プロジェクターとは
プロジェクターというのは、PCなどの画面をスクリーンや壁、天井などに投射して大人数や会議、プレゼンなどに使用するケースの多い機械です。小学校のときにもプロジェクターを使って映像を見たり、それを使って授業をしたりするところも多いですから、名前や機械自体は知っているという人も多いのではないでしょうか。
しかしそんなプロジェクターですが、一昔前までは非常に高価でなかなか個人が手を出せるものではありませんでした。10万円超えは当たり前で、学校などで使っているものも学校が代表して買って、それを先生が借りるというスタイルが主流でした。
しかし時代は変わり、今はプロジェクターを気軽に持つことのできる時代になりました。値段も1万円のものからもちろん10万円のものまでピンからキリまでありますが、プロジェクターの敷居は下がった気がします。しかもただ投射するだけでなく、家庭向けに「4K」での出力を可能にしたものや手のひらサイズのプロジェクターなど、非常に多種多様になってきています。
そしてPCだけでなく、スマホやタブレットなどをWifiを使って繋げるというプロジェクタも出てきました。おそらくこれからもっと身近に感じるようになるでしょう。
プロジェクターの選び方
そんなプロジェクターですが、ある程度の選び方というものがあります。是非皆さんもご一緒に確認してみましょう。
明るさ
まず選ぶポイントその1は「投射した映像の明るさがどのくらいか」です。ここでは「ルーメン」という単位を使うのですが、3000lm(ルーメン)もあれば十分明るい部屋でも明るく投射することができます。是非ご自分の使用用途に応じて選んで貰えればと思います。
解像度
続いてのポイントは解像度です。これは大きく「ビジネス用」か「家庭用」かで分かれてきます。ビジネスであればそこまで画質にこだわることはありませんから、そこまでの解像度はいらないでしょう。しかし家庭用では主にDVD鑑賞であったり、テレビ視聴であったりと「観る」ということに重点を置く場合が多いのでフルHDや4Kなど、解像度にこだわる必要があるでしょう。
スクリーン
続いてはスクリーンです。基本的に解像度とセットに考えていくのですが、画面比(横:縦)で判断し、自分はどのくらいの大きさに投射するのかというのを判断しましょう。ビジネスで使う場合であっても、大人数が予想されるのか少人数なのか。それによっていろいろ変わってくるのでまずは使う用途を確認しましょう。
設置方法
最後に設置方法です。プロジェクターというと机の上に置くタイプを想像する方が多いでしょうが、それだけではありません。天井から吊したり、スクリーンと一体型になっていたりと設置方法は様々です。これも使用用途に応じて判断していただければと思います。
プロジェクターの接続方法
ここからはプロジェクターへの接続方法についてご説明していきます。
プロジェクターの接続方法 | 方法 ①VGA(ミニD-sub15ピン)端子で接続する
引用: https://sgcdn.startech.com/005329/media/products/gallery_large/VGA2HDU.C.jpg
これが最も普及しているのではないかと思います。基本的なプロジェクターやちょっと古いモデルのもの、ディスプレイなどとにかく「画面を出力する必要のあるもの」には必ずついているものです。主にWindowsパソコンの出力になるかと思います。
挿すだけで接続される場合もあれば、挿した後にボタンを押すことで接続される場合があります。説明書等を読んで確認しましょう。
プロジェクターの接続方法 | 方法 ②HDMI端子で接続する
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRoI7nqeacoaCUUHtVr8i29pXSiKj4f3N4FDPKP0d3IEu-gZiWwUQ
次にHDMIで接続する方法です。HDMIでの接続の特徴は「画質がいい」ということです。最近のPCやディスプレイ、プロジェクターにはHDMIを挿すところが増えてきています。これは挿すだけで基本的には繋がるので簡単です。音声は別の設定が必要になる場合がありますから注意が必要です。
プロジェクターの接続方法 | 方法 ③USB端子で接続する
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/616bHIf%2BtkL._SL1280_.jpg
USBで接続する場合は専用のドライバーが必要になります。これは接続する機械の会社が提供しているドライバーを利用するようにしましょう。しかし最近のパソコンではUSBでの接続ができない場合があります。ですのでよく説明書等を読んでから使うようにしましょう。使い方は基本的に前項の二つと同じく、挿せば接続されます。
プロジェクターの接続方法 | 方法 ④Macでプロジェクターを使う(Thunderbolt→VGA端子)
引用: https://i.ebayimg.com/images/g/u-4AAOSwDFBaCtqZ/s-l300.jpg
最後にMacをプロジェクターに接続する場合です。もちろんHDMIケーブルなどでも接続できますが、それがない場合はThunderboltケーブルからVGAに変換した後、VGAで接続するという方法をとります。ここまでできれば後は前項のものと同じなので簡単ですね。
注意点
注意点としてはプロジェクターによって接続方法が異なります。買った後になって「接続するのにいろいろケーブルなどを買わなければならない」というのは非常に悲しいですから、プロジェクター側とパソコン側と、しっかり確認してから購入しましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?今回は「プロジェクターの選び方と接続方法」についてでした。今の時代、非常に多種多様なプロジェクターが販売されています。それらを上手に使い、生産性の高い使い方をしていただければと思います!
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