ワイシャツの首回りの正解はジャストサイズ
首回りはジャストサイズを選ぶのが、ワイシャツをカッコよく着こなすコツです。
美しいVゾーンを演出するためには、指1本分の余裕もいらないくらいです。余計なゆとりがあると、ネクタイを綺麗に締めることが出来なくなってしまいます。
どうしても窮屈だという場合は、せめて指1本分の余裕を持たせるにとどめておきましょう。
ワイシャツの「首回りに指2本の余裕」が間違いな理由
首とワイシャツの襟の間に隙間ができてしまう
首とワイシャツの襟の間に隙間が出来るサイズはNGです。
首回りは顔に近い部分ですので、どうしても人の目についてしまいます。
スリムなスーツでカッコよくキメているつもりでも、首回りがゆるいと一気に台無しになってしまいます。
指が2本入るくらいのサイズ感ではまだまだゆるいです。
首とワイシャツの襟の間に隙間が出来てしまうからです。
隙間が出来て影になっていないかどうかは、必ずチェックしてください。
襟の付け根が重なってしまう
襟の付け根が重なっていると、ルーズな印象を与えてしまいます。
また、襟の付け根が重なるとネクタイが綺麗に立ち上がらないため、だらしなく見えてしまいます。
シワが出来やすいというデメリットもあります。
襟の付け根が大きく開いてしまう
襟の付け根が大きく開いてしまうくらいゆるい着こなしはカッコ悪いです。
スリムなスーツでビシッとキメている場合、余計に目立ってしまいます。
目安として、襟の付け根の角度が90度に近いほど狭くなってる着こなしはNGと覚えておきましょう。
ワイシャツの首回りの縮み対策
首回りは特に縮みやすい
どんなワイシャツでも、洗濯を繰り返すことで縮んでしまいます。
特に首回りは、最大で3cm前後も縮んでしまうほどです。
ワイシャツの襟には、トップヒューズ芯とフラシ芯という2種類があります。
この中でもほとんどのワイシャツに採用されているトップヒューズ芯は特に縮みやすいです。
首回りをジャストサイズで着こなすためには、縮み対策は必須です。
縮みにくいワイシャツを選ぶ
上質なワイシャツはやはり縮みにくいです。
予算の許す限り、品質のいいものをこだわって買うようにしましょう。
縮むことを考慮してサイズを選ぶ
最大でどのくらい縮むのかは店員さんに確認しましょう。
しかし、縮むまでに首回りがゆるい着こなしをすることになっては意味がありません。
やはりある程度縮みにくい品質のものを買う必要があります。
縮みに強いクリーニング屋に頼む
やはりプロに任せるのが一番確実です。
縮みを防止するようなメニューもありますので、活用してみましょう。
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ワイシャツのトータルで見た正しいサイズ感
首回りをジャストサイズにした上で、肩幅・着丈・袖口の正しいサイズ感についても説明します。
肩幅の正しいサイズの選び方
肩の縫い目の部分が自分の肩幅にピッタリと合うものを選びましょう。
肩幅より若干内側に入っているものでも大丈夫です。
着丈の正しいサイズの選び方
一般的には、チャックが半分隠れるくらいの着丈がジャストサイズです。
若干短めの方が、パンツに裾を入れた際にスマートに着ることができます。
両手をあげたときに、パンツ半分にかかるくらいの長さであれば大丈夫です。
袖口の正しいサイズの選び方
ジャケットを着たときに、必ず袖からワイシャツが1.0cm〜1.5cm見えるようにしましょう。
試着の際にジャケットと合わせて確認するか、持参してない場合は腕を下ろした状態で手首を曲げて、袖口が手の甲に軽く当たるくらいが適切な長さです。
自分に合ったワイシャツはオーダーメイドがおすすめ
既製品で全ての条件を満たすものが見つかればいいのですが、大抵の方はどこかしらを妥協する必要があります。
本当に自分に合ったワイシャツを選ぶには、やはりオーダーメイドがオススメです。
価格的にも、ブランド物のワイシャツを買うよりは安価で購入することが出来ます。
ワイシャツの正しいサイズ選びを!
いかがでしたか?
スーツを正しいサイズ感で着こなすことが出来る男性はやはり素敵ですよね。
ワイシャツの首回りはジャストサイズで着ることを意識して、カッコよくスーツを着こなしましょう。