海馬とは？
脳の神経細胞は、加齢とともにどんどん減っていきます。ところが脳のある部分だけは、いくつになっても脳神経細胞が新しく生まれるのです。その脳の部分とは、「海馬」です。
引用: http://www.bodybook.jp/dictionary/201305/post-44.html
海馬は人の記憶を司る非常に重要な部分です。認知症ではまず、この海馬の萎縮から症状が出始め、もの忘れが起こります。
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E9%A6%AC_(%E8%84%B3)
しかし海馬は、日頃の脳の使い方次第で体積を増やせます。いくつになっても、海馬を鍛えることができるのです！
海馬を鍛える方法
睡眠
脳の睡眠最小単位は6時間といわれています。6時間睡眠は脳に負担をかけず、海馬の老化を遅らせます。
食事
食事は、脳内の神経細胞を傷つける活性酸素を除去してくれる「抗酸化作用」の働きがある食材がおすすめです。例えばニンジン・ブロッコリーなどの緑黄色野菜、しょうが・ニンニクなどの薬味も、活性酸素を除去する効果があります。他にもウナギに多く含まれるDHAやEPAも、活性酸素を除去する働きがあります。
噛むことにより脳の海馬が刺激され、認知症を予防することが最近の研究で注目されています。歯をしっかり管理して、よく噛んで食事をすることは、体だけでなく、脳の健康ためにも重要な秘訣です。
運動
ウォーキングは、30分程度の早歩きがおすすめです。時間単はいつでもいいので、毎日の習慣にすると効果があります。
運動は続けることがなかなか難しいですが、できるようになるまで、気持ちよく行っている姿をイメージするのがおすすめです。イメージトレーニングは、目標を実現させるために必要な作業です。
偏桃体の刺激
海馬の近くにある偏桃体を刺激するこも、海馬を鍛えることにつながります。感情を揺さぶられるような行動が効果的です。
感情の振れ幅が大きい恋愛なども、海馬を刺激するので、有効です。
こちらは、海馬を刺激し記憶力を向上させる音楽です。作業中のバックミュージックとして流すと効果的です。
ゲーム・アプリ
海馬は使えば使うほど、機能低下が防げます。将棋やクロスワード・囲碁・麻雀などのゲームやアプリは、脳の機能を回復させ、認知症予防にもなります。
海馬を鍛えるゲーム
ゲームをすることによって、脳は活性化されます。加齢によって衰えた脳の機能を回復させる「頭を使うゲーム」がおすすめです。
海馬を鍛えるアプリ
せっかくアプリを使うなら、脳トレはいかがでしょうか？通勤中や仕事前に脳トレで脳を覚醒すれば、集中力がUPし効率が上がります。
認知症にならないために海馬を鍛える！
認知症を予防する対策は、大きく分けて2つあります。
・認知症になりにくい生活習慣
脳の状態を良好に保つには、食事や運動の習慣を改善することが有効です。また、認知機能を高めるために、人と関わることや知的行動を意識して日々を過ごすことが大切です。
・脳の機能を回復させる簡単なトレーニング
認知症に至る前段階として、通常の老化とは異なる認知機能の低下がみられます。この時期に最初に低下するのは、エピソード記憶、注意分割機能、計画力です。これらを意識して早期に脳を鍛えることで、認知機能の低下が予防できます。頭を使うゲームやアプリもとても有効です。
認知症は本人だけではなく、家族にも身体的、精神的、経済的な負担が大きく、さまざまなサポートが必要になります。けれども認知症は早期発見することで、予防し、進行を食い止めることができます。
生き生きとした生活を送ることが、脳の海馬を鍛え、認知症予防につながります。ぜひ、試してみてください！
