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HDDを増設するカンタン方法!【Windows】BIOSを使えば速攻!

2024.02.25

Windowsを使っていて、パソコンの容量がいっぱいになってしまうと、データの保管場所やバックアップに困りますよね。そこでHDDを増設すれば、それらをすることができます。そこで今回は、HDDの簡単に増設する方法を解説していきたいと思います。

  1. HDDの増設とは
  2. BIOSとは
  3. BIOSに入る方法
  4. HDDを増設できるかの確認方法
  5. HDDの増設(外付け)
  6. HDDを外付けで増設した際の注意点
  7. HDDを外付けで増設した際の注意点(フォーマット)
  8. HDDの増設(内蔵)
  9. HDDの増設方法
  10. HDD増設後にBIOSで確認
  11. 起動後にすること
  12. HDDの増設がBIOSで確認できない場合
  13. HDDの増設がBIOSで確認できない原因①データ・ケーブルの不良
  14. HDDの増設がBIOSで確認できない原因②ドライブ用の電源がない
  15. HDDの増設がBIOSで確認できない原因③起動順位
  16. HDDの増設がBIOSで確認できない原因④HDDの不具合
  17. ノートパソコンのHDDを増設する方法(IDE)
  18. ノートパソコンのHDDを増設する方法(SATA)
  19. 内蔵HDDを触るのが怖い方は
  20. まとめ
Windowsを使っていて、容量がいっぱいになってしまって、データの保存やバックアップが取れなくて困った経験があると思います。一昔前ですとそういった場合は、不要なデータを消去したりCDなどにデータを移し替えたりしていたと思います。ですが、今現在では新しくHDDを買い足して増設してしまうのが、主流になってきています。簡単に増設方法を説明しますと、Windowsの外に備え付ける外付け方法と、Windowsの中に組み込んでしまう内蔵方法の2種類があります。
引用: http://pc-master.jp/words/image/bios003.jpg
BIOSとはバイオスと読み、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも搭載されているプログラムです。OSが起動する前に、キーボード・マウス・CPU・HDDの管理や制御をしています。
引用: http://pc-master.jp/words/image/bios001.jpg
BIOSに入るには、デスクトップ・ノートパソコンどちらも同じで、パソコンの電源を入れてF2を押すとBIOSに入れます。
引用: http://pc-master.jp/words/image/bios002.jpg
HDDはWindowsを始め、どんなパソコンでもできるのかと言うと、答えはNOです。HDDを増設できないパソコンもあるので、一度ご自身のWindowsが増設できるのかの確認はしておいた方がいいでしょう。
引用: http://www.pc-master.jp/jisaku/image/hz1.jpg
パソコンケースのサイドパネルを外します。HDDは3.5インチドライブベイに固定されていますので、ここに空きがあるかを確認しておきます。
外付けのHDDは比較的簡単に設置することができ、内蔵型よりも簡単です。パソコンケースを外すのが怖い人や、スリムタワーパソコンを使っている人には、外付けタイプがおすすめです。
HDDを外付けで増設した場合、フォーマットの問題や電源の問題や故障しやすいなどの問題点があります。
引用: http://pcsket.com/hdd/img/hdd379.jpg
外付けのHDDを購入すると、箱から出してすぐに使えるようにフォーマット済みの場合が多いのですが、Windowsで一般的なNTFSではなく、FAT32でフォーマットされている場合があります。FAT32の場合は、Windowsだけでなくノートパソコンなど色々な機器で認識してくれますが、1ファイルで4GBまでですので外付けHDDに大容量のデータが保存できません。ですので、Windowsでしか使わないのであれば、NTFSにフォーマットし直した方がいいでしょう。
HDDを外付けではなく内蔵にすることで、外付けのように外部端子を使わず直接Windowsなどのパソコンに接続できるので、見た目にもスッキリしますし、なによりも外付けよりも読み込みスピードが速いのが特徴です。ただしデメリットとしては、壊れてしまった場合に外付けHDDならば交換して終わりですが、内蔵の場合はパソコンが起動できなくなるリスクがあります。また、一部のデスクトップパソコンやノートパソコンでは内蔵HDDの交換も、自分ではできないものが増えてきています。
それでは、ここからHDDの増設方法について解説していきたいと思います。まずは、増設できるかの確認をしたときと同じように、ケースカバーを外します。
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HDDを3.5インチベイに入れます。この時に注意してほしいのが、ネジ穴がキチンと合うように確認しておいてください。
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ネジ穴を合わせたらインチネジで取り付けます。できれば反対側も止めるようにしてください。
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HDDに余っている電源ケーブルと、新しく取り付けたSATAケーブルを接続しますが、このときSATAの電源がない場合は、変換ケーブルを使用してください。
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最後にマザーボードのSATA端子に、新たに取り付けたHDDのSATA端子を繋げれば完成です。
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増設が終わったらパソコンを起動して、BIOSで認識されるかの確認をします。今回はHitachi製のHDDを増設しましたので、写真のように確認できたらBIOSからEXITして、Windowsを起動させます。
無事増設ができてもこれで終わりではありません。難しい話ではありませんが、Windowsで使えるようにフォーマットしなければなりませんので、フォーマットの方法も解説していきます。
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右クリックをして管理に進みます。
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ディスクの管理へ進むと、ディスクの初期化と変換ウィザードの開始との画面になりますが、ここはキャンセルしてもらって大丈夫です。
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ディスクの管理で確認してみると、新しいHDDは未割り当てとなっていますので、右クリックをしてディスクの初期化をします。
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初期化が終わったら、右クリックで新しいパーティションを作成します。
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このとき、パーティションの選択になりますが、プライマリパーティションを選択してもらえれば大丈夫です。
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次にサイズを指定しますが、複数のパーティションを作成したとかでなければ、そのまま次に進みます。ドライブ文字割り当てはそのまま次にいってもらって大丈夫です。新品のHDDに交換したときは、クイックフォーマットを選択してください。
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後はフォーマットして終わりです。クイックフォーマットであれば、数十秒ほどで終わりますので、正常と出れば無事フォーマットされています。
増設したのに、BIOSがHDDを検出しないことがあります。では、何故BIOSが検出できなかったのかを、その理由と解説をしていきたいと思います。
データ・ケーブルが損傷していたり、正しく接続できていないとBIOSはHDDを検出することができません。ですので、一度正しく接続できているか確認してみてください。正しく接続できていてもケーブルが曲がっていたり折れていると、表面上は何ともなくても被覆の下で、断線している可能性があるので、この場合はケーブルを交換してください。
電圧が低かったり、電源が供給されていないと、ドライブが回転しないのでBIOSはHDDを検出できません。ドライブのモーターが回転していない場合は、このケースがほとんどですので、この場合は保障サービスに確認をして交換してもらいましょう。
一番多い原因が、HDDを増設してBIOSでのHDDの起動順位が入れ替わってしまい、インストールされていないHDDを最初に読み込んでしまっているからです。この場合BootメニューのHDDの項目へいき、順番を入れ替えます。
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上記3点を確認しても問題がない場合は、HDD自体が不具合を起こしている可能性がありますので、この場合は購入店舗やメーカーに言って交換などをしてもらいましょう。
ノートパソコンでHDDを増設するには、大きく分けて3パターン方法があります。一つは元々のHDDを交換してしまう方法です。もう一つはUSB接続のHDDを利用する方法です。最後の一つはLAN接続のHDDを利用する方法です。ノートパソコンでは、デスクトップのように内蔵タイプを増設することができません。ですので、必然的に外部端子を使っての増設か、元々のHDDを容量の大きいものに交換するしかありません。ですので、今回は交換する方法について解説していきたいと思います。
ノートパソコンで使われているHDDは、2.5インチと1.5インチの2種類になります。今回は、2.5インチのHDDの交換について解説していきます。
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まずは、ノートパソコンを裏返してバッテリーを抜きます。HDD交換の際には、電源を切って必ずバッテリーを抜くようにしてください。
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次はHDDを取り出しますが、ノートパソコンの種類やメーカーによって場所は違いますので、事前に確認しておいてください。
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ブルーの養生の上に置いているのが新しいHDDで、右側に置いてあるのが古いHDDです。抜き取った時の裏表を間違えないようにしてください。間違えてしまうと、IDEの金属部のピンが折れてしまう恐れがあります。
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表裏間違えずに差し込んだら完成です。バッテリーを入れなおして電源を入れ、BIOSで確認できたら交換は完了です。
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現在のノートパソコンでは、SATAが主流になっていますので、次はSATAのHDDを交換について解説していきます。
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先ほど同様電源を切ってバッテリーを外します。
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次は、HDDが入っているカバーを外します。
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SATAを使っているノートパソコンでは、マウンタという金具で止まっていてマウンタごとスライドさせて、HDDを取り出すようになっています。
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マウンタとHDDを固定しているビスを外します。
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次は、マウンタに新しいHDDを取り付けます。
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HDDをマウンタと一緒に元の場所に戻して、バッテリーを入れなおし電源を入れれば完成です。
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電源を入れたら、最後にBIOSで確認をしておいてください。
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今までは、デスクトップ・ノートパソコン共に内蔵タイプを交換する方法を紹介してきましたが、内蔵タイプは自身で交換してしまうとメーカー保証がなくなってしまします。また、自分は機械オンチで触るのが怖いという方も当然いるかと思います。そんな方は、外付けのHDDで増設することをおすすめします。
外付けのHDDはUSBで繋ぐだけなので、簡単にすることができ、増設という考え方じゃなくても、大容量のデータやバックアップデータを移すだけでも、内蔵されたHDDの容量を空けることができるので、意味合いとしては増設と変わらないと思います。
また、外付けの場合は内蔵タイプと違って電源を触ったり、フタを開けて中を触ることもないので気軽にすることができます。
ただし、外付けのHDDにもいくつかのデメリットがあります。まずは、内蔵タイプに比べて高価になってしまいます。また、内蔵タイプなら今のと交換なので気にならないのですが、外付けタイプは、新しく機器を置くので設置スペースの確保が必要になります。
そして、外付けHDD用に電源の確保も必要になります。当然外に置いてあるものなので、ホコリなどにさらされてしまうので、内蔵タイプよりも故障しやすいという点も注意しておいてください。
いかがでしたでしょうか。今回は、デスクトップパソコン・ノートパソコンの内蔵式のHDDの交換方法と、BIOSでの確認方法・フォーマット方法を解説していきました。HDDを交換することによって、容量を大きくすることができるので、容量がいっぱいで動作がおそくなってしまったパソコンを使っている人は、パソコンの中を触るのが怖いのであれば、外付けでも効果はありますので、ぜひ一度交換してみて容量に空きができて動作が速くなるのを体験してみてください。そのときに今回に記事が参考になれば幸いです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/list/708/532/important_image.jpg