オイルレザーって?
オイルレザーとは、革をなめす時にオイルを染み込ませる事で、革をよりしなやかにして耐久性を増した革の中でも最高級といわれるものです。
オイルレザー見分け方や美しいオイルレザーの作り方は、オイルレザーを知る上でとても大切です。
革中のタンニン成分が酸化する事で、革自体が淡褐色に近づき、使っていくうちに人の皮脂や汚れが染み込み、変化がおこります。
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使い込むことで、世界に唯一のオリジナルになっていきます。極力汚れを気にせずに、風合いが変化することを楽しみつつ、革の価値を最大限に引き出せるのが特徴です。
1:オイルレザーの見分け方は?
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ここで気になるのは、オイルレザーと普通のレザーの見分け方だと思います。
オイルレザーの主な特徴は、「肌触りがいい」や「使い込む事で風合いが変化する」「吸湿性を持っている」「革本来の傷や染み残っている」「色がまだら」「色褪せる」「色が服に移る」などが主な見分け方です。
見分け方に慣れてくると、革製品を見るのが更に楽しくなっていきます。
2:オイルレザーのお手入れ方法
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革の表面をワックスに保護されているので、基本的には「乾拭き程度」の簡単な手入れでも大丈夫です。
正しいお手入れを行う事は、美しい深みのある革の作り方には欠かせません。
3か月~半年に1回程度、「保革クリーム」などで革に適度な油分を与えるお手入れが大切で、それにより革の傷みが軽減され、耐久性が向上し、防汚効果も備わります。
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革の汚れが気になる方は、保護クリームを定期的に塗るお手入れ方法がおすすめです。クリーナーと併用することで、ある程度の汚れを防ぐ事が出来ます。
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汚れが気になる場合は、「マルセイユ石鹸」をよくしぼったスポンジに含ませて、泡立てるようにして軽く擦りお手入れして下さい。マルセイユ石鹸を使う事で、皮の汚れを浮かせて布で泡と水分を拭き取ってください。
汚れに応じて、数回繰り返すことで次第に気になる汚れが落ちていきます。スポンジを強く押すと、浮いた汚れがさらに革に移ってしまうので注意が必要です。
3:オイルレザーの魅力!
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オイルレザーの魅力は、やはり使い込むにつれて浸透したオイルが徐々に溶け出し、艶が出てくる事でしょう。作り方も持ち主のアジが出てくるのが、楽しみの一つでもあります。
新品の時よりも使い込んでいく事が、素晴らしい革の作り方に繋がり、革を育てていくと言う楽しみを味わうことができます。こうしたものが更に革の見分け方を楽しくさせてくれます。
オイルレザーは、「ソファー」などの大きい家具から、「財布」や「名刺入れ」「キーケース」「手帳カバー」などの皮製の小物まで様々な製品に利用されています。
革は、爪などで傷がつきやすいのです。しかし、オイルレザーは、指先で擦る事でオイルが溶け出し、傷を目立たなくさせる事が出来ます。
これは、オイルレザー最大の魅力だと言われています。
3-1:オイルレザーの魅力!【エイジング】
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オイルレザーのエイジングは年月を重ねて使用する事で、皮に深みが出てくる事を言います。
革の財布や名刺入れ、キーケースなどの革小物も1度購入したらエイジングを楽しめるので、数年は買い替えの必要がありません。
高級な革製品は、高額ですが大人の男性が持つ事で更に魅力が増していきます。
3-2:オイルレザーの魅力!【プルアップレザー】
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プルアップレザーとは、革を折り曲げたり、引っ張ったりした際に、オイルが繊維内を移動し皮表面の色が変わるプルアップ効果が語源となっています。
特徴としては、オイルレザーよりもオイルが多く含まれています。プルアップレザーの革を指先で押すと、オイルがじわっと革の繊維から浮き出てきて繊維に沿って美しい白いライン出てきます。
使い込んでいくうちに、皮のシワ部分にも徐々にオイルが溶け出し、自分流の作り方で深みを増してくれます。
しっとりした自然な手触りと、使い込めば込むほどに美しい独特のツヤを生みだしていきます。
4:オイルレザーの作り方
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オイルレザーの作り方で大切なのは、皮の「なめし」と言われています。
なめしは、動物の皮はそのままだとバクテリアに分解され腐敗していくのを防ぐために行う目的があります。
なめし剤を使う事で、革の主成分であるたんぱく質に化学変化を起こして腐敗が防止してくれます。
オイルレザーの作り方で大切な、なめしを行うことで、耐熱性が上昇する事ができます。牛革タンニンなめし革であれば、耐熱性は「75℃~90℃」まで、牛革クロムなめし革であれば「95℃~120℃」まで上昇する事が出来ます。
皮は、そのままだと固くなったり腐敗したりしますが、それを防いで皮を柔らかくし耐久性や可塑性を加える事で、温かみのある革として長く利用することが可能になります。
5:おすすめのオイルレザー!【ポルタビリエッティ ダヴィジタの名刺入れ】
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ポルタビリエッティ ダヴィジタの名刺入れは、大人の男性におすすめのオイルレザーを使った名刺入れです。イタリアの革業界で「バケッタ」とは、植物の渋成分でなめされた植物なめし革の総称の事を言います。ベジタブルタンニンレザーとも呼びます。植物なめしは、浸透するまでに非常に時間がかかりますが、その分オイルたっぷりの革ができあがります!オイルたっぷりの革は乾燥しにくく、時間が経ってもひび割れを起こしづらく、深い飴色に変化して革のコシを保ったまま少しずつ柔らかくなっていく特徴があります。
6:おすすめのオイルレザー!【ブライドル キーケース】
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ブライドルのキーケースは、イギリスが誇る最高級の馬具革であるブラドルレザーを表に使用して、欧州の厳選されたヌメ革を内装に使用された総皮のキーケースです!大人の男性に相応しいブライドルのキーケースは、金属との相性も良く、格式高さの中に繊細な風合いや深みを感じさせてくれます。プレゼントにも最適です!汚れを気にせず使い込む事で、アンティークな美しさが引き立ちます。カラーバリエーションも多くあるので、好みのレザーキーケースが見つかるはずです!
7:おすすめのオイルレザー!【マットーネ・ジルベルト】
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ビジネスマンにおすすめのマットーネ・ジルベルトは、イタリア千年の誇りと気品を感じる大人の男性にぴったりです!カジュアルシーンでもビジネスシーンでも両方の顔を持ち、経年変化を楽しむ事ができます。外装のマットーネは、イタリア最高級の皮革です。表面の加工を極限まで減らしているので、革本来の良さが活かされています。カラーバリエーションは、重厚感ありシンプルな存在感が魅力の「オールドブラック」、経年変化を楽しめる「ブランデー」、使い込む事でお洒落な深みが出てくる「ビターチョコ」、芳醇な風合いが魅力の「ダークネイビー」の4色から選ぶ事ができます。
オイルレザーのまとめ
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如何でしたでしょうか?オイルレザーは、見た目にも高級感があり、使えば使うほど存在感や深みを増し、革を育てる楽しみが味わえる大人の男性にピッタリなおすすめの素材です!ソファーなどの大型の家具から、日常で使う財布やキーケース、名刺入れなどの小物もバリエーション豊かにあるので、とても取り入れやすいのが特徴です。爪による傷なども中のオイルでカバー出来たり、お手入れも半年に1度程度なので、手間もかかりません。経年変化を楽しむ事ができるオイルレザーを持ち物に加えて見ては如何でしょうか?