冷蔵庫はOK? 熱いスマホを放置するとどうなる?
メールや電話などスマホは私たちの生活に欠かせない存在です。「手放すことなんかできない!」という方も多いスマホですが、スマホが熱い時に冷蔵庫で冷やすのは危ないとされています。
スマホが「熱い」と感じる時ですが、主にバッテリーの消耗、複数のアプリを使用していることなどがその原因です。熱いスマホをそのまま放置しているとどうなるのかというと、スマホが起動しなくなったり、液晶がまっ暗になったりします。
バッテリーに負担がかかることなどで、スマホ本体の温度が上がるため、液晶画面に警告メッセージが出ることもあるようです。
危ない!スマホを冷蔵庫で冷やすとどうなる?
スマホが熱いと冷蔵庫に入れたくなる衝動に駆られることもあるでしょう。ですが、冷蔵庫にスマホを入れるのは危ないばかりか、最もやってはいけない冷やし方とされています。では、スマホを冷蔵庫で冷やすとどうなるのでしょうか。ここではその危ない理由についてご紹介します。
危ない!スマホを冷蔵庫で冷やすとどうなる?1 水滴がつく
熱い状態のスマホを冷蔵庫に入れて冷やすとたしかに温度を下げることができるでしょう。ですが、問題なのはその冷えるスピードにあります。熱いスマホを冷蔵庫に入れると、一気にスマホの温度が下がりだすので、スマホに水滴がつく現象、いわゆる「結露」ができるやすくなるのです。
中には防水のスマホを使っている方もいるでしょうが、スマホ内部の結露の問題は防水でもガードしきれないとされるので、冷蔵庫での耐久性は通常のスマホと変わらないと考えた方がいいでしょう。
危ない!スマホを冷蔵庫で冷やすとどうなる?2 壊れやすくなる
冷蔵庫でスマホを冷やすと温度が一気に変化するので危ないです。そしてスマホも壊れやすくなります。防水スマホの場合、冷蔵庫や水につけた方が早く冷めると思われがちですが、経年劣化で防水性能は落ちることがあるものです。それに、防水で外側の水滴はガードできたとしても、内部にできる水滴は防げないこともあります。
また、スマホの大部分は金属でできているので、冷蔵庫に入れることで変形する可能性があるもの。金属は温かい状態でふくらみ、冷たい状態になると小さくなる性質を持っているので、冷蔵庫で急に温度が落ちると、スマホ内部のパーツに負荷がかかることがあります。そのため、冷蔵庫にスマホを入れると壊れやすくなり、危ないとされるのです。
スマホが熱いときの対処法
スマホは急速に冷やすと故障の原因にもなるので、冷蔵庫に入れるのはおすすめしません。スマホが熱いときには、それ相応の対処法がありますので、ここではスマホを安全かつ効果的に冷やす方法についてご紹介していきます。
冷蔵庫はダメ!スマホが熱いときの対処法1 冷風を当てる
スマホを冷やす時の基本は、冷たい風を当てることです。冷蔵庫や水の中に入れると壊れる可能性があるので、間違っても浸けないようにしましょう。スマホをエアコンなどが当たる涼しい場所に置くか、窓際の風が通る場所に置くのがおすすめです。ポイントは、ゆっくりとスマホを冷やしていくことですね。
冷蔵庫はダメ!スマホが熱いときの対処法2 しばらく置いておく
スマホの温度が高く、熱い状態になっているときはしばらく使用しないというのも大事なこと。アプリを起動しているだけでもスマホは熱を持つので、しばらくの間、別のことでもして放っておくのがベストです。スマホを放置すする部屋の温度は、スマホよりも低い温度に設定しておくと、スマホを冷やす効果は高まります。
冷蔵庫はダメ!スマホが熱いときの対処法3 保冷アイテムを使用
引用: https://shop.r10s.jp/abbinewyork/cabinet/mt41018zfg_th.jpg
アマゾンや楽天などで買える保冷アイテムは、スマホを安全に冷やすことができる商品。少しの出費にはなってしまいますが、スマホ一台を買い換えることになるよりは、ずっと安くて賢い買い物といえるでしょう。保冷アイテムはシールタイプから、扇風機付きのものまで幅広くでていますよ。
まとめ
熱いスマホを冷やす時は、ゆっくりと冷やしていくがポイント。冷蔵庫でスマホを冷やすと内部に水滴がつき、壊れることもあります。冷やすときは、冷風が当たる場所に置くなどして気長に待つようにしましょう。