シャーペンはおしゃれに改造できる
シャーペンを改造するというと、なんだか難しそうだと思う方も多いのではないでしょうか?シャーペンを改造することでより機能的に使えたり、おしゃれに変身します。改造シャーペンとは、一体どのようなものなのかご説明しましょう。
改造シャーペンとは?
改造シャーペンとは、簡単にいうとシャーペン自体を分解し、違う種類のシャーペンやボールペンと組み合わせて、より使いやすく機能的に作り変えることです。特に男性に人気になっており、若年層を中心にオリジナルの改造シャーペンを作っています。
どのようなシャーペンと組み合わせてかっこよく仕上げるか、その人の腕の見せどころです。シャーペンには様々なタイプのものがありますが、100%自分が求めているものに出会うのは難しいことですよね。そんな時にも、自分で自由にカスタマイズできる改造シャーペンが人気なんです。
改造するならクルトガのシャーペンが簡単!
改造シャーペンで特によく使われているのが、「クルトガ」のシャーペンです。クルトガとは、シャーペンの芯が常に尖った状態になっているのが特徴です。使っていくうちに芯が太くなってくるのが通常のシャーペンですが、クルトガはこのような機能が付いているので愛用者も多く、人気のシャーペンになっています。
特にクルトガの便利な機能性と、他のシャーペン組み合わせるのが人気となっています。きちんと手順を守って丁寧に行えば、初心者でも簡単にできますので、ぜひ参考にしてみてください。
簡単にできる!クルトガシャーペン改造法
ここからは、簡単にできるクルトガシャーペンの改造法を、動画とともに説明していきます。
クルトガシャーペン改造法①分解のやり方
クルトガを使った改造シャーペンを作る際、まず行わなければならない工程が「分解」です。他の機能的なシャーペンやボールペンと組み合わせる他、自分好みの柄にすることができます。まず、初めて分解する際は、結構力が入りますので注意しましょう。また、クルトガの中にも分解できないものもありますので、下の動画でチェックしましょう。
⑴はじめにシャーペンの芯を抜いておきます。
⑵まずペン先を回して外したら、逆さにしてもう一度ペン先に差し込みましょう。
⑶机などにペン先が下になるよう立てて押し付けましょう。結構力を入れるのがポイント。この時先端が上に飛ぶので、注意してください。
⑷バネなど中の部品を全て取り出しましょう。
⑸先端のキャップと消しゴムの部分を外します。
⑹芯を入れておく、シャーペンの内臓部分周辺を引っ張って、全て分解しましょう。
⑺元に戻す際は、基本的に分解するときと逆の順番で行いましょう。
クルトガシャーペン改造法②ドクターグリップと改造するやり方
クルトガは、どちらかというと軸が細いです。「もう少し軸が太ければいいな」と思っている人にぜひおすすめなのが、「ドクターグリップ」と改造するやり方です。
振るだけで芯が出せるタイプのドクターグリップと、芯が尖り続けるクルトガを合わせた、最強シャーペンになりますよ。ドクターグリップとの改造を簡単に解説すると、ドクターグリップのケースにクルトガのエンジンをつける方法ですね。まず以下のものを用意しましょう。
【用意するもの】
ドクターグリップとクルトガ(それぞれ同系色のものが良い)・瞬間接着剤・ハサミ・カッターかナイフ
⑴まずはドクターグリップの分解です。ペン先を回して外し、内部の部品を取り出します。さらにグリップを抜いて、内側にある金属なども外しましょう。ケースとキャプも外せば分解完了です。
⑵次にクルトガを分解します。
⑶改造する際に、いる部品といらない部品がありますので、動画で確認してください。
⑷ドクターグリップの部品をカットし、内側を削ります。(動画参照)
⑸クルトガのエンジン部分に接着剤をつけたら、⑷でカットしたドクターグリップの部品をつけます。
⑹次に、クルトガエンジンの筒の長さを、ハサミで調節します。カットし過ぎるとハマらなくなるので、少しずつ切りましょう。
⑺クルトガエンジンの筒に被せるようにドクターグリップの部品、ケースをはめたら上部の完成です。
⑻ドクターグリップのグリップをハサミで切って調節します。
⑼先端部分が余っている場合は、クルトガの筒をカットして調節しましょう。
⑽調節が完了したらグリップ被せて、ペン先をつけて完成です。
クルトガシャーペン改造法③フリクションと改造するやり方
フリクションは、ボールペンなのに消しゴムで消せるという画期的なペンとして、近年人気を集めています。便利なシリーズのボールペンとクルトガを合わせることも可能です。こちらはインクが消える機能はつきませんが、フリクションの持ちやすさや使い心地に慣れている人にはぜひおすすめです。
【用意するもの】
フリクションボールとクルトガ・ハサミ・カッターかナイフ
⑴まずはクルトガを分解しましょう。
⑵次にフリクションの上部分(ケース)を分解しておきます。
⑶クルトガエンジンの筒が長いため、適切な長さにカットします。
⑷クルトガエンジンにセロテープを巻き、太さを調節します。
⑸ノックしてみて、しっかり固定されて入れば完成です。
クルトガシャーペン改造法④SARASAと改造するやり方
SARASAは、可愛らしいデザインが特徴のボールペンです。これをクルトガと組み合わせることにより、オリジナルのシャーペンが簡単に作れます。こちらはクルトガの機能である芯を尖らせるということはできませんが、SARASAをシャーペンにしたい人にはぜひおすすめです。
【用意するもの】
SARASAとクルトガ・接着剤・ハサミ
⑴SARASAとクルトガそれぞれ分解します。
⑵クルトガのエンジン部分の筒にシャーペンの先端部分をはめ込みます。
⑶クルトガエンジンの筒が長いため、少しずつハサミでカットしましょう。
⑷先端の黒いゴム部分に接着剤をつけ、SARASAのケースにセットして固定させます。
⑸ノックして芯が出るようになれば完成です。
クルトガシャーペン改造法⑤デルガードと改造するやり方
デルガードは、芯が折れない便利な構造が特徴です。デルガードにクルトガのエンジンを合わせると、芯が尖ったままでさらに折れにくいという、最強のシャーペンが出来上がりますよ。用意するものは以下のものです。
【用意するもの】
クルトガとデルガード・黒いビニールテープ・セロテープ・ハサミ、カッター、ナイフのいずれか
⑴クルトガとデルガードをそれぞれ分解し、必要なパーツを用意します。(動画参照)
⑵デルガードエンジンのゴムを先端にはめます。
⑶中の芯が曲がって折れないように、黒のビニールテープをクルトガエンジンの先端部分に巻きつけましょう。
⑷次に、デルガードのケースをカチャッと音がするまではめ込みます。
⑸セロテープを気泡が入らないように巻き、クルトガとデルガードのエンジンを固定します。クルトガとデルガードは太さが違うため、エンジンを差し込むときは、平行になるように固定して接着しましょう。
⑹デルガードのメタルパーツをはめます。
⑺クルトガのパーツの白い筒を適当な長さにカットしておき、筒状のパーツを入れて、エンジン本体にセロテープで固定します。(動画参照)
⑻デルガードのノックパーツに黒いビニールテープを巻きつけ、エンジンに固定したら、デルガードのケースを被せて完成です。
⑼うまくハマらない場合は、クルトガエンジンに少しずつテープを巻いて太くしましょう。
シャーペンを改造してオリジナルを作ろう
クルトガと人気のペンを使った改造するやり方をご紹介してきました!コツが必要なものもありますが、丁寧に作業すれば出来るものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。