AndroidとiPhoneの絵文字の対応表や、共通の絵文字は使えるの?といったトピックについて解説します。
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日本生まれの絵文字ですが、海外でも「Emozi」として認知され、世界中で使われています。文字だけでは表現できない微妙なニュアンスや、文章だけでは堅苦しくなってしまう雰囲気を柔らかくするのにも絵文字は重宝されています。そんな絵文字ですが、AndroidとiPhoneにそれぞれ異なるデザインの絵文字がインストールされていると知っていましたか?また、docomoやauなど、各携帯電話キャリアもオリジナルの絵文字を開発していて、同じiPhoneであっても契約キャリアが異なれば、インストールされている絵文字も異なるケースもあります。
今回は、意外と複雑な絵文字について、AndroidとiPhoneの絵文字の対応表を紹介し、どの程度の差異があるのか、そしてAndroidの絵文字をiPhoneで使いたい時に有効な方法はあるのかといったトピックについて解説します。
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AndroidとiPhoneの絵文字の対応表① OKサイン。
1つ目のAndroidとiPhoneの絵文字の対応表は、「OK」サインです。相手からのメッセージに了解した際に使う人も多いでしょう。今回は、1つ目の画像がiPhoneの絵文字、2つ目の画像がAndroidの絵文字となっています。
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AndroidとiPhoneと共に、人の顔や親指を立てたマークなど、基本的なデザインは、同じですが、絵文字のサイズがAndroidの方が少し小さいという印象を受けますね。
AndroidとiPhoneの絵文字の対応表② 動物の絵文字から、「ねこ」の絵文字。
2つ目のAndroidとiPhoneの絵文字の対応表は、動物の絵文字から「ネコ」の絵文字です。動物の絵文字も何かと使う機会が多い人もいるでしょう。
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iPhoneのネコの方が、表情が豊かな点がまず挙げられます。また、iPhoneのネコは、顔全体に色がありますが、Androidのネコは、輪郭の線だけのデザインとなっています。Androidの方がどちらかというとシンプルなデザインです。これは動物の絵文字全体に当てはまる特徴となっています。
AndroidとiPhoneの絵文字の対応表③ ハート
3つ目のAndroidとiPhoneの絵文字の対応表は、「ハート」です。相手に自分の感情を伝えたい時に、ハートなどの絵文字は便利ですね。
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ハートの絵文字は、AndroidとiPhoneで、共通度が高い絵文字といえます。サイズの違いは多少ありますが、色使いやデザインはかなり共通です。
AndroidとiPhoneの絵文字の対応表④ ほし(星)
4つ目のAndroidとiPhoneの絵文字の対応表は「星」です。文章を華やかにしたい時などに、キラキラした星の絵文字を使っている人もよく見かけます。星にも様々なデザインがあり、よりキラキラした星や、シンプルなモノ、彗星など、バリエーション豊かです。
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星の絵文字も、AndroidとiPhoneで基本的なデザインのコンセプトはある程度の共通点を見出せます。しかしiPhoneの方が、若干デザインが派手な印象がありますね。流れ星などは、星の残像も表現されていて、iPhoneの方が、凝ったデザインをしていると言えます。
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AndroidとiPhoneの絵文字の対応表⑤ 顔
5つ目のAndroidとiPhoneの絵文字の対応表は、「かお」です。人の顔をデザインした絵文字も使う機会が多い絵文字の一つです。スマイルフェイスや、怒った顔、泣き顔など、自分の感情を簡単に表現できる絵文字のため、文章不要で、絵文字だけで使う機会もありますね。
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iPhoneの顔の絵文字は、丸顔に統一されていますが、Androidの顔の絵文字は、その限りではなく、若干面長な顔だったり、表情によって、顔の形が微妙に異なります。また、線だけでデザインしてある絵文字もあるのが特徴です。
AndroidとiPhoneの絵文字の対応表⑥ 職業
6つ目のAndroidとiPhoneの絵文字の対応表は「職業」です。余り頻繁に使用する絵文字ではないかもしれませんが、iPhone、Android共に様々な職業を表す絵文字がインストールされています。友達と仕事の話題になった時などに使うと便利な絵文字です。
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iPhoneとAndroidの絵文字共に、アーティストやエンジニア、教師など、表現されている職業は、共通している点が多いですが、色使いが異なります。iPhoneの絵文字は、ブラウン系の色味で統一されており、Androidの絵文字は、赤と青系の色が使われています。
AndroidとiPhoneの絵文字の特徴とは?
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ここまで、AndroidとiPhoneの絵文字の対応表を使って、各絵文字を比較してきましたが、iPhoneの絵文字は、Androidの絵文字と比較して、色使いが鮮やかで、デザインも派手めの絵文字が目立ちます。一方で、Androidの絵文字は、色使いやデザインがシンプルな印象の絵文字が多いです。
また、スマホの機種ごとの特徴として、iPhoneで、スマホを表す絵文字は、iPhoneをモチーフにした絵文字になっています。以前までは、iPhoneにホームボタンがあったため、絵文字のスマホにもホームボタンがありましたが、最新のiPhoneは、ホームボタンが廃止されたため、絵文字のスマホでもホームボタンが廃されています。このように、機種別の絵文字の細かな違いもあります。
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Androidの絵文字はiPhoneで使用可能?
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AndroidとiPhoneの絵文字に違いがあるのは紹介した通りですが、Androidの絵文字をiPhoneで使いたい時に何か有効な方法はあるのか?という疑問を耳にします。確かに、iPhoneユーザーでもAndroidの絵文字の方が好みで、Androidの絵文字を使いたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、残念ですが、Androidの絵文字をiPhoneで使いたいとなっても、現時点では、有効な方法はありません。なぜなら、AndroidとiPhoneに搭載されているiOSは、当然ですが異なるOSで、製造元も別会社です。そのため、絵文字を開発するデザイン元も異なり、絵文字の持つ互換性も、それぞれのOSに最適化されています。
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そのため、iPhoneには、iOS向けに作成された絵文字がインストールされており、Android搭載スマホには、Android向けに開発された絵文字が自動的に搭載されています。顔の絵文字など、基本的なコンセプトは共通点がありますが、AndroidとiPhoneでは、デザイナーが異なるため、同じ絵文字でも、微妙にデザインが異なります。
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しかし、それでも自分の持っているスマホにインストールされている以外の絵文字を使いたいというときは、絵文字アプリを使うという方法があります。Android向けの絵文字とは、完全に一致しているわけではありませんが、異なるデザインのため、今とは違う絵文字を使いたいという人には、おすすめの方法です。
現在は、多数の絵文字アプリがリリースされており、海外向けの絵文字は、どちらかというと、派手目でiPhoneの絵文字と共通点がある場合が多いです。一方で、日本人のデザイナーが作成した絵文字は、どちらかというとシンプルなデザインでAndroidのと共通する点が多くみられます。様々なアプリを試してみて、自分の使いたい絵文字を探してみるのも面白いかもしれません。
AndroidとiPhoneの絵文字について。まとめ。
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今回は、Androidの絵文字とiPhoneの絵文字について、対応表を使いながら、両者の共通点や違いを比較しました。対応表にある通り、Androidの絵文字とiPhoneの絵文字では、微妙な色味やデザインの違いがあるのがわかります。また、紹介した通り、Androidの絵文字をiPhoneでそのまま使う方法については、現時点では、有効な方法は見つかっていません。しかし、絵文字アプリなどを使用すれば、今とは違う絵文字を使いたい時には、おすすめの方法になるでしょう。ぜひ試してみてください。