クッションを手作りしたい!
「おしゃれでかわいいクッションがほしいけど、なかなか好みのものがみつからない」という方。どうせなら、手作りしてみてはいかがでしょうか?実はクッションは、意外に簡単に作れるのです。材料もシンプルで、ミシンがあれば数十分でOK。もちろん手縫いでも比較的簡単にできます。今回は、自分でできる超簡単なクッションの作り方をご紹介していきましょう。
クッションの手作り法①綿をつめたクッション
最初にご紹介するのは、中身に綿をつめた手作りクッションです。ファスナーがないので、作り方はいたって簡単。ではさっそく見ていきましょう。
材料と道具
以下のような材料と道具を用意しましょう。
(用意するもの)2枚の布、市販のクッション用綿、ミシン、糸、はさみ
2枚の布は、下のように測って切っておきます。基本的にこれだけの材料でOKです。
生地のサイズを決める
続いて生地のサイズを決めておきます。まずは好みの大きさのクッション用綿を用意して、大きさを測りましょう。2枚の布の大きさは、綿の周囲3辺に1cmの余裕を持たせ、残り1辺は15cmの幅を取ったサイズとなります。
布を縫う
次は布を縫いましょう。まずは布の表面を内側にして2枚を重ね合わせ、3辺をミシンで縫っていきます。約1cmの縫いしろを取り、端はほつれ止めとしてジグザグにミシンをかけましょう。
次は残りの辺ですが、こちらは袋の口になる部分です。開いた口の端を1cm幅で三つ折りにし、ミシンを1周かけましょう。裏返っていた袋を表に返せば、クッションカバーの完成です。
綿をつめる
最後に綿を詰めます。詰めた後、カバーの余った部分を中に折り込んでしまえば手作りクッションの完成。ファスナーがないので、洗濯やアイロンがけにも便利なクッションです。ミシンがない場合は、もちろん手縫いでもOKです。
クッションの手作り法②ヌードクッション
続いてご紹介するのは、ヌードクッションを使った手作りクッションの作り方です。市販のヌードクッションを使って、クッションカバーを縫っていきます。
生地のサイズを測る
まずはヌードクッションの大きさに合わせて生地を測ります。クッションのサイズはタグに記載されていますが、わからない場合はメジャーで測って見て下さい。ここでは、40×40cmのクッションを例に見ていきます。
生地の一方の辺(横)は、クッションの裏表それぞれ40cmずつに加えて打ち合わせ部分を20cm取り、さらに縫い代3cmずつ6cmを取ります(計106cm)。打ち合わせ部分はお好みでも構いません。もう一方の辺(縦)は40cmに加えて縫い代1cmずつ2cm、計42cm取ります。
布を縫う
上で測った生地をカットし、縫い合わせます。手縫いでも構いませんが、ミシンを使うとより簡単です。まずは両端(横)の縫い代部分3cmを、それぞれ1.5cmずつ2回折ります。折った部分はアイロンで折り目をつけ、直線で縫いましょう。
両端を縫ったら生地を裏返しにし、横辺が40cmになるよう3つ折りにします。次は上下の縫い代部分をミシンでジグザグに縫い、裏返したらクッションカバーの完成です。文章では少々わかりづらいので、より簡単な動画をご紹介しておきましょう。
ヌードクッションの種類
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31A22%2BOAHAL.jpg
ヌードクッションとは、クッションの中身の部分です。ヌードクッションにはいくつかの種類がありますが、最も一般的なのはポリエステル綿のクッションです。市販のクッションには大体このポリエステル綿が使われています。
その他「パンヤ綿」という天然繊維のクッションもよく使われます。また独特な触り心地が人気のビーズや、高級感のあるフェザーなどいろいろな種類のヌードクッションが販売されています。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61azlfPaV9L._SL1500_.jpg
手作りクッションのまとめ
いかがでしたか?以上、クッションの簡単な手作り法をご紹介しました。クッション自体はそれほど高いものでもありませんが、手作りするとより自分好みのものが手に入ります。
材料や道具さえあれば、だれでも比較的簡単に手作りが可能。もちろん手縫いでも構いませんから、なかなか気に入ったクッションが見つからないという人は、ぜひチャレンジして見て下さい。