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ロードバイクをオーバーホールしよう!メンテナンスの方法やおすすめ時期は?

2024.02.25

ロードバイクは定期的なメンテナンスがとても重要な乗り物です。そのため年に一度はオーバーホールして、フルメンテナンスをした方がいいといわれています。プロショップに依頼してもいいですが、自分でやることもできます。今回はロードバイクのオーバーホールを解説します。

  1. ロードバイクのオーバーホール、フルメンテナンスって何?
  2. オーバーホール・フルメンテナンスはロードバイク全体のメンテナンス
  3. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスってどれぐらいの頻度でやればいいの?
  4. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスは年に一度を目途にやりましょう!
  5. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスはオフシーズンの時期に
  6. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスをプロショップに依頼しましょう
  7. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでは、どんなことをするの?
  8. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでやること① フレーム、フォーク、パーツをすべて分解
  9. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでやること② パーツ、コンポーネントを洗浄し磨き上げる
  10. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでやること③ ホイールの振れ取りとハブのグリスアップ
  11. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでやること④ フレーム、フォークのワックスコーティング
  12. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでやること⑤ フレーム、フォーク、パーツを再度組付け
  13. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスの気になる費用は?
  14. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスって自分でできるの?
  15. 自分でやるオーバーホール・フルメンテナンスの方法を紹介
  16. オーバーホール・フルメンテナンスに必要な工具について
  17. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスに必要な工具① スプロケット回し
  18. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスに必要な工具② チェーンカッター
  19. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスに必要な工具③ クランク着脱に使う工具
  20. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスに必要な工具④ グリス
  21. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスに必要なもの⑤ メンテナンス本
  22. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスでやること
  23. ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンス 消耗品を交換しましょう
  24. まとめ
ロードバイクに乗っている人であれば、定期的なメンテナンスをしますよね。チェーンの洗浄や、フレームの汚れを落とす、ブレーキや変速の調整などがありますが、こういった通常のメンテナンスと、オーバーホールとは異なります。
オーバーホールやフルメンテナンスの定義は人によって異なりますが、大体のイメージとしては、できる限りロードバイクを購入時と同じぐらいのレベルの性能に回復させることです。それをやるためには、ただ整備・点検・洗浄をするだけではなく、消耗した部品があれば交換するなど、隅から隅までチェックして、メンテナンスをしていく作業となっています。
ロードバイクのオーバーホール、フルメンテナンスはやったほうがいいのは、簡単にイメージできますが、では、実際にどれぐらいの時期でやればいいのかはよくわかりませんよね。短期間のうちにやってもあまり効果はないでしょうし、あまり時期が開いてしまうと、ロードバイクの劣化を防ぐことが難しくなります。ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスには、ある程度適切な時期をもってやっていくようにしましょう。
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスは年に一度を目途にやっておくといいでしょう。それぐらいの間隔でやっておけば、大切な愛車を長く乗り続けることができます。ロードバイクは年に一度フル点検をして、1年の錆を落とすような気持でいましょう。
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスは年に一度が目安がいいといわれています。時期としては、自転車のオフシーズンでもある冬にやっておくべきでしょう。ロードバイクに乗る機会が減るオフシーズンの時期こそ、ロードバイクを1から点検して、不安材料を無くしておくことをおすすめします。
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスは基本的には対応してくれるショップに依頼するのが基本となります。専門知識を持ったプロの手に任せておけば安心ですよね。費用は多少かかってしまいますが、それだけの技術と知識を持って作業をしてくれます。全ての作業が終わったときに、自分のロードバイクが見違えるようにきれいになった状態で帰ってくるのは、とても気持ちがいいでしょう。
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスをプロショップに依頼する場合、どのような作業をしてもらえるかについては、基本的にお店やコースによって異なります。ここでは、プロの技術者にオーバーホール・フルメンテナンスを依頼した場合、どのような作業をしてくれるのかについて解説していきます。
まずは、フレームやフォーク、コンポーネントなどといったロードバイクを形成しているパーツをすべて分解していきます。ロードバイクを一度ばらばらの状態にし、一つ一つの部品を確認することによって、オーバーホール・フルメンテナンスの作業工程や、カスタマイズを練っていきます。
次にやることは、分解したパーツをそれぞれ洗浄していき、磨き上げていきます。普段の自分でやるようなメンテナンスでもロードバイクの洗浄をしますが、分解しないと洗うことができない汚れはたまっているものです、すべてのパーツをバラバラにすることによって、一つ一つのパーツをピカピカになるまで洗浄していきます。洗浄には、専用の洗浄剤などを使用します。
パーツを磨き上げたあとは、ホイールのメンテナンスも行ってきます。ホイールのメンテナンスでは、「振れ取り」という作業をします。振れ取りを行うことによって、ホイールが回転するときのブレをなくし、またスポークなどが曲がっていないかなどをチェックします。
さらに、ホイールバランスなどもチェックしながら、ホイールを最適な状態に仕上げていきます。ホイールバランスが悪い状態で走っていると、例えば下り坂でスピードが出たときに車体が揺れるため、疲労が蓄積していきます。走りを担うホイールのバランスはとても重要です。
また、洗浄によって潤滑剤なども流れ落ちてしまっているので、必要な個所にグリスを塗っていきます。
ロードバイクの見た目という面で重要な位置を占めているフレームやフォークを最後に汚れを落とし、ワックスでコーティングしていきます。ピカピカになったフレームはまるで新品同様のような輝きを放ちますよ。
すべてのメンテナンスが終了すれば、分解したロードバイクを再度組み立てていきます。一つ一つのパーツが磨き上げられ調整が施されたロードバイクは、まるで生まれ変わったかのような印象を与えてくれます。見た目だけではなく、走りも新品のように快適な走りを取り戻してくれます。
やはり最終的に気になるのは、オーバーホール・フルメンテナンスにかかる費用ですよね。作業費用はショップによって異なる部分はありますが、平均としては2万円~4万円が相場だといわれていますので、これぐらいの範囲の費用がかかることを想定しておきましょう。3万円前後の費用で自分のロードバイクが新品同様に生まれ変わるのであれば、お得ですよね。ロードバイクに乗る機会が減るオフシーズンの時期に忘れずにやっておきたいものです。
ここまで読んでオーバーホール・フルメンテナンスは専門スタッフに任せるものだという認識になっているかもしれませんが、実は自分の手によっても、オーバーホール・フルメンテナンスをすることはできます。基本的には「分解」「洗浄」「調整」「交換」が主な作業になりますので、知識と技術さえあれば、自分でも作業を行うことができます。
オーバーホール・フルメンテナンスを自分の手でやれば、費用を節約することができますし、常に自分の家にロードバイクを置いておくことができるので、オフシーズンの時期でもロードバイクに頻繁に乗るという人にとっては、自分のペースで作業を行うことができます。
ここからは自分の手で行うロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスの方法を紹介していきます。ロードバイクの知識が十分にある人はチャレンジしてみてもいいでしょう。作業費用を節約できるのでおすすめです。
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスで行う作業は基本的に「分解」「洗浄」「調整」「交換」となります。この中で、作業を行うためには、専用の工具が必要となります。もし自分の手でオーバーホール・フルメンテナンスをやると思っているのであれば、そういった工具を取りそろえるか、必要な工具がセットになっているツールボックスを購入することをおすすめします。
BIKE HAND(バイクハンド) YC-501A/YC-126-2A SET シマノ(ロックリング) スプロケット 取り付け/取り外しセット
価格 ¥ 1,591
こちらの工具は後輪についているギア(スプロケット)をホイールから外すための工具です。2つの工具がセットになっており、これらを同時に使うことでスプロケットを外していきます。こちらの工具にかかる費用は1500円ぐらいとなっています。
Oumers自転車チェーンカッター + チェーンチェッカー/チェーンウェアインジケーター 自転車.バイク通用修理セット 工具セット
価格 ¥ 1,180
チェーンの脱着をするための工具です。チェーンのコマを繋いでいるピンを押し出すための工具ですので、誰でも簡単に使うことができます。こちらの工具にかかる費用は1000円前後といったところでしょう。
BBツール カートリッジBBツール クランク 抜き 外し工具 BB抜き ボトムブラケット外し工具 自転車 修理
価格 ¥ 850
クランクを脱着するためには専用の工具が必要となります。これを用意しないとクランクを外すことができませんので、必ず用意してください。こちらの工具の費用は200円ほどですので、忘れずに購入しておいてください。
MORGAN BLUE(モーガンブルー) グリス カルシウムグリス [calcium crease] 200ml 整備全般 自転車用潤滑剤
価格 ¥ 1,605
パーツを洗浄した後に、潤滑性を増すために使われる「グリス」も用意しておいてください。「グリス」はグレードによって様々ありますが、デュラエースのグリスでも1300円ほどの費用で手に入れることができますし、そこまで頻繁に使うものでもないので、とりあえず1個は持っておきたいです。
最新ロードバイクメンテナンス入門 (COSMIC MOOK)
価格 ¥ 1,296
ロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンスについて詳しく図解の説明が入ったメンテナンス本も必ず必要です。一つ一つの作業を網羅的に解説しているので、オーバーホール・フルメンテナンスの助けになります。
基本的には、オーバーホール・フルメンテナンスでやる作業は変わりません。「分解」して、「洗浄」して、「調整」「組立」で終了です。要所で消耗している部品があれば交換してください。ロードバイクはデリケートな乗り物でもあるので、自分でオーバーホール・フルメンテナンスをやるときは、慎重にやってくださいね。
ロードバイクのパーツは長く使っていると消耗してくるので、適切な交換時期を見極めたうえで、交換しなければなりません。オーバーホール・フルメンテナンスをやるときには、交換時期を迎えている部品は積極的に交換していきましょう。特に、「チェーン」「インナーワイヤー」「バーテープ」などは交換しておきたいですよね。もしくはこういった部品の交換時期が来たら、オーバーホール・フルメンテナンスをやるという感覚でもいいかもしれません。
シマノ CN-HG901 11S 116L ICNHG90111116
価格 ¥ 3,703
シマノ ポリマーコーティング シフトインナーケーブル(φ1.2mm×2100mm/1パック) Y63Z98950
価格 ¥ 1,673
Lizard Skins(リザードスキンズ) DSP2.5 バーテープ
価格 ¥ 3,518
年に一度はやっておきたいロードバイクのオーバーホール・フルメンテナンス。大切な愛車をピカピカにして、新品同様の乗り味を取り戻すと、一段とサイクリングが楽しくなりますよ。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BjRjAe7HgAG/?hl=ja&tagged=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9