ベビーパウダーでニキビを隠す使い方は正しいのか?
万能パウダーとして名高く人気のベビーパウダーですが、ニキビを隠す際にも使っている方も意外と多いようで、その使い方に危険性が無いのか気になりますよね。
そこで今回は、人気の万能ベビーパウダーで、ニキビを隠す使い方の危険性や効果などを徹底解説していきたいと思います。
ベビーパウダーでニキビを隠す?そもそも正しい使い方とは?
ベビーパウダーの本来の正しい使い方は、赤ちゃんのオムツかぶれや、あせもやただれなどの予防を目的として作られた、粉末状のパウダーです。
最近では、大人向けに作られた汗や消臭効果の優れたベビーパウダーなども人気で、お風呂上りの清潔な肌に、首元などの汗やあせも、ベタつきなどが気になる部分に使う事で、肌をサラサラに保ってくれると言う使い方が最も効果的とされています。
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ベビーパウダーにはプレスドタイプとルースタイプがあり、持ち運びにはプレスドタイプのベビーパウダーが人気で、家での全身ケアにはルースタイプのベビーパウダーに人気がある様です。
ベビーパウダーでニキビを隠す?主な成分をご紹介!
ベビーパウダーは、主にタルクと言う鉱物と植物性のコーンスターチを原料に作られています。
肌の水分を吸いコーンスターチが湿度を保ち、タルク滑石によって肌をサラサラにしてくれる作用があります。肌がサラサラになりますが、乾燥させているのではなく、肌の摩擦を少なくする事であせもを予防する事が出来ます。
ベビーパウダーでニキビを隠す事は危険!
本来、ベビーパウダーはあせもやかぶれ、ただれなどの予防が目的として作られた商品の為、ニキビに考慮されて作られた訳ではありません。
ニキビなどが無い正常な肌に使う際は、トラブルなども起こりづらいと思いますので問題なく使用する事が出来ます。しかし、ニキビは毛穴などのトラブルが原因で炎症を起こしている物が多く、ベビーパウダーでニキビを隠す事でニキビを刺激し、毛穴を詰まらせてしまい悪化する危険性があります。
正常な肌に使用する際も、一日の終わりにはベビーパウダーをしっかりと落とす事が大切で、洗い残しなどが原因で毛穴を詰まらせてしまい、ニキビなどの原因になってしまう危険があるので、全身のケアに使う際もお風呂で洗い流す事を忘れずに行いましょう。
ベビーパウダーでニキビが悪化!間違った使い方で起こるトラブルとは?①【汗のコントロールも出来なくなる】
人気のベビーパウダーでニキビを隠す使い方は、医学的にも危険な行為と言われていて、ニキビを治す効果は無いとされています。また、塗りすぎてしまう事で、汗の蒸発をベビーパウダーが阻害してしまう危険性があります。
毛穴が閉じたまま角栓が詰まっている白ニキビや、白ニキビが悪化する事で起こる黒ニキビ、アクネ菌の異常繁殖で炎症を起こした状態の赤ニキビは、どれもベビーパウダーで隠す方法を行う事で悪化する危険性があると同時に、白浮きなどを防ぐためにニキビ周辺の肌にもベビーパウダーを使う事で、塗り過ぎとなってしまい、汗のコントロールにも影響を与えてしまいます。
ベビーパウダーでニキビが悪化!間違った使い方で起こるトラブルとは?②【呼吸器系に影響】
喘息などの呼吸器系に心配を抱える方は、特にベビーパウダーの使いすぎには注意が必要です。
顔に使うと肌がサラサラになりニキビにも効果的だと思い沢山使う事で、ベビーパウダーの細かい粒子が気管に入り込んでしまい、呼吸器系にトラブルを起こしてしまう危険性があります。
継続的にベビーパウダーを使う事で、気管への影響を与えてしまう危険があるので、使う際はしっかりと用法にあった使い方をする事が大切です。
ベビーパウダーでニキビが悪化!間違った使い方で起こるトラブルとは?③【目に入ってしまう】
ベビーパウダーを顔のニキビに効果的と思い使っている方の中で、目の中にベビーパウダーが入ってしまったと言う方も多くいるようです。
ベビーパウダーの粒子は非常に細かい為、目に入ってもなかなか気付きにくいかもしれませんが、ベビーパウダーが水分を吸収する事で、角膜を傷つけ、視力低下や眼病の原因になる危険性があります。
目が充血したり、目やにが多い、痛いなどの症状がある場合は、速やかに眼科を受信するようにしましょう。
ベビーパウダーでニキビが悪化!間違った使い方で起こるトラブルとは?④【乾燥が酷くなる】
ベビーパウダーは、余分な皮脂や水分をパウダーが吸着してくれる事で、肌がサラサラになりあせもやかぶれを予防する事が目的とした商品です。
特に乾燥肌の方には不向きで、ベビーパウダーを使う事で乾燥が酷くなる危険性があります。また、ニキビを隠すために使っている方も注意が必要で、ニキビによっては乾燥による皮脂の分泌が多くなる事で、毛穴が詰まりニキビが出てしまっている方も多くいます。そう言った方がベビーパウダーをニキビに使う事で、ニキビを悪化させるだけでなく、乾燥を悪化させてしまう危険がありますので、注意が必要です。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介①【ドライシャンプー】
人気のベビーパウダーは、病気や怪我、アウトドア、万が一の災害時などでお風呂に入れないときなどに、ドライシャンプーとして使う事も効果的でおすすめです。
まずは、適量のベビーパウダー手に取りパウダーを掌全体に馴染ませたら、髪に付けていきます。ヘッドマッサージをするように揉みこむとよりリフレッシュする事が出来ます。
パウダーが足りないと感じたら、再度手に適量を取り馴染ませてから、髪に塗布するようにしましょう。最後は櫛で髪の毛を梳かして完了です。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介②【マッサージパウダー】
オイルやクリームを使ってマッサージをすると、どうしても最後はベタつきなどが気になり、拭き取りや洗い流す作業が必要となります。
そこでおすすめなのが、人気のベビーパウダーを使ったマッサージです。ベビーパウダーのサラサラ効果で、マッサージの際に起きる摩擦を減らしてくれますし、マッサージ後のベタつきなども無く、簡単にマッサージをしたい時などにおすすめです。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介③【靴擦れ防止】
履き慣れていない靴や、おろし立ての靴などは、靴擦れを起こしやすくお悩みのところでもあると思います。
そんな時に便利なのでが、人気のベビーパウダーを使った靴擦れ防止対策です。使い方も簡単で、ベビーパウダーを適量手に取り、足に塗りこむだけで、靴擦れを防止する事が出来ます。
ベビーパウダーには消臭効果もあるので、足のニオイ対策も合わせて隠す事ができる人気おすすめ対策方法です。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介④【ソファーのお手入れ】
洗濯をする事が出来ない大型のソファーやカーペットなどは、お手入れも難しく悩みどころではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、人気のベビーパウダーを使ったソファーやカーペットなどのお手入れ方法が効果的なんです。使い方は、お手入れしたいソファーなどに直接ベビーパウダーを振りかけて、乾拭きでサッとパウダーを馴染ませていきます。
暫く放置したら、後は掃除機を使ってベビーパウダーを吸うだけで完了です。ベビーパウダーは消臭効果もあるので、気になるニオイも合わせて除去する事が出来るので、是非試してみては如何でしょうか。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介⑤【チェーン絡まりに効果的】
細いチェーンで出来たアクセサリーは、非常に絡まりやすく、なかなか解く事が出来ない曲者です。
そんな時の便利アイテムが、人気のベビーパウダーなんです。ベビーパウダーをチェーンが絡まった部分にササッと振りかけて、上から少しトントン叩くと頑固に絡んだチェーンが解けやすくなりおすすめです。
アクセサリーを傷めてしまう危険も無く、ストレス無くチェーンの絡まりを解くことができます。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介⑥【衣服の汚れ対策】
襟元や袖部分などは、普段の生活でもとても汚れやすく、洗濯する際に落とす事も容易ではありません。
そこでおすすめなのが、人気のベビーパウダーを使った衣服の汚れ対策です。まずは、汚れが気になる衣服の襟元や袖部分にベビーパウダーを振りかけから、軽く叩きその上からアイロンをかけていきましょう。
そうする事で、ベビーパウダーの膜が出来るので、衣服に汚れが付きにくくなる効果があります。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介⑦【ブラシのお手入れ】
毎日のメイクアップに使うメイクブラシや、髪の毛の梳くヘアブラシなどは、こまめなお手入れが必要ですが、水洗いが出来ないタイプのブラシなどもあり、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時に便利なのが、人気のベビーパウダーを使ったブラシのお手入れ対策です。ビニールの中に適量のベビーパウダーを入れて、パウダーをブラシでかき混ぜる様にブラシにベビーパウダーをつけていきます。
しっかりとブラシにベビーパウダーがついたのを確認したら、パウダーが無くなるまでブラシについたパウダーを落としたらお手入れ完了です。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介⑧【制汗剤として】
ベビーパウダーは制汗剤としても優秀な効果がある事はご存知でしょうか。
汗やニオイをしっかりと抑えてくれる為、汗ジミなどが気になる部分に使う事で、汗やニオイを合わせて予防する事が出来ます。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介⑨【本のお手入れ】
年期の入った本は、お手入れをする事で更に長持ちさせる事が出来まし、カビ予防にもなります。
そんな時に便利でおすすめなのが、ベビーパウダーを使った本のお手入れ方法です。ベビーパウダーを本の間に振りかけて数日間放置します。数日後に、しっかりと本に振りかけたベビーパウダーを落としたらお手入れ完了です。
ベビーパウダーはニキビにNG!おすすめの使い方をご紹介⑩【蒸れ防止】
ゴム手袋などをはめた際に、手が中で蒸れると言った事を経験されている方は多いと思います。
そんな時に便利なのが、ゴム手袋の中に予めベビーパウダーを入れておく事で、不快なゴム手袋の蒸れを予防する事が出来ますし、脱着もスムーズに行う事が出来るので、非常に便利なおすすめ方法です。
ベビーパウダーは色々と使えて便利!おすすめ商品をご紹介!①【ジョンソン ベビーパウダー】
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ジョンソンのベビーパウダーは、誰もが知る有名なベビーパウダーで、あせもを予防し、肌をサラサラの清潔に保つ事が出来るおすすめのベビーパウダーです。
ニキビを隠す事にはおすすめ出来ませんが、制汗剤やドライシャンプー、マッサージ、靴擦れ防止、ブラシのお手入れなど幅広い使い方をする事が出来ます。
ルースタイプのベビーパウダーなので、粉がこぼれる可能性があるので、持ち運びには不向きですが、全身のあせも対策には非常に便利でおすすめです。
ジョンソン ベビーパウダー プラスチック容器 140g
価格
¥ 184
ベビーパウダーのアスベスト報道について
一部報道機関において、ベビーパウダーにアスベストが混入されていると誤解を招くような表現の報道がなされています。 お客様には大変ご不安のことと存じますが、弊社「ジョンソンベビーパウダー」には、アスベストの混入がないことを確認しておりますので、安心してご使用いただけます。
ベビーパウダーは色々と使えて便利!おすすめ商品をご紹介!②【和光堂 シッカロールデオ】
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和光堂のシッカロールデオは、汗やニオイを防いでくれる、制汗を目的として作られた、おすすめのベビーパウダーです。
明治39年に創業されたシッカロールが有名な和光堂薬局が作ったシッカロールデオは、長時間汗やニオイを予防して、サラサラ肌をキープしてくれます。ニキビを隠す使い方としてはおすすめできませんが、介護用としてもおすすめな商品で、ドライシャンプー、マッサージ、大型家具のお手入れなどにも使う事が出来ます。
和光堂 シッカロールデオ (パフ付)
価格
¥ 454
気になる汗やにおいをしっかりおさえるデオドラントパウダーです。さらさらが長続きし、素肌を快適に保ってくれます。肌触りの良い便利なコットンパフ付き。
ベビーパウダーは色々と使えて便利!おすすめ商品をご紹介!③【ピジョン 薬用ベビーパウダー】
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ピジョンの薬用ベビーパウダーは、スクワランやコラーゲンが配合された、ただれやおむつかぶれ、股ずれなど、下半身のケアにおすすめのベビーパウダーです。
球状のさらさらパウダー入りのキメ細かいパウダーなので、長時間汗やニオイを予防する事が出来ます。ニキビを隠す使い方としてはおすすめできませんが、ドライシャンプー、マッサージ、櫛のお手入れなどには非常に便利です。
ピジョン 薬用ベビーパウダー ブルー缶 150g (医薬部外品)
価格
¥ 305
スクワラン・シリコーンオイルを配合しています。無香料。皮膚アレルギーテスト済み。150g(パフは入っていません)。医薬部外品。
ベビーパウダーは色々と使えて便利!おすすめ商品をご紹介!④【シッカロールナチュラル】
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シッカロールナチュラルは、植物生まれ肌に優しいおすすめのベビーパウダーです。
吸湿&放湿機能性パウダーが配合されているので、ニキビを隠す使い方はおすすめできませんが、あせもやオムツかぶれ、ただれを予防して、肌をサラサラ快適に保ってくれます。
制汗剤やドライシャンプー、マッサージ、靴擦れ防止、ブラシや家具、本のお手入れなどに使う事もおすすめです。
シッカロールナチュラル 120g
価格
¥ 451
使用方法
入浴・シャワー後、おむつの交換時等にお使い下さい。肌を清潔にし、汗や水気をふきとってから、手またはパフで軽く押さえるようにして薄くのばして下さい。つける量が多すぎるとだまになることがあります。
ベビーパウダーは色々と使えて便利!おすすめ商品をご紹介!⑤【資生堂ベビーパウダー】
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資生堂ベビーパウダーは、持ち運びに便利なコンパクトプレスドタイプなので、パウダーの飛び散りが少ないおすすめのベビーパウダーです。
あせもやただれ、オムツかぶれ、股ずれなどを予防してくれる効果がありますが、ニキビを隠す使い方としてはおすすめできません。
制汗剤やドライシャンプー、マッサージ、靴擦れ防止、ブラシのお手入れなどに使う事で、用途の幅が広がり、安全にベビーパウダーを使う事が出来ます。
ベビー 資生堂ベビーパウダー(プレスド) 50g 【医薬部外品】
価格
¥ 378
お肌に傷やはれもの・湿しん・色抜け(白斑等)や黒ずみなどの異常が生じていないかよく注意して使用してください。お肌に合わないときは、使用を中止し、皮ふ科医などにご相談ください。
ベビーパウダーは色々と使えて便利!おすすめ商品をご紹介!⑥【ピジョン 薬用固形パウダー パフ付】
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ピジョンの薬用固形パウダー パフ付は、飛び散りにくいプレスドタイプで、上半身ケアや持ち運びにおすすめの薬用ベビーパウダーですです。
ニキビを隠す使い方としてはおすすめできませんが、あせもやただれ、かぶれを予防して、肌をサラサラ快適に保ってくれる効果があります。
ピジョン 薬用固形パウダー パフ付 45g
価格
¥ 540
スクワランを配合しています。携帯に便利なコンパクト・両面起毛パフ付き。無香料。皮膚アレルギーテスト済み。45g。医薬部外品。
ベビーパウダーでニキビを隠す?正しい使い方・効果を徹底解説!【まとめ】
ベビーパウダーでニキビを隠す使い方の危険性や正しい使い方、効果などを解説させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。
ベビーパウダーの本来の正しい使い方は、赤ちゃんのオムツかぶれや、あせもやただれなどの予防を目的として作られたものなので、ニキビに使う事で毛穴を塞いでしまい、ニキビを悪化させてしまう危険があります。
他にもベビーパウダーを間違った方法で使う事で、汗のコントロールも出来なくなったり、呼吸器系に影響が出てしまう、目に入る事で疾患の原因になります。
しかし、病気や怪我、アウトドア、万が一の災害時などでお風呂に入れない状況の際にドライシャンプーなどに使う事が出来たり、マッサージパウダー、靴擦れ防止、家具のお手入れ、チェーン絡まり、衣服の汚れ対策、ブラシのお手入れ、制汗剤、本のお手入れ、蒸れ防止対策などにも使う事が出来る非常に便利なアイテムです。
ベビーパウダーは、正しく使う事で安全により快適に使う事が出来ますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。