【カバンの作り方】意外と簡単！トートバッグ作り
型紙を作って、寸法を測って、やることが多いカバン作り。裁縫初心者にとってはハードルが高くて無理と感じることも多いものです。できるなら、厄介な作業はなしにして、簡単におしゃれな手作りカバンを作りたいですよね？
トートバッグ作りは、型紙から作成して仕上げていくやり方もありますが、型紙なしでもできる作り方があります。ハンドメイドに自信のない初心者にとって、型紙を作っていくのは、それだけで嫌だなと思うもの。簡単に作れるなら「やってみようかな」という気もしてきますよね！
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り
今回ご紹介するトートバッグの作り方は、初心者にも作りやすいようにできるだけ厄介な作業を省略しました。複雑な寸法チェックも接着もないので、お手軽簡単です！これまで手作りのカバンに挑戦できなかった人や過去に挫折してしまった人にもおすすめなので、この機会にもう一度チャレンジしてみてくださいね！
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り1 サイズ選択
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おしゃれなカバンを作ったら、お出かけしたり、買い物に持って行ったりして使っていきたいですよね！実際にカバンを作る前はサイズを決めますが、どんなシーンでカバンを使うのかを考えておくと、あとで後悔しなくて済みますよ。
よくあるのが、カバンを作ったのはいいけれど使う場面がなくて、ずっと部屋に飾ってあるまま、ということ。押し入れやクローゼットにしまったままではもったいないですからね。以下は、だいたいの作成目安サイズなので、ぜひ参考にしてみてください。
小物サイズ
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近所のお買い物やお弁当を携帯するのにピッタリの大きさ。お財布やスマホを持って、カフェにちょっとお茶しにいくときなどにも使えます。
生地の大きさは、本体：タテ60センチ・ヨコ38センチ、取っ手：タテ：30センチ・ヨコ6センチ（2枚）。出来上がりの大きさは、高さ：約20センチ、ヨコ（上）：約35センチ、ヨコ（下）：約25センチ、取っ手（高さ）：約25センチ、取っ手（サイド）：約3センチ、マチ：約9センチ。
ゆったりサイズ
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化粧ポーチやマイボトルなども持ち運びやすいサイズです。たっぷり物が入って、出し入れもしやすいですね！
生地の大きさは、本体：タテ60センチ・ヨコ44センチ、取っ手：タテ：54センチ・ヨコ5センチ（4枚）。出来上がりの大きさは、高さ：約24センチ、ヨコ（上）：約41センチ、ヨコ（下）：約31センチ、取っ手（高さ）：約43センチ、取っ手（サイド）：約3センチ、マチ：約12センチ。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り2 材料など
手作りのカバンを作るとなるとお金も時間もかかるイメージがあるかもしれませんが、材料は、家にある生地と糸でOKです。使う生地は、気に入ったデザインがあれば新しく買って使ってもいいですね。自宅にあるもので作れれば、そのぶん材料費も節約できますが、せっかく作るなら納得できるもの作るのがおすすめですね。
かかる時間は、手作業とミシン合わせて3〜6時間といったところです。すごく簡単に作れるわけではないので、ある程度の時間はかかってしまいますが、他のトートバッグ作成方法と比べたら、ずっとお手軽といえます。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り3 本体を切る
では、作りたいカバンの大きさも決まったら、いよいよ制作に入っていきます。まず生地を用意して、メインである本体から切っていきます。ずっと押入れにしまいこんでいた貰い物の布でもいいですし、新しく購入した生地でもいいので、用意した生地を切っていきましょう。
サイズは、小物サイズなら60×38センチなど、先ほど決めたものを参考にしてくださいね。手元に製作したい大きさのカバンがあるといい見本になりますよ！切るときのポイントは、手で縫うときのことを考えて、余分に布を少し余しておくようにすることですね。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り4 取っ手を切る
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取っ手パーツを作るときも、見本となるカバンを近くに置いておくと便利です。それを見ながら、ちょうどいい取っ手の長さになるように調整して切っていくようにします。取っ手の切り幅は、だいたい3cm前後ですが、作りたいカバンの大きさに合わせてバランスを取るようにして、上手く調整してみてください。
取っ手パーツは、本体とデザインやカラーを同じにしてもいいですが、違った雰囲気の柄をチョイスしてもおもしろいかも。いろいろアレンジして楽しんでみるといいですよ！
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り5 本体左右の製作
下準備が整ったら、本体の左右から作り上げていきます。本体の内側部分にくる面を上に向けて置いて、生地の左右をミシンで仕上げていきましょう。複雑な縫い方は必要なくて、初心者にもやさしい直線縫いでOKです！左右ともキレイに出来上がるように、やってみてくださいね。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り6 マチの製作
初心者には苦手な人も多いマチ。これがあるから過去何度も断念したという方も少なくないはず。でも、マチができるとカバンだけでなく、さまざまなハンドメイドができるようになるので、まだ諦めないでくださいね！
手順としては、本体の表面をいったん出して、手元のカバンを見本にどこにマチ留めするか考えます。幅が決定したら、左右の両端を折って三角形をつくり、ラインを引いていきます。引いたラインの上をミシンで丁寧に縫っていきましょう。一度立てて、バランスを確認したら、三角形をハサミで切り取ります。最後に裏返した生地を元に戻したらOKです。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り7 本体上部の製作
本体上部をアイロンで整えていきます。基本は3回折りになりますが、作りたいカバンに合わせて幅などはアレンジしても構わないです。幅の目安は2センチ前後といった具合ですね。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り8 取っ手作り・装着
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取っ手は、用意した布の裏側が正面を向くようにして、幅の広い部分が下に来るようにセットします。こちらも同じくアイロンを使って、上下約1センチを中心に向かって、たたんで仕上げます。最後にもう一度折って縫えば、取っ手の出来上がり。2枚とも同じように作ります。
取っ手が出来たら、本体の上部に装着します。付けるときのコツは、カバンを三分割してその真ん中につける感覚です。折り込んだ中に取っ手は入れてしまいましょう。針などで仮固定して、本体上部をミシンで仕上げます。
【カバンの作り方】初心者にもできる簡単トートバッグ作り9 取っ手を固定
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しっかりと取っ手がつくように縫いましょう。簡単に取れないようになったら、トートバッグの完成です！
まとめ
手作りのカバンは初心者であれば、手を出しにくいなと感じるものですが、厄介な計算などなくても意外と簡単にできるものです。手作りなので多少の時間がかかったり、作業があったりはしますが、普通の作り方よりはずっとお手軽といえます。
お気に入りの生地で手作りのカバンを作ると愛着もわくので、お出かけも楽しみになるもの。買い物やランチなどサッと使えるアイテムが増えると、コーディネートも幅が出ますよね！これまで手作りに挫折してしまったという方は、ぜひこの方法でチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
