インナーサイレンサーって何?
インナーサイレンサーは、初めから付いているマフラーではない社外品に変更した場合に活用します。具体的には、マフラーの出口付近に取り付けることが多いです。とは言っても、最近は環境対策や騒音対策への規制も厳しくなりなかなか使用しにくい環境になりつつあります。
今回は、インナーサイレンサーの効果と取り付け方、そして注意点について紹介します。きちんとインナーサイレンサーについて把握しましょう。インナーサイレンサーという言葉を今回、初めて聞いたという人はこの機会に知識として身に着けるといいでしょう。車好きの人との会話のネタの1つになります。
インナーサイレンサーの効果にはどんなものがあるの?
インナーサイレンサーは、もともと車に付いていたマフラーでないものを取り付けた時に使用します。その時、排気音量が気になるというケースの時に、インナーサイレンサーを使うことになります。早朝や夜遅くに排気音量が大きい車が走ると、騒音にもなるということで最近は厳しい規制がされています。
インナーサイレンサーは、排気音量を少しでも下げるために効果を期待して取り付けるものです。カー用品店などで手に入れることができますし、ネットでの購入も可能です。
ただし、インナーサイレンサーを取り付けたからと言って全てが問題ないという訳ではありません。もちろん、排気音量は取り付ける前に比べるとかなり抑えることができるでしょう。しかし、だからと言って100%消音できたかというとそう言うことではありません。簡単に安心しないようにしましょう。
インナーサイレンサーの取り付け方は?
ここからは、インナーサイレンサーの取り付け方について紹介します。初めてインナーサイレンサーをマフラーに取り付けるという人は、十分取り付け方についてチェックしましょう。場合によっては、保安基準を満たさずに車検に通らない可能性もあります。そうならないためにも、念入りにチェックしましょう。
インナーサイレンサーの取り付け方①:溶接かリベットで固定する
ネジで止めるだけで良いだろうと考えていたら、車検に通らない可能性は高いです。場合によっては、ボルトでしっかりと止めていても車検を通過できないこともあったりします。社外品のマフラーの場合はマフラーの出口に穴が開いていますので、その穴にインナーサイレンサーの穴を合わせる感覚で取り付けましょう。
インナーサイレンサーの取り付け方②:隙間ができてしまうと不快な音を発することに
マフラーとインナーサイレンサーの間に隙間ができると、不快な音を発する可能性もあります。もし、ビビリ音と呼ばれる音が発生した場合はマフラー出口部分にアルミテープを貼りましょう。そうすることで、音はかなり解消されるはずです。
インナーサイレンサーの取り付け方③:動画で取り付け方をチェック
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動画でも、インナーサイレンサーの付け方をチェックしてみましょう。正直なところ、人にインナーサイレンサーの付け方はと聞かれてもすぐに答えることができる人は少ないです。動画で一通り流れをチェックするだけでも、流れは十分把握することができます。
丁寧に、インナーサイレンサーについて紹介されているので細部まで見ておきましょう。少しでも効果を感じることができるようにするためには、正しく取り付けることが大切です。安全面を考えても、不備がないように気を付けたいものです。そのためには、何度も動画を繰り返しチェックしましょう。
インナーサイレンサーの有無での違いを検証する動画も!
インナーサイレンサーの動画は多数アップされています。その中でもチェックしておきたいのが、インナーサイレンサーがある場合と無い場合を比べる動画です。これを見ておくことで、どれくらいインナーサイレンサーの効果があるかを把握することができます。
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何事も前もって把握しておきたいタイプの人は、きちんと動画をチェックしておくといいでしょう。インナーサイレンサーの役割をざっくりとではありますが、把握することができます。
インナーサイレンサーの注意点は?
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ここからは、インナーサイレンサーの注意点について紹介します。インナーサイレンサーを自分のマフラーに取り付けるからには、注意点はしっかりと把握しておきましょう。
基本的な事はもちろんですが、車好きでも知らなかったという注意点も紹介します。インナーサイレンサーを取り付けることで、どんな注意をすべきなのかきちんと把握しておきましょう。
インナーサイレンサーの注意点①:エンジンの回転率をMAXまで上げない
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インナーサイレンサーは様々なメーカーから販売されています。製品によっては、社外品でないマフラーよりも廃棄効率が下がることもあります。インナーサイレンサー使用時は、エンジンの回転率を高くしてしまうと負荷がかかりやすくなります。つまり、車両全体に負荷がかかりエンジンに良くない影響を与えることになります。
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インナーサイレンサーはもともと排気音量を抑えるために付けたのに、車全体の調子を悪くしてしまうと逆に取り付けたことがマイナスになってしまいます。それを避けるためにも、エンジンの回転率は高くしない方がいいでしょう。スピードを出さずにゆったりと走行することが、インナーサイレンサーを取り付けた車には必要なことだと言えます。
この点を注意しないと、インナーサイレンサーの効果に対しての車の安全面はかなり低いです。そうならないためにも、安全運転で走行することを肝に銘じておきましょう。
インナーサイレンサーの注意点②:定められた生産車以降のものには取り付けない
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実は、インナーサイレンサーを取り付けることができる車には、制限があります。これを知っている人は、もしかしたらかなり少ないかもしれません。具体的には、2010年3月31日までに生産された車にしか、インナーサイレンサーは使用できません。
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つまり、2010年4月1日以降に生産された車にはインナーサイレンサーは使用できないということです。インナーサイレンサーを取り付けようかなと検討している人は、まずは取り付ける車の生産された時期を確認しましょう。そして、問題ない場合は安全に取り付けるようにしましょう。
インナーサイレンサーの注意点③:ボルトが緩いんでいないかチェックする
インナーサイレンサーを付ける場合は、ボルトが緩んでいないかこまめに確認しておきましょう。なんでそんな必要があるのと疑問に思う人もいるでしょう。それは、ボルトが緩んでいることが原因でインナーサイレンサーが飛んで行ってしまう可能性があるからです。
そんなことあるのと驚く人もいるでしょう。実は、これは本当の話で、一歩間違えば事故につながる恐ろしいものです。未然に事故を防ぐためにも、インナーサイレンサーの状態はこまめにチェックしましょう。
インナーサイレンサーについてきちんと理解しておこう
いかがでしたでしょうか?インナーサイレンサーの効果は理解できましたか?今回は取り付け方や注意点も含めて幅広く紹介しました。インナーサイレンサーについての注意点は、細部までチェックすることが大切です。安全な車の走行を行うためにも、正しい知識を身に着けておきましょう。万が一にも大きな事故につながることのないように、いんさーサイレンサーについては細心の注意を払ってくださいね。