【口唇ヘルペスの治し方・治療法】口唇ヘルペスとは?
口の周りにできてしまうヘルペスは、見た目も悪く「早くなんとかしたい」と思うもの。体調が崩れたり、疲れが溜まっていたりするとできやすくなるようです。ですが、そもそも口唇ヘルペスとは一体何でしょうか?
口唇ヘルペスは、ウィルス感染によって起きる病気で「単純ヘルペスウィルス」がその原因をつくっています。体が弱っているときや栄養バランスが崩れているときなどにできやすく、症状としては唇の周囲に水ぶくれができます。痛みを感じる水ぶくれは、とても感染力が強く、一度治ったとしても皮膚の奥深くにウィルスは残りやすいです。
治っても油断できない厄介な病気は、紫外線やストレスの影響で再発することもあるので、治療のしかたが大切になってきます。
【口唇ヘルペスの治し方】症状の段階
唇のあたりに水ぶくれがポツポツとできてしまう口唇ヘルペスは、女性にとって天敵ともいえるもの。ヘルペスができてしまったときは早いうちに対処するのが一番いいですが、実はヘルペスができそうな前兆というのがあるんです。症状は時間が進むにつれて変わっていくので、早く治すためにも症状の段階を知っておくのはおすすめです。
【口唇ヘルペスの治し方】症状の段階1 前触れ
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ヘルペスができそうなときの目安症状は、口の周りがピリピリしてくること。場合によっては、唇のあたりが赤くなってきたり、かゆみも覚えたりすることもあるようです。初めての人は気づきにくいかもしれませんが、再発が多い人の中にこの症状段階で分かる人もいます。
【口唇ヘルペスの治し方】症状の段階2 初期
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ヒリつきを感じてからは、かゆみや痛みがはっきりとしてきて患部も赤くなってきます。個人差はありますが、ヘルペスの前兆が出始めてから何時間かで症状がで始めるようです。
【口唇ヘルペスの治し方】症状の段階3 3日前後
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発症から3日前後経つと、分かりやすく水ぶくれが出始めます。ポツポツと小さな水ぶくれが出るのが一般的ですが、それらがまとまってぷくっとした水ぶくれになることもあるようです。
【口唇ヘルペスの治し方】症状の段階4 治りかけ
だいたい1週間過ぎた頃になると、ヘルペスの症状も落ちついて治ってきます。水ぶくれもかさぶたになって、元の肌に戻っていきます。
【口唇ヘルペスの治し方】口唇ヘルペスの感染箇所
困った病気のウィルスですが、これらは一体どこからくるのでしょうか? 感染ポイントがわかっていればある程度予防できますよね。
ヘルペスの感染は口の中に含まれるウィルスが原因で起こるのですが、感染経路は大きく「直接的なもの」と「間接的なもの」に分けられます。子供がいるご家庭であれば、お子さんとキスしたり、頬ずりしたりするようなことがあるかもしれませんが、これが直接的な一例になります。一方の間接的は、同じタオルをみんなでシェアしたり、缶ジュースを飲み回したりする行為がそうです。
【口唇ヘルペスの治し方】おすすめの治療法
唇のあたりに違和感を感じるなど、「これってヘルペスかな?」と思うことがあったら早めに病院に行くのが最もおすすめです。水ぶくれができる前の症状で対処できた方が、治療法も軽くてすみます。
口唇ヘルペスの通常の治療法は、病院に行って薬を処方してもらうことです。飲み薬の抗ウィルス薬をもらってしばらく飲み続けることで、自然に治すよりもずっと早く治すことができます。また、病院で処方してもらえる薬は、市販のヘルペス薬よりとは違い、肌の奥に潜むウィルスの働きもおさえてくれます。
塗り薬のような市販薬では、肌の表面にしか効果がありませんが、専用のヘルペス薬であれば再発もおさえることができるのです。「きれいな肌に今すぐ治したい!」というのであれば、病院の飲み薬が一番おすすめですね!
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方
何かの拍子で唇の周りに水ぶくれができてしまったときは、早めの対処がなりよりも大切です。口のあたりにできてしまうヘルペスは、第一印象も悪くしてしまうので、自然に治るのを待つよりも積極的にケアした方が有効といえます。同時にヘルペスは、どんな人でもかかってしまうリスクがあるので予防することが大事です。
ここでは初めてヘルペスが出来てしまったときや再発してしまったとき、おすすめの予防方法についてご紹介します。きれいな肌をキープするためにも、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね!
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方1 清潔をキープ
ヘルペスの怖いところは、人から人へとうつってしまうところ。自分が人からうつされないように予防すると同時に、他人にうつさないようにすることが大切です。そのためにも、患部を清潔な状態にキープすることを心がけるようにしましょう。
肌ヒリついているときや唇が赤みがかっているときというのは、皮膚が弱っているときです。不潔とはいえないまでも、きれいな状態でなければ他のウィルスが入ってきて、余計に症状を悪くしてしまうケースも少なくありません。
唇に水ぶくれができたり、赤くなっていたりするとつい気になって触ってしまいますが、さわらないことも大切です。患部をきれいな状態にしておくことで、治りも早くなるはずです。
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方2 刺激しない
肌を清潔にキープしようとして、あまり強く患部をこするのも症状を悪化させるリスクがあるもの。洗顔するときなどは、あまり一生懸命に洗おうとせず、優しく汚れを落とすイメージで洗うのがおすすめです。お風呂に入るときも、顔にシャワーをかけると肌に刺激を与えてしまうことがあるので気をつけるようにしましょう。
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方3 食器などをシェアしない
ヘルペスに感染したことがある人やヘルペスの症状が出ている人と食器などを洗わずにシェアすると感染してしまうことがあります。自分が唇に水ぶくれができている時はもちろんですが、ウィルスが付着している可能性がある食器も避けた方がいいでしょう。
他にタオルや洋服なども、家族と別に洗ったりすることが大事です。衣類を伝ってウィルスを人に感染させてしまうこともあるため、少々面倒でも別で洗濯するのがおすすめです。
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方4 リラックスする時間をつくる
仕事や家事などで体が疲れて、免疫機能が落ちていると肌が荒れやすくなりますよね? 疲れた状態というのは、それだけウィルスが入り込みやすい隙をつくってしまうので、たっぷり栄養をとって、よく眠るというのもヘルペス予防には大事です。
ヘルペスができてしまったときもオーバーワークに気をつけることが重要。適度に休憩をはさんだり、リラックスしたりできる時間をつくることでストレスや疲れが減って、健康な肌へと回復しやすくなります。
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方5 アルコールはダメ
血流を良くするアルコールは、ヘルペスができているときは飲まないようにするのがおすすめ。かえって炎症を悪化させてしまうケースがあるからです。お酒を飲むと肝臓を活発に働かせてしまうことにもなるので、それが治りを遅くすることもあります。
【口唇ヘルペスの治療法】おすすめの治し方6 早めの病院
唇の荒れや水ぶくれが気になるときは、早めに病院に行くのが結局一番治りも早くておすすめです。症状が軽いうちに無理をせず、お薬をもらいに行くのがベストといえます。
まとめ
唇に赤いポツポツや水ぶくれができてしまったときは、早めに病院に行くのが最も有効な治療法といえます。ある程度時間が経てば、自然に治すこともできますが、なるべくすぐ治したいなら専用の飲み薬で治すことをおすすめします。