ダンボールおもちゃを作るときの注意点!
ダンボールと言っても厚みや硬さなど様々です。作りたいおもちゃや、作るこどもの年齢に合ったダンボールを選ぶことが大切です。こどもがハサミやカッターを使用する場合は、親が指導しながら注意して行いましょう。
小さなこども用おもちゃは掴みやすい薄くて軽いダンボールを使用するのがおすすめです。大きなこどものおもちゃや大人がつくるおもちゃは厚みのあるダンボールを選ぶと良いでしょう。
ダンボールおもちゃの作り方例①ダンボールおままごと
小さなこどもの遊びとしておままごとは1番人気と言えるでしょう。中でもお店やさんは年齢差があっても、兄妹でも楽しくできる遊びです。
ダンボールでおままごと用のおもちゃを作るのはとても簡単です。ドーナツの場合、ダンボールに大と小の丸を書き切り抜きます。可愛いドーナツにするコツは色を塗ったり、ストーンを付けたりカラフルにすると良いでしょう。
他にも野菜や調味料、飲み物の絵を書いて切り取ればスーパーのお買い物ごっこができます。紙に書いたものよりしっかりしているので、立て掛けて並べられるのも良いです。
ダンボールおもちゃの作り方例②ダンボールお面
ダンボールお面は、豆まきの鬼を作るときに利用されることが多いです。他にもハロウィンの仮装や、クリスマスのサンタさんをお面で作ったりと、どんなものでも作ることができます。
作り方のコツは、まずお面の大きさを決めたら目の位置を決めます。絵を書いた後で目を合わせると合わないこともありますので、最初に目の位置を決めておきましょう。
あとは好きなように顔を書いたり、色を塗ったりしましょう。最後に耳にかけるゴムを付ける穴を開けて、ゴムを通してできあがりです。柔らかいダンボールを使用すると良いでしょう。
ダンボールおもちゃの作り方例③ダンボール顔出しパネル
お面とは逆に自分の顔を出す、顔出しパネルは旅行先やテーマパークなどで良く見かけます。つい写真を撮りたくなってしまいます。そんな顔出しパネルもダンボールで作ることができます。
作り方のコツは、顔を出す穴の大きさを使用するこどもの顔より少し小さくすることです。穴が大きすぎると体や背景が見えてしまうので、パネルの裏側に顔の大きさを書いておきましょう。
顔出しパネルは分厚いしっかりしたダンボールを使用しましょう。顔を出す位置を中心に絵を書いていきます。飾り付けをして立体感を出すのも良いでしょう。こどもの好きなキャラクターのものは特に喜びますし、SNS映えもします。
ダンボールおもちゃの作り方例④ダンボールギター
ダンボールで楽器を作れば、バンドマン気分が味わえます。楽器に興味をもったけど、本物は重たく小さなこどもには持たせられないという人も多いでしょう。そんなときはダンボールで楽器を作ってあげましょう。
ギターを作る場合のコツは、分厚くて硬いダンボールを使用することです。ギターはネック部分が細いので、硬いものでないと折れてしまうことがあります。弦は紐や毛糸を使ってダンボールの切り込みを入れ、引っ掛けて作ります。
本体部分に穴を2箇所開けて、ストラップ代わりに紐を通して完成です。他にも丸くダンボールを切り抜いて、筒状のものと組み合わせて太鼓を作ったりなど、色々な楽器が作れます。
ダンボールおもちゃの作り方例⑤ダンボールロボット
男の子に大人気のダンボールロボットは、頭から体まで全部ダンボールで作るこどももいます。難易度が上がるため、小学生以上の男の子が作ることが多いようです。
ロボットの顔といえば、大きな丸い目が2つに四角い横長の口でしょう。カッターが使えれば、作り方はとても簡単です。ダンボールの蓋は切り取り、逆さまにして使用します。そこから頭を入れます。
目と口をくり抜いてできあがりです。あまり大きなダンボールを使用すると被ったときにバランスが悪くなるので、頭のサイズより少し大きめのダンボールを選ぶのがコツです。
ダンボールおもちゃの作り方例⑥ダンボール車(列車)
こどもなら1度は必ずダンボールの中へ入って、後ろから押して車ごっこをしたこともあるでしょう。このダンボール車をアレンジして、可愛いおもちゃにしましょう。
車の場合、ダンボールの両サイドにタイヤとなるダンボールのパーツを貼り付けます。正面は、自宅の車のようにしてもいいですし、パトカーや消防車をモチーフにしても良いでしょう。
車より電車が好きなこどもには列車の絵を書いてあげましょう。ダンボールの底をくり抜いて上部に4箇所穴を開け、肩紐を付ければ自分で歩いたり走ったりして動かすことができます。軽いダンボールを使用するのがコツです。
ダンボールおもちゃの作り方例⑦ダンボール自動販売機
ダンボール自販機は小学生向けのダンボールおもちゃです。夏休みの工作で話題になりました。作り方は少し難しくなりますが、コツが分かればすぐに作れます。
まずダンボールを組み立て、商品を並べる部分とボタン部分、商品が出てくる部分をくり抜きます。牛乳パックを使って内側に商品を入れる場所を作り、ボタンの位置に商品がくるように取り付けます。
ボタンに押されて下に落ちた後、商品が手前に転がるように奥を高くした坂を取り付ければ完成です。ダンボールに絵を書いたり、リメイクシートで可愛くしても良いでしょう。
ダンボールおもちゃの作り方例⑧ダンボールキッチン
ダンボールキッチンは、硬めのしっかりしたダンボールを使用するのがコツです。柔らかものを使用するとすぐに壊れてしまいますので、分厚くて硬いものを使用しましょう。
1番簡単なものは、ダンボールを組み立てシンク部分をくり抜いてつくります。調理用ボールやタッパーなどをシンク代わり使用し、ダンボールに乗せ型を取ります。少し小さめに切り抜いて引っかかるようにしましょう。
水道部分は、シャンプーなどのヘッドを利用したり、100均の蛇口型インテリアを利用しても良いでしょう。シンクの隣にコンロに見立てたダンボールを貼り付けますます。ペットボトルの蓋で作ったコンロのつまみを付けたらできあがりです。
ダンボールおもちゃの作り方例⑨ダンボールハウス
ダンボールハウスは、大人でもこどもの頃に作ったことがある人も多いのではないでしょうか。ダンボールハウスを作る際は、ダンボールの種類を使い分けるのがコツです。土台はしっかり自立してくれる厚めのものにしましょう。
ダンボールハウスの簡単な作り方は、まずダンボールを組み立てて上部を開けます。このとき屋根を付けるために四つ角を斜めにカットしておきます。屋根になる部分は薄めのダンボールを使用し、斜めにカットした部分に合わせてガムテープなどでしっかり固定します。
玄関は線を書いてカッターで切っていきます。ドアノブはダンボールで作っても、100均に売っているものを付けても良いでしょう。窓をくり抜いたり、飾り付けをしたりして好みのダンボールハウスにしましょう。
ダンボールおもちゃの作り方例⑩ダンボール迷路
ダンボール迷路は、広い場所でないと作れませんが、保育園や学校で作る際は参考にしてください。こどもは迷路と聞くだけでテンションが上がりますので、機会があれば試してみてください。
ダンボール迷路を作る場合はまず設計図を書きましょう。ダンボールを置く部分に色を付けて分かりやすくしておくのがコツです。スタートとゴールは同じ場所にすると作りやすいです。
始めに外枠を囲って、設計図通りにダンボールを組み合わせていけば完成です。ダンボールが倒れそうな場合は、水の入ったペットボルトでダンボールを挟むとしっかりします。迷路の途中に絵を飾ったりするのも良いでしょう。
【まとめ】ダンボールで自分だけのおもちゃを作ろう!
ダンボールでおもちゃを場合は、ハサミやカッターを使用するので気を付けて作業しましょう。こどもだけで作れるものから、大人が手伝わないと作れないものなど様々です。
ダンボールを使用して自分だけおもちゃを作ることにより、こどもにものを大事にする気持ちが生まれます。想像力や発想力も身につきますので、是非家族で楽しんでください。