口元のたるみ改善特集!
鏡や写真を見て「老けた?」と感じたら、口元のたるみが進行しているサインかもしれません。口元がたるむとマリオネット線が目立ち、さらに進行するとブルドッグのように口元が下がり老けた印象を与えてしまいます。「自分はまだたるんではいない」と油断してはいけません。いつまでも若々しい印象を与えるために、口元のたるみチェックを定期的に行いましょう。
口元のたるみの主なチェックとしては、「ほうれい線・マリオネット線が目立つ」「口の周りに細かいしわがある」「笑っても口角が上がらない」「口を閉じると口角が口の中心より下がっている」「体重が変わらないのに太って見える」などを確認しましょう。1つでも当てはまったら、たるみ改善に取り組みましょう。
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口元がたるむ原因は?
口元のたるみを改善するには、原因をしっかりと突きとめることが大切です。口元のたるみの大きな原因は、「表情筋の衰え」と「肌弾力の衰え」が考えられます。それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
【口元がたるむ原因①】口輪筋の衰え
口輪筋は口の周囲にある筋肉で、口を閉じたりすぼめたり、唇を尖らせたりすることができます。表情筋の中でも、口輪筋の衰えは口元のたるみの原因になります。口輪筋が衰えてしまうと口角が下がり、口元がたるんでしまいます。また、口輪筋がたるむと口元だけでなく、顔全体の表情筋のたるみに繋がるので顔全体がたるんでしまう恐れがあります。
【口元がたるむ原因②】翼突筋の衰え
翼突筋はエラ部分のやや手前にあり、ものを咬むときに使用する筋肉で、内側翼突筋と外側翼突筋の2つの筋肉があります。翼突筋の衰えも、表情筋の中でも口元のたるみの大きな原因となります。翼突筋は顔全体を支えている筋肉になるので、翼突筋が衰えると顔を支える力がなくなり、口元のたるみを引き起こします。
【口元がたるむ原因③】肌の弾力の衰え
加齢や生活習慣の乱れ、紫外線や乾燥などの肌ストレスによって肌の弾力が衰えると口元のたるみの原因になります。真皮層にあるコラーゲン線維やエラスチン線維が減少すると、肌のハリや弾力が失われ、表皮を支えきれなくなり、たるみやしわを引き起こします。
口元のたるみを改善するには?
口元のたるみを改善するにはどんなことをすればいいのでしょうか。1度たるんでしまったら改善はなかなか難しいのではと落ち込んでしまいがちですが、たるみはしっかりコツコツとケアしていくことで、改善することができます。それでは、主な改善方法を2つご紹介します。
【口元のたるみを改善する方法①】表情筋を鍛える
口元のたるみの原因である「表情筋」を鍛えることで口元のたるみの改善が期待できます。毎日続けることで口元のたるみやフェイスラインがリフトアップされ、顔のむくみも改善されます。口元のたるみの原因である口輪筋を鍛えると、口元が動かしやすくなり表情も上手く作ることができるので、自然で素敵な笑顔ができるようになります。
【口元のたるみを改善する方法②】たるみに効くスキンケアを使用する
肌の弾力の衰えが原因のたるみには、たるみに有効な成分が配合されているスキンケアを使用しましょう。肌のハリや弾力アップに期待できる「ビタミンC誘導体」「レチノール」「ペプチド」などの成分が配合されているものを選びましょう。
また、乾燥が進むとハリが失われ、たるみの原因になってしまうので、高保湿成分のスキンケアで乾燥を防ぐことも大切です。高保湿成分は「セラミド」や「ヒアルロン酸」がおすすめです。
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口元のたるみを改善!おすすめのエクササイズ・メイク・美顔器15選!
口元のたるみ改善におすすめの、表情筋を鍛える割り箸などを使用したエクササイズや人気のpao、スキンケアの浸透を高める美顔器、たるみをカバーするメイク方法などを合わせて15選をご紹介します。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器①】舌回しエクササイズ
舌回しエクササイズは口輪筋が鍛えられ口元のたるみにとても効果的です。ほうれい線や顔のゆがみ改善などにも効果が期待できます。また、唾液の量を増やすことができるので、口臭や歯周病の予防にも役立ちます。
①口を閉じた状態で舌を歯に沿ってゆっくりと回します。これを20回繰り返します。
②①と同じように、逆回りを20回行います。
③左右合わせて1セットとし、1日3セット行いましょう。
舌回しエクササイズは、ゆっくりと回すことがポイントです。普段から口輪筋が使えていないと、痛みで20回もできないことがあります。その場合は、無理せず10回程度からスタートしましょう。慣れてきたら回数を増やしてください。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器②】唇巻き込みエクササイズ
唇を口の中に巻き込み、口に力を入れることで口輪筋を鍛えます。たるみ改善に加え、口角が上がり美しいスマイルラインを手に入れることができます。
①口を閉じ、唇を唇の色が見えないくらい口の中に巻き込みます。
②そのまま顎を引き、口角を引き上げて10秒キープします。
③ゆっくりと元に戻します。
④2回繰り返しを1セットとし、1日10セット行いましょう。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器③】割り箸エクササイズ
割り箸エクササイズは、割り箸を口に挟んだりくわえたりすることで口元に力を入れる意識が高まり、口輪筋を鍛えるのに効果的です。割り箸を使用したエクササイズはやり方がたくさんあります。今回は、おすすめの割り箸エクササイズを2つセレクトしました。
割り箸エクササイズ①
①割り箸を奥歯でくわえ、口を「い」の形にして口角を限界まで引き上げます。
②①の状態のまま30秒キープします。
③10秒休憩します。
④①~③を3回繰り返します。
割り箸エクササイズ②
①割り箸を前歯でくわえ、口をしっかり閉じます。
②口を閉じたまま唇をできるだけ横に引き、5秒キープします。
③口を閉じたまま「にっ」と笑うように口角をできるだけ引き上げ、5秒キープします。
④①~③を1セットとし、5~6セット繰り返します。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器④】ペットボトルエクササイズ
ペットボトルを使用した口輪筋を鍛えるエクササイズは、自分に合う負荷を調整できるのでとてもおすすめです。
①500mlのペットボトルを用意し、少量の水を入れます。
②ペットボトルの口を唇だけで持ち上げ、10~20秒キープします。
③5セット繰り返します。
慣れるまでは少量の水、または空のペットボトルで行い、慣れてきたら水を増やし負荷をかけていきましょう。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑤】フェイシャルフィットネス pao
引用: https://d3mf92r87u7kbc.cloudfront.net/assets/beauty/pao/images/im_balance_mainvisual.jpg
テレビや雑誌などでもよく見かけるpaoは、表情筋を鍛えることができる便利グッズです。paoは、フィットネスバーを口にくわえて首を振る「pao運動」によって、集中的に筋肉に負荷を与えます。pao運動は、負荷を3段階で調整できるので、常に最適の負荷をかけられることができるのが特徴。
また、paoのマウスホールドは、「お」の口で口輪筋を刺激するような設計になっているので、バランスよく口周りを鍛えることができます。
paoは、1回30秒、1日2回行うだけで口元を集中的にトレーニングします。paoは口元のたるみだけでなく、しわやほうれい線にも効果があるので老け顔対策にとてもおすすめです。paoの注意点として、paoは口にくわえて首を振って使用するので、少なからず顎や首に負担がかかる場合があります。顎や首に異常がある方はpaoの使用は避けましょう。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑥】エステナードリフティ
引用: https://www.kenkoucorp.com/static/img/item_page/lifty_main.jpg
メディカルとRIZAPが監修した美顔器。RF(ラジオ波)・EMS・イオン導入の効果で表情筋へアプローチし、肌の奥からハリを呼び覚まします。週2回、1回約5分でケアができるのでとても簡単で続けやすいです。専用のオールインワンジェルを合わせて使い続けることで、効果が高まります。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑦】NEWAリフト
肌の専門家が認めた「お肌のひきしめ専用」の美顔器。1台で何役もこなす美顔器が多い中、NEWAリフトは機能をサブマイクロ波1点に絞り、肌のひきしめに特化した美顔器なのでたるみ改善への満足度が高いです。フェイスラインや口元を中心に1日8分1日おきのケアでOKです。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑧】ララルーチュ RF
杉本彩さんプロデュースの、コアパルス・ラジオ波・EMS・3色LED・半導体の5つの機能がついた美顔器。エステサロンのようなトリートメントが自宅でたったの5分で実現できます。コアパルス機能はコラーゲンなどの分子の大きい成分を深くまで浸透させることができるので、たるみ改善に効果的です。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑨】ツインエレナイザーPRO2
イオンクレンジング・ツイン導入・ツインリフト機能がついた美顔器。通常の洗顔では落としきれない汚れを落とし、手で塗布するよりも成分を約170倍浸透させます。高周波と超音波の力で肌を温めながら引き締め、たるみのない肌へ導きます。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑩】リファエスカラットレイ
引用: https://d3mf92r87u7kbc.cloudfront.net/img/goods/L/9941601001.png
プロの手技の動きを再現したローラータイプの美顔器。ソーラーパネルから光を取り込み、微弱電流「マイクロカレント」を多く発生させ、肌の引き締めやリフトアップ効果が得られます。目元・口元専用に設計されているので、口元のたるみを優しく集中的にケアすることができます。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑪】コンシーラーでカバーメイク
コンシーラーでほうれい線やマリオネット線を隠し、たるみを目立たなくするメイク方法です。リキッドの柔らかめで伸びが良いタイプを使用すると、乾燥や崩れを防ぐことができるのでおすすめです。色はハイライト効果も出すように、明るめの色が良いでしょう。
ほうれい線やマリオネット線の影をなぞるようにコンシーラーを入れ、指の腹でたたいてぼかし、なじませます。薄く塗るのがポイントです。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑫】口角を上げるリップメイク
口角を上げるようなリップメイクをすることで、視覚効果が生まれ、口元のたるみを目立たなくさせます。口角の下の影をコンシーラーでカバーし、リップライナーで口角が上がるようにリップラインを作ります。その中を通常通りにリップを塗ります。顔を明るく若々しく見せるために、リップは明るい色を選びましょう。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑬】リフトアップするチークの入れ方
チークの位置を意識するだけで、リフトアップ効果が生まれます。笑ったときの頬の高い位置よりも、少しだけ高めの位置にチークを入れると、視覚的なリフトアップ効果が生まれます。また、こめかみに向かってやや斜めにチークを伸ばすことで、顔全体を引き締まった印象に仕上げ、たるみを目立たなくさせます。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑭】シェーディング効果でたるみを隠す
シェーディングで影を作ることによって、引き締まった印象を与え、たるみを目立たなくさせます。ファンデーションよりも少し暗めの色を顎や輪郭にのせます。境目が分からないように、フェイスパウダーなどでフェイスラインをぼかして整えます。
【口元のたるみを改善!おすすめエクササイズ・メイク・美顔器⑮】ハイライト効果でたるみを隠す
ハイライト効果で立体感・ハリ感・ツヤ感を出して口元のたるみを目立たなくさせます。使用する色は肌なじみの良いベージュやピンク、クリーム色などがおすすめです。パール入りや白っぽい色は浮いたり目立ち過ぎたりするので避けましょう。
ほうれい線の影の内側に入れ、マリオネット線は唇の両端の下辺りに入れましょう。光の効果で溝や影を目立たなくさせ、たるみをカバーすることができます。
まとめ:自分に合った方法で口元のたるみを改善!
今回は、口元のたるみ改善特集として、割り箸などを使用したエクササイズ、paoや美顔器、メイクの仕方などを合わせて15選ご紹介してきました。いかがでしたか?口元のたるみは表情筋を鍛えることで改善が期待できます。自分に合った方法で気になるたるみを改善していきましょう!たるみが改善するまではメイクでカバーするのがおすすめです!