赤ちゃんに甘酒は飲ませて良い?
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甘酒は、名前にもある通りお酒なので、離乳食に使うなんて驚かれる人も多いでしょう。
近年、甘酒は栄養豊富と言われており、離乳食に使ってみたいという母親も増えています。しかし、赤ちゃんに甘酒は飲ませて健康的に大丈夫なのか、気になるところです。
甘酒には種類があり、赤ちゃんに飲ませていいものと、あまりよくないものがあります。
赤ちゃんでも大丈夫?甘酒の種類
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甘酒には大きく分けて、「米麹」と「酒粕」で作る2種類のものがあります。
米麹の甘酒
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米麹は、名前の通りお米を原料とした甘酒のことです。製法としては、お米に米麹を混ぜた後に発行させています。原料はお米と米麹だけなので、ノンアルコールで赤ちゃんの体への負担も少ないです。
しかし、米麹の甘酒には市販で販売されているものに、砂糖などの添加物が含まれている場合があります。
酒粕の甘酒
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2つ目は酒粕から作られる甘酒のことです。こちらは1%未満ではありますが、微量のアルコールと多めの砂糖が含まれています。そのため、赤ちゃんに与えない方が良いでしょう。
これらの原料からして、赤ちゃんに与えて良いのは米麹で作られた甘酒ということになりますね。
甘酒の栄養・効果
甘酒は栄養面では大変優秀なので、若い人はもちろん、お年寄りまで飲むのをおすすめします。では、どのような栄養成分と効果ががあるのか見ていきましょう。
まず、甘酒は消化吸収もよく、消化器官がまだ未発達の赤ちゃんにとってもおすすめです。ビタミン B1・B2・B6のほか、葉酸・銅 ・マンガン、アミノ酸やブドウ糖、マグネシウムなども含まれています。
冬場に飲めば、体を温めてくれるため、赤ちゃんの免疫力を高めてくれます。そして、風邪予防や夏バテ防止にも効果的です。
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また、食物繊維やオリゴ糖などの腸内環境を整えてくれる成分も入っています。 離乳食が順調に進むことにより、母乳やミルクの量が減ると、やはり赤ちゃんも便秘がちになりますね。そんなときには、甘酒を離乳食として入れることで、食物繊維が便を柔らかくしてくれます。
さらに、先ほどご説明した通り甘酒には疲労回復効果もあるため、赤ちゃんだけではなく母親の栄養補給としてもおすすめです。赤ちゃんの育児していると、寝不足などで疲労が溜まっていきますよね。甘酒を飲むことで、授乳中に起こりやすい便秘なども解消され、母乳にも高い栄養成分が含まれるので、ぜひ取り入れてみてください。
甘酒を離乳食として与える方法
甘酒を赤ちゃんに与える場合の、適切な量などを見ていきましょう。
⑴甘酒を与え始める時期
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離乳食で甘酒を与えるのは、だいたい離乳食後期の1歳前後が良いでしょう。離乳食後期は様々な味を覚えている時期なので、与えやすいかと思います。しかし、明確な期間はないので、目安として覚えておいてください。
⑵甘酒の与え方
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赤ちゃんの離乳食として甘酒を初めて試す際、まずはスプーン一杯から始めてみましょう。特にアレルギーが心配な方は、スプーン一杯飲ませたあと口周りに湿疹が出ないかどうか、赤ちゃんから目を離さず様子を見ておきましょう。
甘酒はそのままだと赤ちゃんには濃過ぎるので、薄めてから与えると良いでしょう。薄めるものは湯冷ましなどがおすすめです。赤ちゃんの味覚にはそこまで強い甘味は必要ないので、薄めた方がよいですね。
また、甘酒にツブが残っていると、赤ちゃんが飲みにくいため、すりつぶしてあげて滑らかにしましょう。
⑶甘酒の適切な量
離乳食の甘酒の量としては、そこまで多くなくても大丈夫です。通常の離乳食に加えて、補助として与える程度にしておきましょう。
ほかの離乳食を食べられなくなってしまっては困るので、甘酒だけでお腹いっぱいにするのはあまり良くありません。おやつの代わりとして、ほかのものに混ぜてあげるのが良いでしょう。
ほかに与え方としては、おやつなど白砂糖を使いたくない場合、代わりに甘酒を使うのもおすすめです。
赤ちゃんでも飲める!甘酒を使ったおすすめレシピ
甘酒をそのまま与えていたのでは、赤ちゃんも味に飽きてしまうかもしれません。そんなときは一手間でできる簡単甘酒レシピを活用してみてください。
甘酒を使ったおすすめレシピ⑴甘酒入りフルーツジュース
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りんご、バナナなどお好みのフルーツと甘酒大さじ1を一緒にミキサーにかけて、フルーツジュースにするとおやつにもぴったりです。
甘酒を使ったおすすめレシピ⑵ヨーグルト甘酒
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ヨーグルトに大さじ1の甘酒を入れるだけです。甘酒にさらにヨーグルトの効果が加わり、より腸内環境を整えます。
甘酒を使ったおすすめレシピ⑶みそ汁に甘酒
甘酒は、味噌汁とも相性抜群です。通常の味噌汁に甘酒の自然な甘みが加わり、赤ちゃんにも飲みやすくなります。
甘酒は赤ちゃんだけでなく母親にもおすすめ
甘酒を使った赤ちゃんの離乳食の作り方や、甘酒の効果などをご紹介してきました。赤ちゃんだけでなく、産後や授乳中の母親の栄養補給としてもおすすめですので、ぜひ赤ちゃんと一緒に摂りいれてみてください。