そもそもジャケットは自宅での洗濯が可能？
引用: https://image.mix.tokyo/017/8150031/0178150031-121_MAIN_600.jpg
ジャケットを自宅で洗濯するとなると、型が崩れるのではとか縮んでしまうのではとか、洗う頻度はどのくらいかなど不安な要素も出てきますよね。自宅で洗うには難しいものもありますが、できるものもたくさんあります。洗えるものとそうではないものを見ていきましょう。
水洗い可能なタグの見分け方
家で洗濯が可能なものは、以下のタグが書かれたものです。
洗濯表示は２０１６年の１２月から新しい絵表示が採用されたため、従来の物と新しい表示の物の２種類が存在します。上記の左２つは新表示、右２つは従来の物です。
他にもこのマークの物は洗うことができます。ただ真ん中のｘマークの物はちょっと注意が必要です。以下に理由を書きますね。
家での洗濯が難しいタグ
上記２つのマークは同じ意味にもとれますが、新・旧表示で意味が異なります。左の旧マークではおうちクリーニングができますが、右の新マークではおうちクリーニングができません。ちょっと見分けが難しいのが難点。
他にも洗濯しにくいものとして、レーヨンや皮革、毛皮、キュプラ、ベルベットのようなもの、着物、色落ちしてしまうもの、しわ加工など特殊加工がしてあるもの、などが挙げられます。これらが素材に使われているジャケットは自分で洗濯をしてしまうと、縮みや型崩れ、色落ち、風合いが損なわれる恐れがあるため専門店にお願いする方がよいでしょう。
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さっそくジャケットを洗濯、でもその前に
準備するものは、ジャケット、洗濯用ネット、洗剤、ハンガーやアイロン。手洗いの場合は洗い桶などを用意してください。バスタオルなどのタオル類を使う場合もあるので、用意しておきましょう。
安心して洗えるように前準備もしておこう
色落ちしてしまうかどうかは洗ってみないと分からないですが、後悔しないためにも前もってにテストしてみることをお勧めします。テストしてみて色落ちがひどいようならば、ジャケットが持っている元々の色を洗濯後に保つのは難しいのでクリーニングに出したほうが賢明かもしれません。
テストのやり方ですが、ジャケットの内側などの表から見えない所に、使用予定の洗剤を少し付けてしばらく待ちます。その後洗剤を塗布した箇所ににティッシュなど当ててみて、色移りがあるかを確認。色移りしていないようなら早速洗濯に取り掛かりましょう！
ではジャケットを水洗いしてみよう！
手洗いの場合と洗濯機を使った場合の２つを紹介します。手洗いのほうがより優しく、洗濯機では簡単に手間をかけずに洗えます。洗う頻度やかけられる時間など好みのものを選んでみてください。
手洗いの場合
まず樽や桶、大きな洗面器など、使用するものの大きさに合わせてジャケットをたたみます。水をためた中に洗剤を入れて洗剤の濃い所と薄い所がないようによく混ぜておきます。そこのたたんだジャケットを入れて両手で押すように水に沈ませます。力を抜いて、ジャケットが浮かんで来たらまた押し付ける、を繰り返します。１０分ほどそのまま洗剤液に浸しておき、今度は上下を逆にしてさらに１０分。
その後洗剤水を捨てて、きれいな水に換えつつ押し洗いをし、すすぎます。水を切る方法ですが、ギュッと絞るよりは、バスタオルなどに挟んで水分を吸収させる方法がジャケットには優しいです。軽くジャケットを巻いて押すように水分を排出するやり方もあります。
洗い桶などがない場合は、シンクとかバスタブ、洗濯機を使っても。
洗濯機の場合
手洗いの場合と同じように、今度は洗濯ネットの大きさに合わせてジャケットをたたんでネットに入れます。
洗濯機を、手洗いコースやドライコース、おうちクリーニングコースなどの、優しく洗えるコースを選び洗濯を開始します。脱水まで洗濯機にお任せです。
洗濯後のジャケットの干し方
風通しの良い所で陰干しにします。できるだけ立体的に干す方が縮んだりしわが寄りません。例えばハンガーにバスタオルを巻くとか、空気を入れたビニール袋を使うとか工夫してみるのもいいですね。タオルを使うと乾き方も早めです。
袖の部分に丸めたタオルを入れてみても。
アイロンがけ
ジャケットを干して完全に乾ききる前の、若干湿っているかな程度の状態の時にアイロンをかけるとしわがきれいに伸びます。ジャケットが綿製ならそのままで、化繊繊維ならドライアイロンでと、素材や洗濯タグでアイロンも切り替えを。あて布も忘れずに。
普段のお手入れでできること
いつもきれいなジャケットを着たいけど、毎日洗うわけにもいかないですよね。水洗いの頻度の目安は、ご自身ができる範囲でやるのが一番。でも水洗い以外にもできることはあります。衣類用のブラシを使ったブラッシングは、繊維の奥の汚れも落としてくれます。スチームアイロンをかけたり、しわ取り消臭スプレーをしたり、ジャケットを休ませる火を作ったり。ちょっとしたことでジャケットいつでもきれいなまま保てますよ。
まとめ
ジャケットを自分で洗うのって、縮むのではとか洗う頻度とか何かと不安になるかもしれません。でもやってみると多少の手間はかかるかもしれませんが自分にもできるんだ！と感動しますよ。ぜひお試しを！
