日焼け止めの役割
日焼け止めはそもそもどんな役割をしているのでしょうか?
シミやシワ、ソバカスの予防や日焼けによる肌の乾燥を防ぐために使用している方も多いと思います。
なぜ、日焼けをするとシミやシワ、ソバカスが出来たり、肌が乾燥したりするのでしょうか?
その原因は「紫外線」を浴びることで起こるといわれています。
その紫外線を防ぐ役割をしてくれるのが、日焼け止めと言う事です。
知っておきたい日焼け止め対策①なぜ紫外線を浴びると肌に影響があるの?短い時間でも日焼け止めは必要!?
紫外線は皮膚に照射されるとコラーゲン繊維にダメージを与えてしまい、皮膚を加齢させます。
少しの時間の照射でも、それが原因となり「シミやシワ、ソバカスが出来る」「肌が乾燥する」と言った症状が起きてしまうのです。
更に紫外線を浴び続けることで、皮膚がんへのリスクも大きくなるとも言われています。
日頃から紫外線対策として日焼け止めを正しく使うことが大切です。
知っておきたい日焼け止め対策②日焼け止めには大きく分けて2種類ある!
日焼け止めには大きく分けて2種類あることはご存知でしょうか?
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」なんて文字を日焼け止めのパッケージで見たことがある方も多いはずです。
紫外線吸収剤の効果って?
紫外線の対策などでよく聞く「紫外線吸収剤」と言う言葉を良く耳にしますが、紫外線吸収剤とはどんなものなのか調べてみました。
引用: https://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1521858239/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cHM6Ly93d3cub3RzdWthYy5jby5qcC9wcm9kdWN0cy91bHRyYXZpb2xldC1hYnNvcmJlci9pbWFnZXMvZmlnXzAxLnBuZw--/RS=%5EADB..BufC4ocY7_.qW2s_rVV_nI06E-;_ylt=A2RCKwU.ZbRaqQ0ACQCU3uV7;_ylu=X3oDMTBrbjcxZG9nBHZ0aWQDanBjMDAyBDADanBjMDAy;_ylc=X3IDMgRmc3QDMQRpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjUkNSaW1qZEJ5Q3BIbFh5U09yMUFabE8ybWtvT2Z3YUZDUW51a191SFc3Q1dBSS1OMVdtZ29lb1EEcAM1N1NyNWFTVzU3ZWE1WkM0NVkuTzVZbWsEcG9zAzkEc2VjA3NodwRzbGsDc2ZzdAR0dXJsA2h0dHBzOi8vbXNwLmMueWltZy5qcC95amltYWdlP3E9ZkFFUG9LNFh5TEhPNnRXck02eUpvY1cxbEd2ZjZzdl96X0F3RERBWGRmX3lQV3pTc0ZxVHNGcmVOaHRzMUwyZHQycnlfS0VWa2FDaFkzR3JaTmZyc3gwZHoueHJNcC5BQWNiX1MwZ2tvbXBoSjhvQ3RBZ1ZPdFppX0cuMHBUd0ZuVlBHaHBFTE5HSVMuWU1la0EtLSZzaWc9MTM4dDM5YXQ2
「紫外線吸収剤」は、皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学的にエネルギーに変えて放出します。そして紫外線が肌の内部に侵入するのを防ぐものです。 紫外線防御力の高い、高SPF値の製品には必ず必要となる成分です。 紫外線吸収剤のメリットは、紫外線を防ぐ力が強いということです。また、無色透明なので白浮きすることがなく、塗り心地もなめらかで、使い心地がよいのが特徴です。 紫外線吸収剤のデメリットは、防御力が高い分、肌への負担が大きいです。有機化合物であるため、人によっては刺激を感じることがあります。紫外線吸収剤が化学変化で別の物質になったときの安全性や、環境への影響も懸念される点です。また、化学変化が起こるにつれて分子が壊れるため、紫外線を防ぐ力が弱くなります。
紫外線散乱剤の効果って?
「紫外線吸収剤」と合わせて良く耳にする「紫外線散乱剤」についても調べてみました。
引用: https://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1521858289/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cHM6Ly9hcm9tYWxpZmVzdHlsZS50b2t5by93cC1jb250ZW50L3VwbG9hZHMvMjAxNi8wMy91dmN1dDIucG5n/RS=%5EADBu8VHvariZmRUpC956CpwueeutUI-;_ylt=A2RCL55xZbRaazgAvS2U3uV7;_ylu=X3oDMTBrbjcxZG9nBHZ0aWQDanBjMDAyBDADanBjMDAy;_ylc=X3IDMgRmc3QDMQRpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjVElZai1nOG5jVURjNFNwSG5FZDlYa2lzWThuaDRTVG5jSmVFT09MRjRFSXlydXpoeko0RjFpZGNZBHADNTdTcjVhU1c1N2VhNXBXajVMbXg1WW1rBHBvcwMxMwRzZWMDc2h3BHNsawNzZnN0BHR1cmwD
紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を跳ね返すことで、紫外線が肌に当たるのを防ぐものです。 紫外線散乱剤のメリット メリットは、有機化合物ではないので肌への負担が少ないことです。多くは「ノンケミカル」と表示されています。また、紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないため、構造が壊れにくく効果は長持ちします。UV-AとUV-Bの両方が防げるのも特徴です。 紫外線散乱剤のデメリット デメリットは、白浮きしやすかったりベタベタしたりなど、使用感の悪さです。粒子をナノ化することで白浮きを改善した商品も出ていますが、粒子のサイズが小さくなったことによる人体への影響はまだ不透明であるといわれています。 また、おもな紫外線散乱剤の成分である酸化チタンや酸化亜鉛は、光触媒作用(紫外線が当たることで活性酸素が発生し、菌や有機物を分解する化学変化)があるので、肌への刺激となる場合があるといわれています。
皮膚の弱い方には紫外線散乱剤は刺激となってしまう事がある様なので、長時間の使用などは控え注意が必要です。
知っておきたい日焼け止め対策③「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」はどちらを選べばいいの?
日焼けをしっかりと予防したい方には紫外線吸収剤が配合されている日焼け止めがおすすめで、敏感肌の方には肌への負担を軽くする紫外線散乱剤が配合されている日焼け止めがおすすめです。
どちらが自分の肌に合うかは、使用シーンや時間なども考慮して使用して頂く事が大切です。
知っておきたい日焼け止め対策④日焼け止めのパッケージで良くみる「SPF]や「PA」って?効果的に使用できる時間は?
日焼け止め商品に必ず表記されている「SPF 50+」「PA++」は一体何を表しているのでしょうか?
購入する時に「数値が高いほうが良いの?」「+が多いほうが日焼け止め効果が高いの?」と迷われる方も多いと思います。
効果時間なども含めて、SPFとPAについて見ていきましょう。
日焼け止め良く見る「SPF 50+」などの表記は数字が大きくなれば長時間カバーしてくれる?
SPFはSun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略です。
太陽からふりそそぐ紫外線B波から、肌をどれだけ守れるかを表すための表示となります。
SPFの後にくる「50」「30」などの数値は、数字が大きくなるほど日焼け止めの効果が高くなる事を表していて、日焼け止めを塗ることによって、日焼けを防ぐ事の出来る時間を表しています。
ちなみに、最高値は「50」となっています。
日焼け止め良く見る「PA+++」などの表記は何を表しているの?
PAはProtection Grade of UV-A(プロテクション グレイド オブ UV-A)の略です。太陽からふりそそぐ紫外線A波から、肌をどれだけ守れるかを表した表示となります。
+プラスの数で効果の度合いを表し、「++++」プラス4つが最高値となります。
知っておきたい日焼け止め対策⑤日焼け止めには効果が持続する制限時間があります。
「SPF」や「PA+++」の表記でその日焼け止めの効果が持続する時間を知ることが出来ます。
引用: https://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1521856268/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cDovL3FsZW8tbWVkaWEuY29tL3dwLWNvbnRlbnQvdXBsb2Fkcy8yMDE3LzA2LzU4MTZjNTMzYzg5ZTFlY2ExM2I1OWM4NTFiZmMzNjVjLnBuZw--/RS=%5EADBY6quKCsE8JOJIIZcPE46vZ31kxU-;_ylt=A2RCL6OMXbRaKgUAjg.U3uV7;_ylu=X3oDMTBrbjcxZG9nBHZ0aWQDanBjMDAyBDADanBjMDAy;_ylc=X3IDMgRmc3QDMQRpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjUW9oMXdSRDRZU2RJNUs1SjRkaHN3N3Ffdl9FMTYwMzVyZGdEcTBhRjFnZlI2aktDdzFpTmYycnlrBHADNXBlbDU0Uzg0NEdSNXEyaTQ0S0JJT2FNZ2VlMm1nLS0EcG9zAzI1OARzZWMDc2h3BHNsawNzZnN0BHR1cmwD
知っておきたい日焼け止め対策⑥使うシーンや時間によって日焼け止めを選ぶ必要があります。
ついつい「SPF 50+」「PA++++」が「一番日焼け止めに効果がありそう!」と思われがちですが、日焼け止めを使うシーンや時間で選ぶことをおすすめします。
「SPF]や「PA」の数値が高くなると、それだけ「肌への負担が大きくなる」と言うことになり、肌荒れの原因にもなりかねません。
家の中では「SPF10~15 PA++」が効果的!
「家の中でも日焼け止めって必要なの?」と思われるかもしれませんが、紫外線は窓から入ってくるので対策が必要です。日頃パソコンを使う方も気をつけて頂きたいのが、画面から放出される紫外線にも日焼け止めは効果的です。
日常生活には「SPF15~20 PA+++以下」が効果的!
ゴミだしやベランダでの洗濯物干しなど、長時間日光に当たらないシーンであればSPF15~20がおすすめです。
海や山、レジャー、屋外でのスポーツには「SPF30~50 PA++++」が効果的!
日差しの強い海や山、屋外でのスポーツを長時間されるシーンではSPF30~50がおすすめです。
知っておきたい日焼け止め対策②日焼け止めの種類もさまざま!それぞれの日焼け止め効果時間は?
日焼け止めにも色々な種類があります。
髪の毛や頭皮を守るスプレータイプのもの、肌に塗ったりするローションタイプやミルクタイプのものまで種類はさまざまです。
日焼け止めの種類についてご紹介致します。
日焼け止め効果時間①クリームタイプ
引用: http://hitujijump55.sakura.ne.jp/sblo_files/passionlife1/image/E3839DE383BCE383A91.jpg
クリームタイプの日焼け止めは保湿力が高いことが魅力です。
乾燥肌タイプの方にはおすすめですが、油分が多いのでニキビが気になる方には注意が必要です。
油分が多いため、崩れてきたら塗りなおしが必要です。
日焼け止め効果時間②ミルクタイプ
ミルクタイプは伸びが良いのが特徴で、長時間の日焼け止め効果も期待できとても塗りやすいです。
スッと伸びるタイプが多く、敏感肌の方におすすめです。
日焼け止め効果時間③ジェルタイプ
引用: http://www.ishizawa-lab.co.jp/shigaisen/images/gel/main2.png
ジェルタイプは日焼け止めを塗った後のベタつき感が苦手な方におすすめです。
しかし、刺激成分が強いため敏感肌の方には注意が必要です。長時間の使用は控えたほうが良いでしょう。
日焼け止め効果時間④ローションタイプ
長時間効果を期待するのは難しいですが、ローションタイプは化粧水と同じ感覚で使用できる優しいタイプのものが多いです。
日常使いでは手軽でとても便利ですが、落ちやすい為レジャーなどで使用するのは向いていません。
日焼け止め効果時間⑤スプレータイプ
スプレータイプは頭から足元まで日焼け止め対策が一気に出来る優れものです。
ムラにならないように注意して下さい。
長時間の効果は難しいですが、手軽にスプレー出来るのがおすすめです。
日焼け止め効果時間⑥パウダータイプ
パウダータイプは使用感も優しく、メイクの上からも使用できるのが魅力です。
長時間の効果は難しくこまめに塗りなおしが必要ですが、敏感肌の方にもおすすめです。
知っておきたい日焼け止め対策⑧長時間長持ちする日焼け止めの塗り方
出来れば長い時間、日焼け止めの効果を維持したいですね。
日焼け止め効果持続時間を超えてしまうとやはり塗りなおしは必要ですが、日頃のスキンケアの後に日焼け止めをムラ無く塗り、使用する日焼け止めの種類にもよって違いはありますが、適量を守って使用することで長時間の日焼け止め効果が期待できます。
知っておきたい日焼け止め対策⑨それでも日焼けした後の効果的なお手入れ方法
忙しい方だとなかなか日焼け止めを塗りなおす時間が無かったり、急な外出で日焼け止めを塗る時間が取れないこともあると思います。
そんな時は美白効果のあるスキンケアを取り入れたり、たっぷりの化粧水などでケアすることで日焼けによる肌トラブルの予防が出来ます。
いかがでしたでしょうか?
沢山ある日焼け止め選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
紫外線吸収剤は時間を見てこまめに塗る直す必要があるので、気をつけなければいけません。