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甚平の作り方解説!未経験でも簡単にできる方法は?【子供用・大人用】

2024.02.25

お祭りや花火大会で見かけることの多い「甚平」ですが、襟・袖部分なども作り方次第で誰でも簡単に出来ちゃいます。そこで今回は、未経験でも簡単にできるおすすめな方法など「子供用・大人用それぞれの甚平の作り方」についてまとめています。

  1. 未経験でも簡単!大人用と子供用甚平の作り方を紹介
  2. 【子供用】甚平の作り方1:布の水通しをする
  3. 【子供用】甚平の作り方2:上着の場合
  4. 【子供用】甚平の作り方3:パンツの場合
  5. 【子供用】甚平の作り方4:通気性の確保
  6. 【子供用】甚平の作り方5:仕上げ
  7. 【大人用】甚平の作り方1:水通しをする
  8. 【大人用】甚平の作り方2:ポケットをつける
  9. 【大人用】甚平の作り方3:パンツを作る
  10. 【大人用】甚平の作り方4:タコ糸で袖付けを行う
  11. 子供と大人でこだわりが違う!好きなように甚平を作ろう
浴衣と同様に、夏のお祭りには欠かせない甚平。おしゃれなデザインのものが多くなっている中、最近では手作りで甚平を製作する方が多くなっています。ここからは、子供用と大人用にそれぞれ分けて未経験の人でも簡単にできる、甚平の作り方を解説していきます。

必ずはじめに行うこと

まずは子供用の甚平から作り方を見ていきます。手作りでする場合はじめに行うのは布の水通しです。この作業は非常に重要なことで、布の水通しをする目的は生地の縮みを防ぐ意味があります。布の水通しをしていなければ先のことを考えると大幅にサイズが変わってしまう可能性があります。

水でしっかりと洗おう

甚平だけでなく、何に感してもそうですが布は水通しをすることが絶対に必要です。水通しをせずに甚平を完成させてしまうと、初回の洗濯時に布に付着しているのりが落ちてしまうため、サイズが変わってしまいます。あらかじめのりを落とした状態の布から作り始めることで、後々のサイズの変化には影響しなくなります。

順番が大切になる

そして続いての子供用甚平の作り方は上着の場合になります。上着は甚平のなかでも主役になる部分ですので、きちんと順番を守っての制作を行うべきです。まずは、布を襟や袖部分などに分けてカットをしていきます。子供の身長によってカットをする長さは変わりますのでしっかりと採寸を行っておきます。

アイロンを上手く使おう

アイロンを使って襟や袖のカットをする場所に折り目をつけてわかりやすくしておきます。そして、縫う作業をするときは必ずミシンで行います。上着の場合はボディの部分から縫っていき、襟の形も整えてから袖をつけていきます。背中を縫うときは、必ず真ん中を縫うようにしていきます。真ん中をしっかりと縫えていなければバランスが崩れますので注意が必要です。

履きやすいようにゆったり目がベスト

そして続いての子供用甚平の作り方はパンツの場合です。甚平のパンツは子供用でも大人用でも同じことが言えますが、サイズ感には余裕を持って作っておく方が履きやすくなります。ミシンを使い裾・股下・前後の真ん中部分の順番で縫っていきます。

ウエストも忘れずに行う

甚平のパンツがずれ落ちないように、ウエスト部分にはしっかり目のゴムを入れておくことが大切です。絶対にこのゴムをウエストに入れるという決まりはないため、そこは好みで良いですがしっかりとゴムが入るようにスペースは確保しておくことが必要となります。

通気性の確保にはレースを使う

そして続いての甚平の作り方は通気性の確保です。甚平は暑い夏の時期に着る服なので通気性は非常に需要となります。そして、自分で甚平を作るときには通気性の確保に、多くの人がレースを用いて行います。やはり大事になってくる部分は、脇の下になります。

簡単に手に入る便利アイテム

このようなレースは、はしごレースと言われており簡単に購入することができます。ネットでの購入ももちろんですし、手芸のアイテムを扱うお店でも取り扱いはされています。通気性が悪い服は夏場は体にとってもよくないので、きちんと確保しておくことが大切です。特に子供用の甚平となれば尚更です。

最後まで丁寧に行う

そして最後は仕上げになり、仕上げまで完璧にしてこそ立派な甚平ができあがります。上着に関しては肩上げが大切になり、一度甚平を着用してサイズは合っているかどうかの確認をするべきです。肩部分のサイズが合っていなければ、少し動くとずれ落ちてしまいます。

パンツの仕上げもしっかりと

上着だけでなくパンツの仕上げも大切です。パンツに関してはやはりウエストや股下などのサイズ感をきちんと確認する必要があります。そして、縫い合わせた際に出た糸をきちんと除去する作業も大切です。特にウエスト部分は最終的に苦しくないかどうかの確認は必ずします。

大人用でも行うことをおすすめ

ここからは大人用の甚平の作り方を見ていきます。まずはじめになるのは水通しです。子供用の甚平の作り方でもあったように、やはり水通しは甚平作りにおいて大事な作業です。やはり縮みを防ぐ面では行うことがおすすめされますし、ピチピチの甚平は格好良いとは言えないものです。

おしゃれに着こなすためにも必須の作業

甚平はある程度ゆとりを持ったサイズ感がおすすめになります。ゆったりとした着こなしがどこか余裕を感じるように見えますし、理想のサイズ感です。実際に作ってから生地が縮んだことにより、サイズが合わないということにはならないよう行うべき行程です。

子供用と大人用の違い

そして続いての大人用甚平の作り方はポケットをつけるということです。甚平にポケットは必須で、子供用であれば市販されているものでもポケットは付いていないものが多くあります。しかし大人用に関しては、使い勝手も良くおすすめですし、祭りで使うことが多いので小銭を入れる場所があれば役立ちます。
ポケットの付け方は、事前にカットしておいた布をポケットが欲しい位置に縫い合わせるだけと非常に簡単です。この時には必ずミシンで縫うことをおすすめします。ミシンできちんと縫い合わせておかなければポケットが取れてしまう可能性がありますし、物が落ちてしまうことも考えられます。

子供用と同じような作り方

上着ができればパンツに取り掛かります。上着ではポケットや襟、肩上げによるサイズ感などがありましたが、パンツに関してはウエスト部分がやはりポイントになります。ゴムを入れてウエストの調整は行いますが、ゴムを入れる幅を確保することが一番難しいポイントとされます。

しっかりと上下を縫う

ウエスト部分を作る時に大事になるのは、ゴムを通す際の上下をしっかりと縫うということです。上下からきちんと縫い合わせておかなければゴムを通してもしっかりと固定がされなくなります。ミシンを使い縫い合わせ、ゴム自体がずれないようにすることが大切です。簡単な作業なので落ち着いて丁寧に行えば誰でもできます。ゴムは100均や手芸店の物がおすすめで安くで購入できます。

通気性の確保は大人用らしくおしゃれに

そして最後は通気性の確保の仕方になります。子供用は簡単な方法であるレースでの通気性の確保の方法でしたが、大人用は少しおしゃれにタコ糸を使うことをおすすめします。タコ糸で脇の部分を縫い合わせることで大人っぽい甚平に仕上がります。襟部分の形が崩れないように、脇下を慎重に縫い合わせていきます。

引っ張りすぎると襟のバランスが崩れる

脇部分をタコ糸で縫う際に、生地を引っ張りすぎてしまうと襟の形も崩れますし、襟が崩れるということは肩に部分も位置が変わります。そうなるとバランスが悪くなりますので、丁寧に全体のバランスを見て行うことが大切です。一見難しそうに見えるタコ糸での縫い合わせですが、縫い目を大きく作りますので簡単に行えます。
甚平の作り方は、大人用と子供用とで大きな変化はないですが、こだわりが違う部分はあります。縫い合わせる糸の種類や、ポケットの有無などがそうですが、全体を通して難しい作業ではないので自分で作る方法もおすすめです。生地の柄で気に入ったものがあれば挑戦してみるのも一つです。是非、挑戦してみてください。