自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! 自転車チェーンの役割
チェーンは自転車が前に進むためにとっても大切なパーツです。自転車のパーツの中で一番たくさん動いている部分ではないでしょうか? ペダルを漕ぐことでチェーンが動き、発生した力をしっかりとホイール、タイヤに伝える自転車にとって大切な生命線な鳴っています。しっかり漕いだパワーが自転車に効果的に伝わっていることが重要です。
しかし、雨ざらしにしたり、メンテナンスやお手入れをきっちり行わなければ、「サビ」・「異音」・「たるみ」などの問題があると、漕ぐことでペダルから発生するエネルギーが自転車全体へうまく伝わらずに、せっかくの効果がにしてしまいます。そのような生活してれば、自転車の劣化が進むので、自転車を漕いでる人は本当に疲れてしまいます。自転車に乗る頻度が多ければその分 チェーンをきっちりケアしてあげる必要がありますね。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! チェーンのメンテナンス
自転車には定期的に交換しないといけないパーツがあります。タイヤ・チューブやブレーキシューなどのゴム製品は消耗品であり使用頻度が多かったり、走行する道の状態で轢過具合も変わってきます。また雨の中 野ざらしで保管するなど、保管状況が悪ければ1年という短い頻度で交換となります。
また、自転車のチェーンも経年劣化や消耗によって伸びたり、さびたりする為、2年に1度程度交換をしないといけませんし、取扱によっては交換の頻度も高くなります。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! チェーンの種類
シングルギア用のチェーン
ギアの歯の多くは厚歯で、変速がないので、強靭でシンプルな作りです。最近は薄歯で細いチェーンを使用した軽量タイプも増えています。
多段ギア用のチェーン
6〜10枚の歯数のギアが動くので、外側の方が薄歯に合った細いものになっています。 最近はピンが空洞化されるなど、軽量化が進んでいます。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! チェーンの交換
チェーンは、「リア変速の数」によって使用するチェーンの厚さが異なります。 7速なら7速用チェーン、シングルならシングル用チェーンといった具合に適合するチェーン使用します。取り付けにはチェーン切りという工具で長さ調整をして取り付けを行います。
自転車のチェーンは月に1回の頻度で注油が必要です。注油をしないと円滑な駆動が行われずチェーン寿命が短くなってします。せっかく新しいチェーンを付けてもその効果が発揮できないので注油は必ず行いましょう。
では、自転車にとって大切なチェーンの掃除方法をご紹介します。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! ①チェーンクリーナーを使ってみよう
手軽にチェーンを洗うことが出来る「チェーンクリーナー」。手洗いでするとブラシでチェーンを一つずつ ブラッシングしなければならないので大変です。そのためチェーンクリーナーは手軽に、効果を実感できるのでおすすめです。
Amazonでは、3点セット 5000円程度で販売されています。※他にも色々な種類がありますので、自分に合ったものを見つけてくださいね。
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早速、使ってみよう!
クリーナー本体を組み立て、カバーを取り外し、専用の洗浄剤を1/3程度、注入します。
チェーンを本体にセットします。変速は前後ともセンター辺りに合わせる必要があります。
カバーを取り付け、クランクを『逆回転』させます。しばらくすると、泡が立ち出して、ベッタリ付いた汚れがキレイに取れます。洗浄液が飛び散るので、周囲にも古新聞を敷いておいてくださいね。
チェーンに洗浄液がついているので、雑巾などでキレイに拭き取りましょう。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! ②灯油で洗う
昔からの定番の洗い方。自転車専用の洗浄液にくらべて灯油が安いのがメリットですが、ガソリンスタンドに買いに行ったり、使用後の灯油の処理、可燃性があるので取り扱い注意など、手間がかかったり注意すべき点もあります。 またチェーンはすべて外す必要があるので取り外しが面倒かもしれません。最近は工具なしで外れるチェーン(ワイパーマン・スラム・コネックス等)もあります。
作業開始!
①チェーンを取り外して、金属かアルミのトレイ(プラスチックは溶けるので禁止)の上に置く ⇒ ②トレイの中にチェーンが浸るくらいの量の灯油を注ぎ、軽くトレイを揺る ⇒ ③汚れが取れたら引き上げて、雑巾やウエス等で拭き取る ⇒ ④チェーンクリーナーで取りきれない汚れを取り、きっちりと拭き取る。 ⇒ ⑤チェーンオイルを差して終了です。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! ③中性洗剤で簡単に
①車体の汚れている部分に水をかけて泥汚れをやわらかくします。 ⇒ ②中性洗剤を含ませたスポンジでチェーンを洗う。 ⇒ ③水を含ませたスポンジでチェーンをすすぐ ⇒ ④水滴が残ると錆の原因になるので、仕上げにキレイな雑巾で乾拭きすれば完了。
※激しくこびり付いた汚れになると、中性洗剤では落とせない場合もあるので専用クリーナーを使いましょう。またゴシゴシと強く擦り過ぎると傷めてしまう可能性もあります。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! ④ブラシで汚れを落としましょう
写真の商品は3方向から同時に擦れるクリーニングブラシです。ブラシで3方向から包み込み、効果的に汚れをこすり落します。また片面に付いたロングブラシは、細かい部分の汚れ落しに効果があり最適です。 自転車チェーンなどの掃除に適したブラシは色々販売されているので、使いやすいものを探してくださいね。
ブラシで擦る掃除なら、簡単なので掃除の頻度も増えると思います。ちょっとメンテナンスするだけで効果もアップします。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! ⑤専用クリーナーでピカピカ
クリーナーが飛び散らないように雑巾などでチェーンを覆うようにして吹きつけます。スプレーの勢いが強い場合、車輪など他の部品にも飛び散ってしまうので注意してください。 スプレー後、そのまま置いてください。汚れを浮かし、ウエスでふき取って、さらにもう一度塗布する。これによってチェーンを良好な状態に保つことができます。専用のクリーナーは効果的に汚れを落とすことができ、キレイになったチェーンで、自転車の性能もアップし、お掃除効果も高まります。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! チェーンがピカピカになったら注油を!
綺麗にした後で必要なのが、注油です。 接続部の動きを潤滑にするためにオイルは必須なのです。注油をしないとチェーンの動きが悪くなり、サビが発生してしまうと、さらに鈍くなってしまいます。ここまでくると走行中にギーギーと異音が出てくるなど自転車の異常が出てくると思いますので一定の頻度で注油が必要です。
オイルは、チェーン用のオイルを使用しましょう。潤滑油等のサラサラしたものだと注油しても、オイルがすぐになくなってしまい効果が感じられません。また、グリース等の粘度が高すぎるものを使うと、埃が付きやすくなり動きの妨げになります。そのため自転車に適した粘りのあるオイルを選びましょう。
自転車のチェーン掃除の裏技!ブラシ・中性洗剤で簡単に掃除できる! 定期的なメンテナンスを
自転車チェーンのメンテナンスをご紹介しましたがいかがでしたか? 自転車チェーンは自転車の生命線ともいえる重要なものなので、高い頻度でお掃除をして快適な自転車ライフを送りましょう。