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デザインのコンセプトを考えよう!例を交えた考え方、シートの使い方とは?

2024.02.25

デザイナーは、顧客から依頼を受けたら、顧客のコンセプトに合ったデザインを作成する必要があります。そんな時におすすめなのが、コンセプトシートです。今回は、コンセプトシートを活用したデザインコンセプトの基本的な考え方を、例を交えて紹介します。

  1. デザインコンセプトをコンセプトシートを使って制作する方法を紹介します。
  2. デザインコンセプトに必須アイテムであるコンセプトシートとは?
  3. デザインコンセプトシート=自分のイメージを具現化させる大事なアイテム!
  4. デザインコンセプトの基本的な考え方① デザインプロジェクトの大まかな概要。
  5. デザインコンセプトの基本的な考え方② コンセプトを考える。
  6. デザインコンセプトの基本的な考え方③  クライアントの抱えている問題を把握する。
  7. デザインコンセプトの基本的な考え方④ ユーザー層を把握する。
  8. デザインコンセプトの基本的な考え方⑤ デザインに盛り込むキャッチコピーをイメージする。
  9. デザインコンセプトの基本的な考え方⑥ 全体的なヒアリングは和やかに行いましょう!
  10. デザインコンセプトの基本的な考え方 まとめ。
引用: https://designmemo.jp/wp-content/uploads/2018/04/img05-3.png
企業のWEBサイトをはじめ、あらゆる場所のデザインを制作するデザイナーは、魅力的なデザインを多数制作して、初めて安定してデザイナーとしての地位を確立できます。しかし、最初は、デザイン制作をすると言っても、何から始めたらよいかわからず、思考の迷路に迷い込んでしまう人も多いのが現実です。なぜ思考の迷路を彷徨ってしまうかというと、自分なりのデザインコンセプトの基本的な考え方が確立できていないからです。
デザインコンセプトの基本的な考え方は、いわば公式のようなもので、どんな案件にも、基本的なデザインコンセプトの考え方を当てはめれば、大きくコンセプト制作に迷う心配もありません。今回は、ビジネス上でコンセプトを制作するときの基本アイテムともいえる。コンセプトシートを使用して、デザインコンセプト制作の基本的な考え方を例も交えながら紹介します。
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まずは、「コンセプトシートって何?」という人のために、コンセプトシートそのものについて紹介しておきましょう。自分のアイデアとクライアントのアイデアをマッチングさせて、着地点へと落とし込める便利なツールなんですよ。
コンセプトシートは、日本語で言えば、「企画書」です。デザイン制作であれば、クライアントが要望するデザインの基本的な方向性や、デザインを見てもらいたいユーザー層、最終的な目標などを記入していきます。コンセプトシートは。自分の頭の中で描いているイメージと、クライアントが描いているイメージを、比較するうえでも大事なアイテムです。
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デザイナーによっては、コンセプトシートを、文字ではなく、一部イラストで描く人もいます、やり方は人それぞれですが、自分の頭の中のイメージを具現化して、クライアントに納得してもらうためにも、コンセプトシートの製作は必須と言えるでしょう。下記でコンセプトシートを活用した、デザインコンセプトの基本的な考え方を紹介します。「コンセプトシートに何を書き込めばよいのかわからない」という人は、これから紹介する基本的情報を書き込んでみてください。
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まずコンセプトシートに書き込む基本的情報は、自分が受け持っているデザインコンセプト制作プロジェクトの概要です。情報の具体例を挙げると、プロジェクト名や、クライアント名、作業期間など、自分に必要な基本情報を入力します。コンセプトシートのフォーマットにもよりますが、一般的には、左上に記入する場合が多いです。
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デザイン制作で最初の関門と言っても良いでしょう。このデザインコンセプトがどれだけクライアントの要望とマッチするかで、今後のプロジェクトの進捗が大きく変わってきます。そのため、デザインコンセプトは、特に注力して行うという考え方は大切です。
具体例を挙げると、自分が過去に行った経験のある業種であれば、デザインコンセプトはある程度把握している場合が多いですよね。例えば、カフェのデザインコンセプトを重点的に行っていたというデザイナーであれば、カフェのデザインコンセプトを考えるのはさほど難しい作業ではありません。しかし、突然自分が経験したことのない業種、例えば「建設会社」のWEBデザインコンセプトを考えるのは難しい作業です。
そのため、自分の未経験のフィールドのデザインコンセプトを考えるときは、クライアントに遠慮なくその企業の掲げているコンセプトや、デザインのイメージを聞くことが大切です。もしその時点で、クライアントのコンセプトと自分の描いているコンセプトが乖離してしまったら、その時点でプロジェクトに暗雲が立ち込めてしまいます。自分が納得するまでコンセプトイメージを固めていくのがポイントです。
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クライアントがWEBデザインなどを一新したい時は、何か変化を付けたい、課題を解決したいという思いがあるためです。そのため、現時点で、デザインに何が不満なのか、デザインで解決できる問題とは何なのかといったトピックをよくヒアリングして、コンセプトシートに記入し、デザインに反映するのが大切です。できればデザインを一新した上での企業の今後の将来展望も聞けるとより良いでしょう。
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デザインは、誰かに見てもらい、企業により良いイメージを持ってもらうために制作するものです。そのため、WEBデザインであれば、どのような年齢層の人たちが閲覧しているのかといった具体的なユーザー像を盛り込むのは非常に大切です。例えば、企業が若者向けするデザインを求めていたにも関わらず、デザイナーはどちらかというと、渋めの硬派なデザインを制作してしまったら、それだけでWEBサイトへの人の集まりは悪化してしまう可能性がありますよね。
例えば、商品を販売している企業のWEBサイトであれば、どのような商品をどのようなターゲットに絞って販売しているのか、顧客の性別や年代、想定年収までヒアリングできるとベストでしょう。
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具体的なコンセプトや、どのような年齢層に対してのデザイン制作なのかという方向性がクライアントとある程度定まったら、デザインに盛り込むキャッチコピーを考えていきましょう。企業広告などで見かけるキャッチコピーは、「コピーライティング」とも呼ばれ、ユーザーの心に残るメッセージである必要があります。そのため、あまり難しいフレーズなどは使わないというのが基本的な考え方です。
キャッチコピーも、クライアントである企業が、商品をどのように宣伝していきたいのか、販売したい、あるいは購入してほしいユーザー層はどのような人たちなのか、という情報をうまく聞き出すのが大切です。
引用: https://mtame.jp/dcms_media/image/catch_copy_tool_img01_01.jpg
引用: https://www.comgakuin.jp/letter/file/738.jpg
上述では、デザインコンセプトの具体的な進め方などを解説しましたが、最後に、デザインコンセプト制作の際のヒアリングで、デザイナーに求められる基本的なスタンスについて紹介します。
結論から言うと、クライアントとのヒアリングは、「和やか」に行いましょう!こちらの意見を押し通しすぎても、クライアントの要望が盛り込まれないデザインとなってしまい、プロジェクトがうまく進みません。そして、これまでで紹介した、会社の情報をヒアリングする際にも、デザイナーと企業間とである程度の信頼関係を築く必要があります。いきなり来たデザイナーに、会社の情報をペラペラ話したくはありませんよね。そこで、ヒアリングの間に、社風について尋ねたり、可能ならば、オフィスを見て回り、企業の仕事中の雰囲気などを掴むと良いでしょう。
このような行動一つで、「このデザイナーは、自分の会社に興味がある」と印象付けられます。そのような信頼関係を構築できれば、後々のヒアリングもスムーズに進みます。基本的なポイントですが、まずはクライアントに関心を強く持ち、可能な限り良好な関係を築いていくのが大切なのです。
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今回は、主にデザイナー向けに、コンセプトシートを用いたデザインコンセプトの製作方法、考え方を例も交えながら紹介しました。デザインコンセプト政策は、可能な限りクライアントの要望をデザインに盛り込み、企業にメリットをもたらす必要があります。
そのためには、今回紹介したユーザー層の把握や、企業のコンセプトなど、クライアントの情報を入手するのが大切です。しかしそれには一定の信頼関係の構築が欠かせません。最初は戸惑う場面もあるかもしれませんが、是非今回紹介したポイントを参考にしてみてください。
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