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スカジャンとは?スタジャンとの違いを初心者にも分かりやすく解説!

2024.02.25

スカジャンとスタジャンって似ていても違うものです。両方ともファッションアイテムの一つのジャンルうぇお確立していますが、具体的に、スカジャンとは何か、そしてスタジャンとは何か、その違いをわかりやすく説明していきたいと思います。

  1. スカジャンとは?
  2. スカジャンの歴史とは?
  3. スカジャンの元祖とは【テイラー東洋】
  4. スタジャンとは
  5. スタジャンの歴史とは
  6. スタジャンとスカジャンの違いとは①素材
  7. スタジャンとスカジャンの違いとは②デザイン
  8. スタジャンとスカジャンの違いとは③リバーシブル
  9. スタジャンとスカジャンの違いとは④シーズン
  10. スカジャンの略称の異説
  11. スカジャンとスタジャンの違いまとめ
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スカジャンを町中で見かけると、かなり華やかでカラフルなタイガーやドラゴン、富士山などの東洋的な柄の刺繍が特徴で、すぐにスカジャンと分かりますね。でも、スカジャンとは一体何か、ファッションに興味を持ち始めたばかりの人はご存じないかもしれません。スカジャンとは、横須賀ジャンパーを短くした略称のネーミングというのが一般的な説なのです。
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スカジャンとは、もともと第2次世界大戦後、横須賀にあった米軍基地周辺で販売されていた、米軍の兵士のためのお土産用のジャンパーでした。そのために、アメリカ人の持つ東洋の中の日本のイメージで、軍人が好む強そうなタイガーやドラゴンなどの東洋の古美術の絵画のモチーフにあるような図柄を使ったジャンパーがアメリカ本国の家族や友人に喜ばれたのです。
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最初は、横須賀でオーダーメードで自分の基地や舞台のマークを刺繍していたものから、鷲やドラゴンなどの図柄を入れて日本土産にしたものだったのです。そから、アメリカでも大人気になったスカジャンは、今ではアメリカのブランドによっても制作されるほどメジャーな一つのファッション文化になったほどです。しかし、その歴史は、やはり日本で始まったのは確かなことです。
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日本におけるスカジャンの元祖とは、テイラー東洋という老舗ブランドです。今でも、スカジャンのトップメーカーとして多くの愛用者がいるほど人気ブランドであり続けているほどです。1950年代にはスカジャンの95%を生産するほどで、大人気のお土産になったのです。なお、当時の商品名は、『スーベニアジャケット』という名称だったそうです。
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テイラー東洋の当時の会社名は、「港商商会」で、現在は東洋エンタープライズとなっています。創業は1940年代で、今もなお、そのクオリティの高さから、ほかのブランドも多数スカジャンを作る中でも、スカジャンという一つのファッション文化を支える中核的存在であり続けています。
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スタジャンとは、スタジアム・ジャンパーの略称です。スタジアムで着るジャンパーという意味で、野球選手が来ているのがそのまま一つのファッションとして定着したものです。もとは、野球選手のための防寒着として生まれたジャンパーで、それは野球のスタジアムで今日でもよく見かけます。
スタジャンは、主に野球チームのマークがついたものや、大学や高校の部活で使われているもの、そして、ブランドが作っているものがあります。野球のユニフォームの上から着られるようにゆったりとしていながら、防寒帽風に優れたデザインで、ファッションアイテムとしても浸透しています。
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しかし、本来スタジャンという略称は、英語ではなく、トランプなどと同じ和製英語に属します。本来は『Award Jacket』や『Baseball Jacket』というのが英語文化圏では普通の名称なので、海外ではスタジアム・ジャンパーも略称のスタジャンも通用しないのでご注意ください。意外に、日本で使っている言葉で海外で通用しない言葉って多いですよね。
スタジャンの歴史は、アメリカで始まっています。高校や大学の野球チームが使い始めたのが始まりなのですが、その草分けはハーバード大学の野球チームで、1865年のことです。現在では、大学の在校生や卒業生によっても愛用されているぐらい、アメリカでは一つのステータスとなっています。
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スタジャンは、もともとが武官ぎなので、寒さ対策のためしっかりとした素材が使われています。風を通さない皮の素材や、保温に優れたウール素材などで作られています。やはり、寒い季節に着るというイメージですね。体を冷やさないような作りとなっています。
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スタジャンに対してスカジャンは、お土産という要素が強いです。旅行先でよくその土地らしいデザインのTシャツを買うのと同じような感覚なので、革などは使わず、サテンなど薄い生地を使用しています。あまりかさばらずにたためて旅行できるお土産なのです。
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スタジャンは、大学などの野球チームの防寒着として生まれたのですが、そのもとといえる基本的なフォルムは軍用のジャンパーでした。これに関してはスカジャンも同じように、米軍のジャンパーがもとになっているので、共通しているといって過言ではありません。
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しかし、スタジャンが学校のロゴなど学校を意味する略称の文字や交渉などのエンブレムが中心なのに対して、スカジャンは東洋を感じさせる雰囲気のカラフルな刺繍が中心となっています。スタジャンを切る意味が学校やグループに帰属しているステータスなのに対して、スカジャンは見栄えが派手でファッション性が高いといえるでしょう。
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スタジャンが野球選手の防寒着だったように、かなりしっかりとしたつくりなのに対して、スカジャンはもともとはお土産というポジションなので、少し遊び心が入っています。その一つの特徴として挙げることができるのが、リバーシブルというものです。
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リバーシブルとは、内側と外側を入れ替えることで、まったく違ったデザインのジャンパーになるというものです。そのため、通常は派手な刺繍の内側は無地になっていて、それをひっくり返すと無地のスカジャンになるという感じで2つのデザインを楽しむことができるのです。
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このため、コーディネートをするときにはどちらを表にするかを選べるので、かなり遊び心がくすぐられるファッションアイテムといえるでしょう。スカジャンが米軍の軍人の間で日本土産として人気を博した理由の一つといえるでしょう。
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スタジャンは、寒いスタジアムで出番を待つ野球選手が体を冷やさないために使い始めたとおり、基本的に冬に着るアウターです。ですから、寒い季節のファッションということができます。それに対してスカジャンは、サテンなど薄い生地で作られていて、冬には適していません。
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デザインに花柄なども多く、どちらかというと春から秋にかけて着るファッションといえるでしょう。真夏でも、冷房が効いた空間では軽く羽織っておくのにも使えます。そう言う意味では3シーズン使えるのが特徴ですね。
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スカジャンの略称は、横須賀ジャンパー(ヨコスカジャンパー)のなか5文字スカジャンが有力な説なのですが、これ以外に異説が実はあるのです。それは、スカジャンの本来の正式名称「スーベニールジャケット」に描かれている刺繍によく使われるモチーフがスカイドラゴンで、『スカイドラゴンジャンパー』のスカとジャンを取ってスカジャンとなったという説です。なお、本来の商品名の「スーベニール」とは、お土産という意味です。
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スカジャンとスタジャンの違いまとめはいかがだったでしょうか。日本発祥でアメリカに広まった横須賀ジャンパー、略称スカジャンと、アメリカのスポーツシーンで生まれた和製英語スタジャンの違いは、興味深いものではないでしょうか。切るシーズンが被らないので、両方揃えてみるのがおすすめですね。合わせるボトムやインナーが共通しているので、着まわせる便利なアイテムと思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
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