スプレーアートとは?
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スプレーアートは、スプレーペイントともいい、グラフィティ(graffiti)は主に壁などに描くのに対し、スプレーアートはエアゾール(aerosol)スプレー缶[1]を使用し、主に紙などに描かれたアート作品またはパフォーマンスのことである。
初心者にもできるスプレーアートの方法とは?
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まず初心者の方が簡単に始めるなら、紙にスプレーアートをする方法がいいでしょう。紙にお皿やテープなどのものを使うことで、芸術的な作品を作り上げることができます。道具を使いながら描くので、作品のクオリティが高いものに仕上がります。
スプレーアートの魅力とは
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スプレーアートの魅力的なポイントは、速くどこでも簡単に描けるところです。スプレーを使用するので一瞬で紙に色をつけることができ、パフォーマンス力の高い作品がどこでも作れます。速いものだと2分で完成します。また年齢や性別なども関係ないので、簡単にアート作品が作れます。上達スピードはどんなアート作品よりも速く描く面白さがあります。
スプレーアート初心者がスプレーアートを始める方法
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初心者がスプレーアートを始める方法として①道具を揃える②youtubeなどの動画を見てスプレーアートを学ぶ③スプレーアートを実践する④完成作品を見比べる⑤改善点を考える⑥再び実践する、描いた絵は観察し見比べて改善していき繰り返すことで上達していきます。
スプレーアート初心者でも簡単に始めることができる道具
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①スプレー
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スプレー缶の種類は豊富で値段もピンキリです。まずは試しに簡単に初心者の方がスプレーアートを始めたいのなら、100均などの安価な値段のものでも大丈夫です。揃える色は白や黒からが初心者にはおすすめです。慣れてきたら、色のバリエーションを増やしていくと始め値段も抑えることができます。
②紙
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光沢のある紙がベストです。光沢のある紙なら安い値段の紙でも大丈夫。もしなかったらカレンダーやポスターなどの裏紙を代用しましょう。スプレーが染み込みにくいので、光沢のある紙がいいのですが、しかし最初の頃は練習用なので画用紙などどんな紙でもOKです。
③お皿やコップマスキングテープなど
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紙の上にお皿やマスキングテープなどを置きます。その上にスプレーを重ねてアートを作ります。惑星を描く上で丸いものは必需品になるので必ず準備しましょう。お皿の他にコップなどいろんな大きさのものを揃えておくと便利です。鍋のふたなども取っ手がついてるので使いやすいようです。
④スクレイパーや定規
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ヘラのような道具のスクレイパーや定規は、まっすぐ模様をつけたりまっすぐなラインのものをスプレーを吹きかけて描くときに使います。簡単に手に入って値段の安い100均のヘラでも良いでしょう。定規もまっすぐなものであればなんでも大丈夫です。
⑤スポンジ
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主に植物を描くときに使用するためのスポンジです。他にもリアルな宇宙を描くときにもスポンジを使用して描きます。
⑥新聞紙やチラシ
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タダで手に入る新聞やチラシ。スプレーする前に汚れないよう下に敷いておきます。またスプレーした後、独特な模様をこすったり置くことで入れることができます。
⑦板やビニールシート
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スプレーで周りを汚さないように紙より大きめのものを準備しましょう。ビニールシートはより大きいので周りを汚さずに済みます。あると便利です。
動画を参考するときのポイント
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動画を参考にしながらスプレーアートを始める時①スプレーの振り方②アートに用いる道具の使い方③手の動きなどもしっかり見てみましょう。それから絵の構成やバランスなど、絵をかっこよく仕上げるための考察も必要です。
まず最初に見ておきたい初心者用動画
まず最初に見ておきたいスプレーアート初心者用の動画です。材料を選ばずに作品作りに取り組め、スプレーの使い方やスプレーアートのイメージをつかみやすいので初心者の方におすすめの動画です。
この作品作りに必要なものは、紙と缶黒白青のスプレーを使用します。まずは缶を適当な場所に置き青いスプレーを吹きかけ缶をどかして青を重ねます。白を重ねて紙を置き剥がしてから黒い影をつけます。また缶を置き黒を吹き付け青を重ね、白を指で色づけします。
一番簡単!初心者用2色で描くスプレーアートの方法
スプレーの白と黒があればできるスプレーアートです。色を2本しか使わない方法なので、値段が抑えられ初心者にも比較的簡単に取り組むことができます。動画を一緒に見ながらまずは2色のスプレーアートに挑戦してみましょう。
この作品には紙と白と黒のスプレーと2種類のお皿、ヘラとチラシを使用します。まずはお皿を置き黒をスプレーしお皿を外しもう一度黒その上に白を吹きかけ、チラシを重ねて模様をつけます。光の具合も考えながら白と黒を重ねます。お皿をもう一度起き黒を重ね、指に白をつけ星を作ります。
初心者向け惑星をスプレーアートで描く方法
初心者スプレーアート二作品目#スプレーアート #宇宙 pic.twitter.com/J78UnjSNCM
— 小川 光洋(Scaletone Gt.) (@Kouyou_1025st) January 20, 2018
スプレアートで一番描かれるもののが「惑星」です。独学で勉強したSPRAYMAN(スプレーマン)さんが、綺麗な惑星の書き方をスプレー4本とお皿紙チラシで完成させています。一連の流れを動画で確認でき、たった4分程度で仕上がるのでなんども見返しながら挑戦しやすい初心者向けの作品です。
この作品に使用するのは光沢紙や板、黒白黄青のスプレー、蓋、新聞紙です。白を吹き付けてから黄をその上に青を重ね、新聞紙をくしゃくしゃにしてからかぶせてこすります。黒で影をつけ蓋を置き、背景を黒で塗りつぶし白黄の順で指に付けてから星を作っていきます。
初心者が描いたスプレーアートの作品
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引用: https://www.instagram.com/p/Blr9eXInIC2/?tagged=%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85
小学校2年生が描いた自由研究で挑戦したスプレーアートです。年齢関係なく楽しみながら作品を作れることがわかります。しかも100均の道具だけで作った作品のようです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BYc3wXJHPRU/?tagged=%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85
15分で描きあげた作品のようです。見よう見まねで作られたこの作品だそうですが、初心者の方でもこんな素敵な絵が描けるんですね!
そして念願の🌚🌝💫💫
— はらのり (@n9sky9n34) July 13, 2018
スプレーアート。
初心者すぎた。案外難しい。
でも楽しい🌻🌻
夏やりたいことがどんどん増えてく pic.twitter.com/CVnuTXxSNb
影と光のバランスが綺麗、ブラック&ホワイトの2色で始めやすい作品です。この夏お友達と一緒にスプレーアートを始めるのも楽しそうです。
プロが描くスプレーアート
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引用: https://www.instagram.com/p/Bl_bWuMBsYu/?tagged=%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88
今はスプレーアート初心者でも、繰り返し勉強し実践を重ねることでこんなに綺麗な作品が描けるようになります。海外アーティストの方の作品でとても初心者には真似できなさそうですが、手つきやスプレーの使い方なども勉強になります。
スプレーアートの注意点
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スプレーを使用する際は換気を十分に行うか、風通しの良い庭など屋外で作業しましょう。またマスクやゴーグル手袋などを用いてより安全にスプレーを使用し、壁や他人の迷惑になる行動はやめましょう。
慣れてきたら使用するスプレーや紙を選ぼう
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まずは挑戦することが大切ですが、材料を揃えるのに手間取ってしまうとやる気も無くなってしまいます。しかしスプレーアートは100均など安価で身近ななものから揃えることができます。動画を参考にしながらまずは同じやり方で絵を描き、慣れてきたら自分で構想カラーなど決めてオリジナル作品を作り上げていきましょう。
海外など町並みにグラフィティと呼ばれるスプレーアートをよく目にします。スプレーアートは壁以外にも紙を使用することもあり、初心者の方でもスプレーアートを気軽に楽しむことができます。カラフルで綺麗なスプレーアートは、パフォーマンスとして描くこともあります。