ネクタイのきれいな結び方!流行りのディンプルなど種類別に紹介
ネクタイの結び方で、スーツの印象は大きく変わります。せっかく良いスーツを着ていてもネクタイの結び方が悪ければ台無しです。ここからは、きれいなネクタイの結び方を種類別に挙げていき、流行りのディンプルについても解説していきます。
まずは基本知識として!理想のネクタイの長さは?
ベストはちょうどベルトにかかるくらい
まず結び方を見ていく前に、基本的な知識としてネクタイの理想の長さを理解するところから始めます。ネクタイは短すぎても長すぎても良くなく、ベストな長さは太い方の部分がちょうどベルトにかかるくらいになります。
結び方で長さは変わってくる
この時に重要になってくるのは結び方です。結び方によって長さは変わりますし、あえて長くも短くも出来ます。ちょうど良い自分に合った長さにできる結び方も知っておくことで、スーツを着た時にうまく全体のバランスを取ることができます。
流行りのディンプルって何?作り方はどうするのか!
結んだ時にできるくぼみのこと
最近ネクタイの結び方でも良く耳にするディンプルですが、そもそもディンプルとは何なのか。簡単に言うとディンプルとはネクタイを結んだ時にできるくぼみのことです。パーティー用のスーツスタイルの時には特におすすめで、立体感が出るため、とてもおしゃれに見える結び方です。ディンプルの作り方のコツは結び目を作る時の締め方にあります。
ディンプルの作り方とは?
ディンプルを作る際には、結び目を首まで持っていく際に、両はしをつまむ形で締め上げていきます。そして今まさに流行りのダブルディンプルは、結び目を完成させる際に、両はしを少し折り返します。そしてその形のまま締めていくとボリュームのあるディンプルが完成します。意外に難しくない技なので、初心者でも取り入れることができます。
2018年の流行りの結び方!きれいなネクタイの結び方を種類別に紹介
おしゃれな結び方は知っておくべき
ネクタイの結び方にも、その時々で流行りのものがあります。先ほど紹介したディンプルはネクタイの結び目に表情をつける効果があり、多くの人が取り入れています。そして、やはりそもそものベースとなるおしゃれな結び方は知っておくべきです。
ネクタイの結び方の種類を紹介
ここからは、2018年最新版!おすすめしたいネクタイの結び方の種類を見ていきます。スーツの印象を大きく左右するネクタイは、色や柄などのデザインにばかり気を向けがちですが結び方も非常に重要です。意外にも多くの種類がありますので、いくつかは自分のものにできるようにしておくことで活用できます。好印象な結び方と、おしゃれな結び方で分けて紹介していきます。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方1:プレーンノット
最も基本となる結び方
まずはじめに紹介するきれいなネクタイの結び方はプレーンノットです。プレーンノットは最も基本となるネクタイの結び方で、多くの人が行なっている種類です。ビジネスシーンにもパーティーなどでも、どこでも対応できる幅広さが魅力になります。
プレーンノットはどんな結び方?
結び方も簡単で、ネクタイの太い方と細い方それぞれをクロスさせ、太い方を上にします。そして細い方を軸にして太い方に一周させ、その時にできた輪っか部分に太い方を喉から胸方向に引っ張ります。最後に結び目の形を整えればプレーンノットの完成です。非常に簡単ですし、初めてネクタイをつける方には特におすすめです。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方2:スモールノット
ビジネスでもパーティーでもOK
そして続いての、2018年版!おすすめのきれいなネクタイの結び方はスモールノットです。スモールノットは名前の通り結び目が小さなもので、ビジネスでもパーティーなどのカジュアルシーンでも対応できる種類の結び方です。シルク素材のネクタイは相性が良いですし、ディンプルを作ると立体感が出ておしゃれです。
スモールノットの結び方を解説
スモールノットの結び方は、はじめに太い方と細い方それぞれをクロスさせ、細い方のネクタイを逆向きにするようにねじります。そしてそのまま太い方の左側まで持っていき、くるりと前側から回します。そしてその時にできた輪っかに通せば完成です。この時、結び目の両はし部分をつまんで首まで持ち上げることでディンプルがきれいに作れます。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方3:ウインザーノット
印象が良くビジネスでも使える
そして続いてのきれいな結び方はウインザーノットです。非常に取り入れている方が多い結び方で印象が良く、ビジネスシーンでも使える便利なものです。ただし、少し結び方は難しい種類になりますので練習は必要です。結び方はまず太い方を細い方の上に置いて交差させます。
ディンプルとの相性も良い結び方
そしてクロスさせた後に、太い方を下からくぐらせて輪っかを作ります。そこからさらに反対側の裏でもクロスさせ、もう一つの輪っかを作ります。そして輪っかの上から太い部分を下に引っ張れば完成です。ディンプルも作りやすい結び方で、結び目を締める前に端を逆さに向けるイメージで、締め上げればきれいなディンプルが作れます。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方4:セミウインザーノット
結び目がコンパクトで上品な印象
そして続いての、印象が良いきれいなネクタイの結び方はセミウインザーノットです。セミウインザーノットは先ほどのウインザーノットよりも結び目がコンパクトになったもので、ビジネスにも対応できますし、結婚式などに参加する際にも使われることが多い結び方です。
細身のビジネススーツにぴったり
結び方はウインザーノットの方法とほとんど同じで、二周回した部分を一周に変えるだけです。すると結び目が小さくなりますので、コンパクトにまとまりスマートな印象を与えることができます。細身のビジネススーツにぴったりな結び方です。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方5:ダブルノット
スーツスタイルを引き締めてくれる結び方
続いて印象の良い結び方を紹介するのはダブルノットです。多くの方が用いる結び方で、特にビジネスマンには取り入れる方が多くいます。結び目が細身で縦に少し長い形が特徴となり、スーツスタイルを引き締めてくれるものです。ダブルノットは仕事ができる人というような印象を与えれることもあり、取引先に出向く際などにビジネスマンは活用しています。
縦長のディンプルはおしゃれでおすすめ
ダブルノットはプレーンノットのやり方とほとんど同じで、違いは一周回していたところを二周に増やすだけです。そうすることで結び目が大きくなり存在感も出ますし、且つ縦にも長さがありますのでスタイリッシュさもあります。ディンプルも作りやすく、縦長シルエットのディンプルは非常におしゃれに見えます。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方6:オリエンタルノット
ニットタイにはおすすめの種類
そして続いての印象が良いきれいなネクタイの結び方はオリエンタルノットです。オリエンタルノットは結び目を小さく作るもので、素材的に膨らみがちになってしまうニットタイにはおすすめの種類です。きれいな左右対称の三角形が作れることから、誠実感のある印象を与えることができます。
仕上げの時には強めに結ぶ
オリエンタルノットの結び方は、まずネクタイは通常の反対向きからスタートします。そして細い方を太い方のネクタイ部分に重ねてクロスさせます。太い部分を首元に通し輪っかを作ったら喉の前から胸へ引っ張る形で結びます。この時強めに結ぶことで、より結び目のきれいさが引き立ちます。
2018年版!好印象になれる!きれいなネクタイの結び方7:クロスノット
ビジネスでの会食などに活用できる結び方
そして、印象が良いネクタイの結び方の種類で最後になるのはクロスノットです。クロスノットは結び目の部分に特徴があるもので、斜めにラインが入っておりこなれた大人の印象を与えることができます。ビジネスでの会食などに活用できる結び方です。
クロスノットの特徴は結び方が特殊
そして、クロスノットの特徴は結び方にあり、通常のネクタイの結び方とは逆で、細い部分をメインに使います。まずはそれぞれをクロスさせ、太い方に中心に細い方を二周させます。そして最後に二周巻いた時にできた輪っか部分の喉元から胸の方向にくぐらせて結びます。すると斜めにラインが入った結び目が完成します。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方1:ブラインドフォールドノット
フォーマルな服装の時にはぴったり
みずにゃんのネクタイの結び方。ブラインドフォールドノットと言います。 pic.twitter.com/KKqxGQGe4w
— とし@ゲドー君の助手 (@Toshi1048No02) September 7, 2017
ここからは、おしゃれできれいなネクタイの結び方の種類を見ていきます。まずはじめになる結び方はブラインドフォールドノットです。ブラインドフォールドノットはなんと結び目が見えない結び方で、フォーマルな服装の時にはぴったりな特殊な種類になります。
結び方は以外にも簡単
▶︎らるらるく は ブラインドフォールドノット を おぼえた !
— らるらるく (@Chick_en_Ciel) June 13, 2016
▶︎しかし つかいみち が わからなかった ! pic.twitter.com/4rRDDjDub2
結び方は、まずプレーンノットのようにネクタイをクロスさせてから、喉元から輪っかに太い部分を胸方向に通して形を調整します。結び目を基本形の方法で作ると、そこで終わりではなく下から上にさらにくぐらせます。結び目部分に上から太い方がかかっているというものです。結婚式などに出席する時にはおすすめの結び方で、ドレッシーな印象を受けます。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方2:ノンノット
パーティーでは非常に人気な結び方
そして続いてのおしゃれできれいなネクタイの結び方はノンノットです。ノンノットは結び目が非常におしゃれで、ビジネスでは使わない方が良いものですが、パーティーでは非常に人気でおしゃれな人という印象を与えることができます。中でもカジュアルめなジャケットやパンツとの相性は抜群です。
ノンノットの結び方は少し難しい
ノンノット pic.twitter.com/7CGEOwcY8w
— くるとん。 (@kurukuruton_) February 25, 2017
ノンノットの結び方は、まず細い部分を細い方の上に重ねて胸側から前にくぐらせます。この時に輪っかができていますので、上から下に向かって細い部分を通します。そして同じことを先ほどくぐらせた反対方向でも行い、両サイドに同じ形が作れたら結び目を締めます。左右のバランスが整うようにすれば、きれいでおしゃれなノンノットの完成です。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方3:エルドリッジノット
無地のものは結び目がきれいに見えておすすめ
続いてのおしゃれできれいなネクタイの結び方はエルドリッジノットです。エルドリッジノットはおしゃれさでいうとトップクラスの結び方で、その分非常に難しいです。柄物のネクタイを使うよりは、無地のものを使うと結び目がきれいに見えておすすめです。シルク素材であれば立体感も生まれて一段とおしゃれになります。ディンプルとの相性も良い種類になります。
複雑な結び方なので練習が必要
エルドリッジノットの結び方は、まず太い部分に対して細い方を前から後ろにくるりと回し持っていきます。そして真ん中部分にできている結び目を軸に、三方向からクロスさせ、最後に胸の前で細い部分をしまうという方法です。結ぶという感覚ではないくらいの複雑さですが、パーティーなどで活用すれば目立つこと間違いなしな程おしゃれです。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方4:トリニティーノット
インパクトのある柄ネクタイとの相性が良い
そして続いてのおしゃれな結び方はトリニティーノットです。こちらの結び方もかなり難易度が高いもので、三つに別れているような結び目が特徴の種類です。結び目は大きくて太い仕上がりになりますので、インパクトのあるネクタイとの相性が良いです。
仕上げの整え方が重要
パーティーでは非常に人気の結び方で、おしゃれさをアピールしたい時には最適なものです。非常に結び方が複雑で、太い部分を中心に細い方を結び目部分でくぐらせ、その工程を4回繰り返します。仕上げに形をきれいに整えて完成です。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方5:ケルビンノット
ビジネスシーンで活用する方が多い
そして続いてのおしゃれできれいなネクタイの結び方はケルビンノットです。ケルビンノットはおしゃれでもあり、印象の良さもあるおすすめの結び方で、ビジネスシーンで活用する方が多いです。
きれいな左右のバランスが特徴
結び目の大きさもよど良い感じで、特徴としてきれいな左右のバランスが作れる種類になります。結び方はネクタイを反対向きにしてからそれぞれをクロスさせ、太い部分で細い方の周りを巻きます。そして結び目部分を抑えながら喉の前から胸方向に通すだけです。ディンプルも作りやすく、ビジネスでもパーティーでも使える種類になります。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方6:プラットノット
最も左右のバランスがきれいに作れる
そして続いてはプラットノットです。プラットノットは見た目は一見シンプルですが、数多くある結び方の種類の中で、最も左右のバランスがきれいに作れるものです。
少し結び目は強めに締める
プラットノットの結び方は、まず、ネクタイを通常とは反対に向けて、それぞれをクロスさせます。そして太い部分を細い方に巻きつける形にして喉の前で輪っかに通します。結び目は少し強めに締めて作るときれいな形が作れます。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方7:バルテュスノット
結び目の部分が大きく存在感抜群
そして続いてのおしゃれな結び方の種類はバルテュスノットです。フランス発祥の結び方であるバルテュスノットは、結び目の部分が大きくなっており存在感があります。
どんな結び方?
柄物のネクタイとの相性は抜群で、結び方はまず細い部分を長めにとっておき、それぞれをクロスさせます。そして細い部分を中心に、巻きつけを右下から通して左から出します。最後に輪っかに通す時に形を整えながら喉から胸の方向に引っ張れば完成です。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方8:ヴァンウェイクノット
パーティー向けのおしゃれな結び方
そして続いてのおしゃれなネクタイの結び方の種類はヴァンウェイクノットです。ダブルノットと非常に形が似ているもので、ヴァンウェイクノットの方がパーティー向けのものになります。
ダブルノットよりもさらに縦に長い
ヴァンウェイクノットはダブルノットよりもさらに縦に長く細い結び目が出来上がります。結び方は、ダブルノットと同じように、結び目部分を二回回すようにします。この時に強めに締め上げておくことで最後の形がきれいな縦長になります。
2018年版!おしゃれ&きれいなネクタイの結び方9:マレルノット
細い部分が上になっている個性派
そして最後になる、おしゃれできれいなネクタイの結び方はマレルノットです。マレルノットは一見見た目が普通に感じるものですが、よく見ると細い部分が上になっている変わった種類の結び方です。
ビジネスはNGだがパーティーにはおすすめ
ビジネスでは避けた方が良い結び方ですが、パーティーにはおすすめです。結び方は細い部分を長めにとり、通常行なっている結び方で太い部分の役割を細い部分で行います。
おしゃれのために!お気に入りの結び方を見つけよう
印象の良いネクタイの結び方と、おしゃれなネクタイの結び方を見て来ましたが、ビジネス用・パーティー用で使い分けて活用できます。結び方はパターンを多く持っている方がおしゃれも楽しめますし、印象の良さは自分のためにもなります。