯する頻度が悩ましいかもしれませんが、スポーツで着て汗をかいたりすると、一日着ただけで汗臭くなってしまいますね。何回着たら洗うというよりも、汚れたら都度洗うがベストな頻度ではないでしょうか。部活で毎日着るというような場合には、何着か用意してローテーションにすれば毎日でも洗濯できますね。
ウィンドブレーカーを洗濯機で洗濯する場合
必ず洗濯ネットを使用する
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洗濯ネットを使用する理由は、ウィンドブレーカーの撥水性と深い関係があります。普通の衣類であれば、洗濯機の中の水は大部分服に染み込みますが、撥水加工をされているウィンドブレーカーは水を寄せ付けない状態になります。こうなると、水の行き場が限定されてしまい、洗濯機が暴れてかなり危険な事になってしまうのです。洗濯ネットは必ず使用しましょう！また、洗濯ネットに入れる前に、破損予防のためファスナーやボタンはしっかり閉じておきましょう。
水流の強さや脱水について
洗濯コースは「弱水流」か「手洗いコース」を選びます。脱水は「弱」でネットにいれたまま極力短い時間で済ませます。あまり長時間脱水にかけていると、生地がシワシワになってしまうだけでなく、洗濯機にもダメージが加わってしまいます。そもそもウィンドブレーカーは乾きやすい素材で作られているのでそこまで長時間脱水しなくて大丈夫です。
ウィンドブレーカーを手洗いで洗濯する場合
手洗いの場合は、洗濯機に比べて洗浄力が弱くなる分を温度でカバーします。洗い桶にぬるま湯を張り、洗剤を入れてしっかり付け込み、上から押すような感じで洗います。もみ洗いでもOKです。汚れがひどい場合は柔らかい布やスポンジなどで生地を傷めないように優しく洗います。使用する洗剤の種類や脱水の際の注意点は、洗濯機で洗濯する場合と同じです。
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洗濯して白くなる時はどうする？
ウィンドブレーカーを洗濯した時に、部分的に白くなる場合には洗剤の溶け残りが原因の場合などがあります。水よりもぬるま湯にして洗剤を溶けやすくする、水の量を増やすなどしましょう。
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乾かし方・その他のケア
洗濯後の乾かし方
干す際には、色褪せを防ぐために直射日光の当たらない風通しの良い場所に陰干しします。しっかりとシワを伸ばしてから干すようにします。濡れている時間が長くなると、生地が傷みやすくなるのでなるべく早く乾くように、バスタオルなどで水気を取ってから干すのがおすすめ！
撥水性の回復
撥水処理のされたされたウィンドブレーカーの撥水性を回復させるには、ある程度水気が取れた時点で熱処理を行います。熱処理とは、乾燥機やアイロンでウィンドブレーカーに熱を加えることです。アイロンで行う場合は、80℃～120℃に温度を設定します。洗濯表示で乾燥機やアイロンの使用が不可となっている場合は、ドライヤーを使用します。熱処理をしても撥水性が回復しな場合は、市販の撥水剤を使います。
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撥水性があるという性質上、普通の服の洗濯の時よりも少し厄介なところがありますが、注意点と手順をしっかり守れば自宅で洗濯するのもそう難しくはなさそうですね。これでどんなに汗をかいても安心です！
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