マウスバンジーとは、ケーブルが絡みつかないように、ケーブルをホールドするツールです。有線マウスは、無線マウスと比較して、充電切れや接続切断の心配がないのが利点ですが、ケーブルが腕に絡まったりして、操作しにくいときがあったりします。その煩わしさから解放させてくれるのがマウスバンジーです。マウスのケーブルがごちゃごちゃになっていると、手に絡まったり、飲み物をこぼしてしまったりするかもしれません。

マウスバンジーを使うと得られる一番大きい効果は、マウス操作の際にケーブルが絡まるのを防げるという効果です。デスクの上には、キーボードのケーブルだったり、スマホの充電器だったりと、沢山のケーブルがあり、それらが絡まると、操作がしにくいだけでなく、無理にほどこうとすると、断線の心配があります。なるべくデスク上のケーブルをすっきりさせ、ケーブルが絡まるのを防ぐ必要性があります。

かといって、カーソルの動きが不安定になったり、充電の心配がある無線式のマウスにするのもあまり気が進まないという人に、デスク上のケーブルをすっきりまとめられるマウスバンジーは、快適な操作に大きな効果をもたらしてくれます。また、ゲームをプレイする人には特に必要性が高いです。ゲームでは、素早い操作の必要性に迫られる場合があり、コードが邪魔だと集中できません。そのため、FPSなどでは必要性が高いアイテムになっています。

マウスバンジーの使い方はいたって簡単です。マウスバンジーの底面に吸着版が付いているのが一般的で、使い方は、デスクの好きな場所に、マウスバンジー本体をしっかり吸着させます。そうしたら、マウスのケーブルをマウスバンジーに這わせて設置完了です。最近では、USBハブが付属しているモデルもあります。使い方も幅広く、スマホを充電しながら使うといった使い方も可能です。簡単な使い方で思い通りにマウスを動かせるため、ゲーマーなどから人気です。

使い方は簡単ですが、注意点としては、マウスバンジー本体が操作中に動いてしまったら、せっかく操作しやすくするために購入したマウスバンジーの意味がありません。吸着板は、ホコリやゴミがあると、吸着力が低下して、時間が経つとマウスバンジーがずれてくる恐れがあります。そのため、デスク上の、設置予定場所は、ホコリやゴミを綺麗にして、マウスバンジーをしっかりと固定できるようにしましょう。

マウスバンジーは、主にPCゲーム、特にFPSで非常に大きな効果があります。FPSでは、キーボードよりも、相手を狙い撃つマウス操作の方が重要と言っても過言ではありません。FPS上級者は、正確なエイムを可能にするために、専用のゲーミングマウスを購入したり、マウスパットにもFPS向けのゲーミングマウスパットを使用しています。どれも、マウスを自分の思いどおりに使う必要性があるためです。

ゲーミングマウスのケーブルは、汎用マウスと比べて太目に作られているケースが多く、断線などのトラブルに強い構造になっています。一方でケーブルが邪魔になるケースもあり、一瞬の間に正確な操作が求められるFPSではケーブルを気にしていたら不利になってしまいます。

そんな悩みに効果があるのが、マウスバンジーです。有線マウスながら、どんな使い方をしても、ケーブルが気にならないため、まるで無線マウスのような感覚で操作可能です。FPSの勝負にこだわりたいプレイヤーは、正確なエイムをサポートしてくれるマウスバンジーは、操作性向上に高い効果が期待できます。

ここからは、マウスバンジーのおすすめの選び方を紹介します。マウスバンジーは値段も格安で購入のハードルも低いですが、あまり安いモデルを購入してしまうと、安物買いの銭失いとなってしまう可能性があります。ここから紹介するポイントを参考にして、お得に賢い買い物をしましょう！

マウスバンジーはデスクに貼り付けるように使用しますが湖底の方法は主に3種類あり、それぞれ特徴が異なります。ここから、その3種類の違いや特徴を紹介します。まずは、固定方式の違いを把握して、自分に合ったモデルを選びましょう。

とにかく強力な吸着力が欲しい人は、真空吸着式がおすすめです。FPSは、プレー中はあまり気にしていないかもしれませんが、マウスの動く量がかなり多く、その動きも激しいです。前後左右のハードな動きにも対応しています。ただ、取り付け可能な面は平面のみで、凹凸がある面にはくっつきません。

アンカータイプは、マウスバンジーの中でも、最もスタンダードなモデルです。アンカーの名前の通り、錨のような形をしており、内部に重りが入っているのが特徴です。吸着力では、真空吸着式には及ばないものの、重りのおかげで高い安定性を発揮します。高い吸着性は不要でも、ある程度の安定感は欲しいという人におすすめです。

金属製のデスクを使用している人は、吸盤タイプではなく底面にマグネットを採用しているもでるをおすすめします。金属面と相性がいいため、安定感があります。また、取り外しも容易なため、位置調整も簡単です。注意点としては、スマホやパソコン本体は、磁気に弱いため、マグネットタイプのマウスバンジーを使う際は、周辺機器との位置関係に注意しましょう。

有線マウスのコードは、メーカーやモデルによって太さが異なります。そのため、太さを確認せずにマウスバンジーを購入すると、最悪の場合全く使えない可能性もあります。パッケージに対応マウスの太さが記載されている場合と、記載されていない場合があります。その場合は、Amazonなどのレビューページを確認するのがおすすめです。

ポイントとしては、ロジクールのマウスは全体的にマウスのコードが他のメーカーより太く作られているケースが多いです。そのため、ロジクールのマウスを使っている人は、マウスバンジーを選ぶ際に、ケーブルの太さも考慮に入れて選ぶのがおすすめです。

マウスバンジーは、アームと呼ばれる部分で、ケーブルを留めています。マウスを動かすときには、ケーブルを留めているアームが動いてマウスの操作を阻害しないようにしています。アームの可動域はメーカーやモデルによって違いが出てきます。あまりアームの柔軟性がないとマウスを動かしたときにケーブルを引っ張ってしまい自分のイメージ通りのコントロールができません。

特に、激しいマウス操作の必要性があるFPSでは、アームが動かないと、急な動きに対応できません。自分の思い通りの操作をするためにも、FPS向けのマウスバンジーを選ぶときには、アームの柔軟性が高いモデルを選びましょう。

ここからは、主にFPS向けのおすすめマウスバンジーを紹介します。重さが違ったり、アームの柔らかさが違ったり、各メーカ、モデルごとに様々な特徴があります。ここまで紹介したポイントを踏まえつつ自分に合いそうな1台を選んでみましょう。

どっしりとした、高い安定性が欲しい人におすすめのモデルです。通常のマウスバンジーだと、重量感があるものでも200gほど程度です。しかしこのモデルは400gと、倍近い重さがあります。また、ノンスリップラバーを採用し、がっちり安定する必要性が迫られる場面でも、高い効果が期待できます。アームもよくしなるため、マウスの急激な動きにも対応できます。

使い方も簡単で、専用の持ち運びポーチも付属しているため、様々な場所へ携帯できるマウスバンジーです。

一般的な錨型ではなく、まるでサソリのような形状になっているのが目を引くマウスバンジーです。ゲーミングパソコンのデザインともマッチして、スタイリッシュなデスクとなりますよ。3ポートのUSBハブや、Micro SDカードの読み取りにも対応しており、機能性も高いモデルです。また、底面のラバーは跡が残りにくい工夫が凝らされており、取り外した後、デスクに付いた後を消す作業の必要性もありません

収納場所を確保する必要性がないコンパクトなサイズのマウスバンジーです。ヘッド部分が伸び縮みする仕組みで、125mmから88mmまで収縮できます。ケーブルを留める部分もゴム製で柔らかいため、ケーブルを傷つける心配がありません。また、太目のケーブルにも対応しているため、幅広いマウスで高い効果が期待できます。

コスパが高いマウスバンジーを探している人におすすめのモデルです。USBハブを搭載していながら2000円台で購入できます。アーム部分も適度なしなりがあり、様々なマウスの使い方に対応し、ストレスフリーな操作ができます。エイムのブレを適切に防ぐ効果が期待できます。使い方も簡単で省スペース性が高いのも魅力です。対応コードの太さは、2.6mmから3.4mmとなっています。

マウスバンジーは、FPSだけでなく、写真編集や、デザイン設計など、細かいマウス操作の必要性があるときにも重宝します。このモデルは、重量が222gと、現在販売されているマウスバンジーの中でも軽量な部類に入ります。アームもよくしなり、マウスケーブルの重さをほとんど感じず快適な操作が可能で、緻密なマウス操作時において高い効果を発揮します。

スチール製など、金属性のデスクを使っている人は、マグネットタイプのマウスバンジーを使うと、より高い粘着効果があります。強力なマグネットと、ゴム製の粘着ラバーのダブルグリップで、急激な操作の必要性がある場合でも、しっかりデスクに張り付いてくれます。

太目のケーブルが付いているマウスを使っている人で、ケーブルの太さに対応しているか心配な人は、このモデルがおすすめです。太目のマウスケーブルにも対応できます。使い方も簡単で、あらゆるマウスでマウスバンジーの効果を実感できます。また、マウスバンジーにしては珍しく色をチョイスできるのがポイントです。ホワイトとブラックの2種類があり、自分のデスクの雰囲気に合わせて選んでもいいですね。

USBハブ搭載など、幅広い使い方ができる機能性だけでなく、デザインにもこだわりたい人におすすめのモデルです。LEDライトのライティングが美しく、ゲーミングマウスと組み合わせれば、デスク上での存在感は抜群です。このマウスバンジーには、青色のLEDと赤色LEDの2つのタイプがあります。USBポートは4つ付いているため、複数のデバイスを充電しながら使うといった使い方もできます。

アームには、シリコン製のアームを採用し、急激な動きにも対応し、正確な操作に対し高い効果を発揮します。

価格が850円と、1000円を切る格安のマウスバンジーです。FPSほどの強い粘着の必要性がいらない人におすすめです。とりあえず、仕事用で、マウスのケーブルを整理したいという用途に向いています。コンパクトながら、重量があるため、仕事用であれば高い効果が期待できます。マウスバンジーが気になっていて、とりあえず購入してみようという人におすすめです。

FPSのプレイヤーから高い支持を集めているモデルです。安定した吸着の必要性が迫られる場面でも、真空吸着式を採用しているこのモデルは、デスク面をがっちりつかんで離しません。粘着式と異なり、汚れても、洗えば再使用可能です。仕事の効率アップや、FPSの操作性向上に高い効果を発揮するおすすめの1台です。

今回は、マウスのケーブルをすっきり束ねて、よりマウスを操作しやすくするマウスバンジーのおすすめポイントや使い方、必要性ついて紹介しました、マウスバンジーは、正確な操作の必要性が求められるFPSにおいて、高い操作性向上の効果が期待できます。使い方も基本的にデスク上に設置してケーブルを留めるだけです。また、USBポート内蔵のモデルもあり、スマホやタブレットの充電器としても使えるなど幅広い使い方ができます。

今回紹介した、選び方のポイントや、必要性、おすすめのモデルなどを参考にしながら、自分にピッタリのマウスバンジーを選んでみてください。