くせ毛はアイロンで直せる？
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アイロンは、髪を熱で伸ばすアイテムとして有名ですよね。特にくせ毛で髪がうねっていたり前髪にこだわるなど、使っている人が多いですね。しかし、くせ毛でアイロンを使っているけど、なかなかまっすぐにならないと悩む人も少なくありません。
実は、アイロンは上手に使いこなす方法があります。まずは、アイロンでくせ毛が伸びる仕組みを見ていきましょう。
アイロンでくせ毛が伸びる仕組み
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アイロンは、熱で髪の形状を変えてくせを伸ばします。アイロンの種類によっては、200℃まで温度調節ができるものもあります。
髪はほとんどがタンパク質でできています。通常のくせ毛のない髪は、規則正しくタンパク質同士がくっついていますが、くせ毛はタンパク質が不規則に並んでいる状態です。
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ヘアアイロンは、熱によって不規則なタンパク質を固めて、まっすぐな状態にすることでストレートにします。ドライヤーの熱ではこのようなことはできないため、熱を与えながら形状をまっすぐに整えるヘアアイロンがくせ毛に効くと言われています。
すぐ戻る…アイロンが効かない髪質とは？
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市販でよく売られているヘアカラー剤ででセルフカラーをしている人は、アイロンが効かない可能性があります。さらに、セルフカラーだとムラになりやすくなります。
安いからといって繰り返し行なっていると、その分髪のキューティクルが剥がれ落ち、中にあるタンパク質などの栄養成分が流れてしまうでしょう。
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このような状態でヘアアイロンをあてても、痛みをさらに悪化させるだけです。ひどい場合は、すぐ戻るどころか髪の表面がチリチリしてしまうでしょう。
髪がひどく傷んでいる場合は、ヘアアイロンを控えた方が良いですね。まずは、健康的な髪にするためのケアをする必要があります。
くせ毛をアイロンで直すメリット・デメリット
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くせ毛をアイロンで直す際、主に以下のようなメリット、デメリットがあります。
くせ毛をアイロンで直すメリット
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くせ毛はアイロンをあてることで、短時間で綺麗なストレートヘアにできます。 始めは慣れなくても、ある程度経験を積めばナチュラルなスタイルができるようになるでしょう。
また、ある程度好きなヘアスタイルにアレンジできるのもいいところですね。アイロンで作ったスタイルはシャワーなどですぐにとれるので、その日の気分によって好きなスタイルを楽しめます。
また、髪がまっすぐになることで、見た目もつやが出ます。 ドライヤーと比べると持ちはいい ですし、縮毛矯正やパーマを定期的にかけるよりコスパも良いです。
くせ毛をアイロンで直すデメリット
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くせ毛をアイロンで直す際、まず一番のデメリットとしてあげられるのが、髪が傷みやすいということですね。また、慣れないとセットにに時間がかかることも。慣れるまである程度練習が必要になるでしょう。
また、もう一つの欠点としてあげられるのは湿度に弱いところ。湿度が高い雨の日や、汗をかきやすくムシムシしている日は、せっかくセットしてもくせ毛が戻る可能性もあります。
くせ毛をアイロンで直すときの注意点
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アイロンは、様々な種類がありますが、大体100～200℃ぐらいまでのものが一般的です。非常に高温でやけどの恐れがあるため、扱いには十分注意が必要です。特に前髪などおでこに近くなる部分は注意！
温度設定など、間違った使い方をすると上手くセットができません。くせがすぐ戻るということもありますので、コツをしっかり押さえておきましょう。アイロンは一時的に髪をまっすぐにする力はありますが、それを長く維持するためには、これからご紹介するコツが必要です。
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また、高温になる分、髪への負担は大きくなります。髪のセットに毎日アイロンを使うのはなるべく避けた方が良いでしょう。髪のダメージも、毎日蓄積されていくのです。ダメージはさらにくせ毛を悪化させるため、悪循環になる恐れも。そうなると、いくらセットしてもくせ毛が戻ることになります。
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ
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くせ毛はアイロンでセットして直すことができますが、一番の大敵は湿度ですね。そんな湿度に負けないセット方法やコツをご紹介します。
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ①上から下に滑らせる
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まずアイロンの動かし方ですが、髪の流れに沿って上から下に滑らせるようにしましょう。ヘアアイロンを引く際に横や斜め下に向かって伸ばすと、根元部分が立ってしまいます。そうすると髪が膨らんでいるように見えるので注意しましょう。
また、毛先まできたら内側に向かって伸ばすと、まとまりが出てくせ毛も目立たなくなります。
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ②髪が乾いた状態で行う
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もしも髪が濡れている状態でアイロンセットを行うと、蒸気が出てなんと髪の内部が100℃ほどになります。そうなると当然髪の毛を痛めることになるのは分かりますよね。
濡れた髪にヘアアイロンを当てた際、「ジュッ」という音がなっているときは、髪の内部の水蒸気が爆発している証拠です。 そのため、髪が濡れた状態ではいくらアイロンでセットしてもきちんと伸びず、すぐに元に戻るのです。
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ③高温で素早く行う
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アイロンをあてることは、100℃などの低温で行っても200℃の高温で行ってもそこまで大差はありません。そのため、ダメージを気にして低温で何回もあててしまうのは逆に危険です。
かえって180℃ほどの高温で短時間で仕上げてしまった方が、低温で何度もあてるよりダメージをある程度少なくはできるでしょう。また、高温で1回滑らせた方が綺麗に仕上げられます。
また、髪の同じところに長時間あてるのは避けましょう。髪に取り返しのつかないほどの深刻なダメージを与えてしまいます。髪の毛が切れてしまったり、焦げることもあります。同じ部分に熱が加わらないようにさっと手早くあてましょう。
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ④湿度の低い場所で行なう
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アイロンは熱を放出するので、特に夏などの暑い時期は汗が出やすいですよね。その汗によって湿度が高くなるのでくせ毛がうまく伸びなくなります。
また、伸びたとしても汗によってすぐ戻ることに…。特に暑くて湿度が高くむしむししている日は、冷房を効かせた場所でセットを行いましょう。
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ⑤アイロン用のスタイリング剤を使用
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ヘアアイロン用のオイルタイプのスタイリング剤にはオイル成分が入っているため、水分が高温で蒸発しにくくなります。そのため、アイロンを使う前になるべく専用のオイルスタイリング剤を使いましょう。
オイルが髪をしっかりとコーティングしてくれるため、摩擦や熱から保護する役割があります。また、ミスト状の水分を含んだスタイリング剤もありますが、水なのですぐにアイロンをあてると蒸発します。そのようなスタイリング剤は、髪につけたあとドライヤーで乾かしてから、アイロンでセットしましょう。
アイロン用のスタイリング剤
アイロンをあてる前につけるおすすめのスタイリング剤を厳選しました。
モロッカンオイルトリートメント
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＠コスメランキングで殿堂入りした、人気のヘアケアオイルです。スタイリング剤のほか、アウトバストリートメントとも使える万能オイル。保湿成分のアルガンオイル、保湿成分のプロテイン配合です。
モロッカンオイル オイルトリートメント100ml（洗い流さないヘアトリートメント）
価格
￥ 4,000
ミルボンディーセスエルジューダMO
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アイロン前に使用することで、しなやかな扱いやすい髪に整えます。バオバブオイルとオリーブスクワランでやわらかくおさまりの良い髪に。
ミルボン ディーセス エルジューダMO 120ml
価格
￥ 2,296
くせ毛をアイロンで直すセット方法とコツ⑥ブロッキングする
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くせ毛を綺麗に伸ばすコツは、髪の毛をきちんとブロッキングすること。一気に多く挟んであてずに、少しずつ挟むのがコツです。
挟むときも、決して力を入れず軽く挟んで滑らせるようにしましょう。きつめに挟んで髪の毛に圧をかけると、髪を痛めてしまいます。
アイロンでくせ毛を直す方法
前髪のくせ毛セット方法！アイロンで直すコツ
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前髪は、汗も触れるためとくに湿度の影響を受けやすいく、すぐくせ毛が戻るということが多いです。でも前髪のくせ毛もアイロンで直すのが簡単です。動かし方によっては、くせ毛を直しつつ好きな前髪にアレンジできるでしょう。
前髪のくせ毛セット方法⑴流し方
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前髪にアイロンをあてる際は、おでこに誤って当たらないように注意します。前髪を挟んだら、流したい方向とは逆の方へ引っ張りながらあてます。くせがついたら、今度は引っ張った方とは逆の方に手ぐしで流すだけです。
前髪のくせ毛セット方法⑵ボリュームを出す場合
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前髪が少ない人や、ボリュームを出したい人は、前髪を根元から立ち上げるようにして動かすのがおすすめです。毛束を根元から挟んだら、少しずつ回転させるようにして毛先に向かって滑らせましょう。
前髪のくせ毛セット方法⑶下を向いてアイロンをあてる
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前髪にアイロンあてる際は、正面を向いたままだとおでこにアイロンが当たって火傷してしまいます。そのため、なるべく下を向きながら動かすのがおすすめ。
内巻き前髪のやり方
湿度や汗に負けない！より長持ちさせるひと手間
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⑴オイルトリートメントを使う
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セットしたのにくせ毛が戻るのは、髪の内部に湿気が入り込むからです。アイロンで作ったスタイリングは湿気によって結合が緩むため、崩れやすいのですね。そのため、セットの前に、アウトバストリートメントで髪をコーティングすると、湿度の高い部屋にいたり汗をかいても、湿気を吸いにくくなります。
くせ毛が戻るのを防ぐために、なるべく水をはじくオイルでコーティングをして髪が湿気を含まないようにすることが大事ですので、くせ毛の人には断然オイルタイプのアウトバストリートメントがおすすめ。
そのため、アイロンの後は、アウトバストリートメントをしっかりと浸透させて髪をコーティングしましょう。オイルもべたつかなくてのびが良く、サラサラしたものが良いでしょう。
⑵シャンプーやトリートメントは保湿系
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くせ毛のようにうねった髪は、生えてきた時点ですでにうねっているため、その原因を抑えるのが大切です。
日頃から保湿系のシャンプーを使うことで、髪に水分と油分を補っておくのもおすすめです。頭皮が健康になると、毛穴もまっすぐになり、髪もまっすぐに生えてくるようになります。
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くせ毛は通常の髪と違い、摩擦など外部刺激を受けやすいです。ダメージを受けやすいと水分や油分が外に流れます。そのため、キューティクルが開くことで、当然外の湿気を吸いやすくなります。そうなると、いくらアイロンでストレートにしたとしても、湿度に弱くなりくせ毛が戻ることに…。
そのため、根本的にくせ毛の原因ともなっている頭皮や髪を健やかな状態にすることが大切です。アイロンを使うということは、使わないときよりもダメージが多くなるため、必ずヘアパックやトリートメントで髪の補修保護をしてあげましょう。
くせ毛でアイロンを使うときは保護とケアが重要
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くせ毛をアイロンで直すメリットやデメリット、くせ毛をアイロンで直すコツ、そして湿度や汗に負けないひと手間など詳しく解説してきました。髪を健康的に保つために、日頃のケアも大事です。また、痛みを進行させないためにも、アイロンの使い過ぎには注意しましょう。
