チョウバエ対策・駆除方法！市販で使える殺虫剤や撃退のポイントは？

チョウバエを見かけたら早めに対策

そもそもチョウバエとは？

引用: https://www.instagram.com/p/BpvFp7zA120/

チョウバエはよく見かけますが、そもそもどんなものなのか、まずはチョウバエについて掘り下げておきましょう。チョウバエは俗名を便所バエと言い、その名の通り、お風呂場やトイレ、台所など水回りに生息します。つまり、発生源は水のあるところですね。

体長は2.0mm～3.0mmで、年中活動し、水回りの壁や窓に止まっていることがほとんどです。発生源が風呂場やトイレなどの水回りである理由は、チョウバエが石鹸カスや人の皮脂、ヘドロなどを好むからです。

なぜチョウバエは早めの対策が必要なのか

基本、チョウバエは毒を持っていたり、吸血することはありません。では、放っておいても良いのでは…と思うかもいsㇾませんが、対策しなければ大変なことになります。なぜなら、チョウバエは、一匹のメスが200個以上の卵を産むと言われていて、その繁殖力によって、あっという間に大量発生するからです。

成虫の寿命は2週間ほどですが、多くの卵を産むため、卵から幼虫の間に対策を立てて駆除する必要があるのです。対策法が間違っていては、大量発生につながるので、チョウバエを見つけたら早々に正しい対策で駆除しなければなりません。

チョウバエの対策・駆除方法１【基本編】

①発生源を特定する

チョウバエを駆除・対策するためには、まず一体どこからチョウバエが発生しているのか、元となる発生源を特定する必要があります。チョウバエの主な発生源は、風呂やトイレ・台所などの水回りですが、その中のどの水回りが発生源になっているのかをしっかり特定しなければ、繁殖力のあるチョウバエを対策・駆除することができません。

②発生源の水回りの清掃

チョウバエの発生源がわかったら、その場所を徹底的に清掃することが、対策の基本になります。前述したように、チョウバエは石鹸カスや人の皮脂、ヘドロなどを好みます。つまり、不衛生だからこそ、チョウバエが発生しているので、その場所を清潔にするということが、対策のポイントになるのです。

ただ、窓や壁にとまっている成虫をいくら駆除しても、200以上の卵を産むチョウバエの対策・駆除にはなりません。幼虫の生息している場所を清掃することが、重要なポイントです。チョウバエの幼虫は、風呂場なら排水溝のヌメリや浴槽下、トイレなら貯水タンクなどに繁殖していて、幼虫のエサとなる汚泥や汚水の浮遊有機物を取り除くことが大切です。

排水溝をきれいにする方法は、こちらの記事を参考にしましょう。

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チョウバエの対策・駆除方法２【薬剤の使用】

①幼虫駆除

引用: https://www.instagram.com/p/BpYxZNiAg7h/

チョウバエの発生源をキレイに清掃できたら、幼虫を駆除するために薬剤を使用します。チョウバエの幼虫駆除には、昆虫成長制御剤(IGR剤)が効果的なので、IGR成分配合の殺虫剤で、チョウバエの幼虫や卵を駆除しましょう。IGR成分というのは、昆虫の成長や産卵などに働きかけ、駆除することが可能な殺虫剤で、産卵や孵化を止めることができます。