床屋・美容院でソフトモヒカンの頼み方、どうする?
男性のトレンドの髪型と言えば、ソフトモヒカンというぐらい、ソフトモヒカンは人気の髪型です。でも、ソフトモヒカンにも種類はありますし、そもそも床屋や美容院で「ソフトモヒカンにしてください」と言うだけで、伝わるのでしょうか。
SNS上にも、ソフトモヒカンの頼み方が分からないという書き込みや、頼み方で失敗していまったという書き込みも多々見受けられます。自分の思い描くイメージ通りにならず失敗しないためにも、床屋や美容院でうまく伝えるためのソフトモヒカンの頼み方を解説します。
床屋でのソフトモヒカンの頼み方を教えてくり
— 回る舞 (@Metal_Hobby77) May 2, 2016
床屋で坊主より少しカッコよくとよく分からん頼み方をしてみたら、いつものソフトモヒカンになったでござる。
— 逆メガネ@MT-25 (@gyakumegane) August 23, 2010
床屋・美容院でのソフトモヒカンの頼み方が重要な理由
ソフトモヒカンの頼み方で失敗したということも、SNSで発言されていますが、なぜ床屋や美容院でソフトモヒカンの頼み方がそれほど重要なのか、まずはその理由を見ておきましょう。
ソフトモヒカンの種類が豊富
ソフトモヒカンの基本的なスタイルは、サイドを短く、トップにボリュームを持たせたものです。モヒカンのように、トップだけを残したようなものではなく、ソフトモヒカンはかなりナチュラルなスタイルです。このスタイルをイメージしていれば、「ソフトモヒカンにしてください」という頼み方でも十分ではないのかと思われがちです。
ただ、普通のショートヘアやツーブロックとどこが違うのか、曖昧な点もあります。それは、髪の長さをどれだけ残すのか、サイドとトップスにしっかりとメリハリをつけるのかなどで、同じソフトモヒカンと言えども、仕上がりのイメージが大きく変わるからです。ソフトモヒカンの頼み方は仕上がりに影響するからこそ、重要になるのです。
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床屋・美容院でのソフトモヒカンの失敗しやすい頼み方
床屋や美容院で、ソフトモヒカンの頼み方の重要性が分かったところで、どのような頼み方が失敗しやすいのかを見ておきましょう。
ソフトモヒカン失敗しました! pic.twitter.com/7NCaHzgJNR
— ハナフン (@hanavsky) October 12, 2013
前述しているように、「ソフトモヒカンにしてください」という頼み方は、ほぼ失敗してしまいます。理由は、あなたが思い描いているソフトモヒカンと、床屋や美容室のスタッフさんが思い描いているソフトモヒカンのイメージが、異なっているかもしれないからです。
そのため、美容師さんや理容師さんに「お任せします」という頼み方も、失敗を招きやすいのでおすすめできません。サイドの長さを短くしすぎたり、刈り入れすぎたり、トップの長さも見た目に影響します。
床屋でのソフトモヒカンの頼み方【注意点】
ソフトモヒカンを知っているかどうか
床屋でカットする場合、まず最大の注意点として、理容師さんがそもそもソフトモヒカンを知っているかどうかが挙げられます。大前提として、床屋の理容師さんがソフトモヒカンを知っていることが、頼み方には重要です。年配の人が経営している床屋は、ソフトモヒカンを知っている人がいないかもしれないので、注意が必要です。
床屋でのソフトモヒカンの頼み方【ポイント】
若い理容師さんがいる床屋を選ぶ
床屋での頼み方の注意点で説明したように、そもそもソフトモヒカンを知らない理容師さんもいます。ソフトモヒカンを知らない理容師さんがイメージするソフトモヒカンは、もしかしたらモヒカンを控えめにした感じとなるかもしれません。
そうなると失敗する可能性が高くなるので、ソフトモヒカンを知っていそうな若い理容師さんがいる床屋を選ぶことが、失敗しないポイントになります。
ソフトモヒカンという言葉を使わない
ソフトモヒカンをオーダーするのに、その単語を発しないと不安になるかもしれませんが、ソフトモヒカンはあくまでもスタイルの一種なので、細かく要求を伝えることで仕上がりのイメージを鮮明にできます。ソフトモヒカンが伝わらない可能性があるのなら、トップの長さをどのくらいにするとか、どのくらい刈り上げるのかなどを具体的に伝えるのがポイントです。
美容院でのソフトモヒカンの頼み方【注意点】
美容師なら誰でもいいわけではない
美容院の場合、床屋と比べると、ソフトモヒカンを知っている美容師さんが多く、比較的伝わりやすいと言えます。でも、ソフトモヒカンが伝わるとは言え、やはり自分のイメージ通りのソフトモヒカンに仕上がるとは限りません。
そこで重要なのは、美容師さんとの信頼関係です。しっかり自分の話を聞いてくれたり、部分的な長さをどうするのかなど、相談に乗ってくれる美容師さんを選ばなければなりません。美容師さんなら誰でもいいというわけではないので、注意しておきましょう。
美容院でのソフトモヒカンの頼み方【ポイント】
全体的なイメージを先に伝える
美容院でのソフトモヒカンの頼み方は、全体的なイメージを伝えることです。美容師さんによっては、仕上がりイメージを聞いてくれる人もいますが、自分でなりたいイメージを的確に伝えるのが、頼み方のポイントです。例えば、自然な感じとか、クールな感じとか、雰囲気によってソフトモヒカンのスタイルは大きく変わるので、なりたいイメージをしっかり伝えましょう。
細かいところまで説明する
イメージを伝えることができれば、頼み方の次のポイントは、細かいところまで説明するということです。ソフトモヒカンは、サイドの長さやトップの長さだけでも大きく仕上がりが変わりますし、襟足やもみあげの長さも決めなければなりません。
特に頼み方の失敗で多いのは、サイドの刈り上げをし過ぎてしまうことです。しっかりと、どのあたりまで刈り上げをするのか、範囲まで指定するのが、おすすめの頼み方です。また、前髪の長さによっては、髪を立ち上げるのか、横に流すのか、アシンメトリーにするのかなどでも、スタイルが違うので、好みを細かく伝えなければなりません。
床屋・美容院でのソフトモヒカンの失敗しない頼み方
具体的なイメージ写真を持っていく
床屋にしても美容院にしても、失敗せずにソフトモヒカンをオーダーする頼み方は、雑誌などイメージ写真を持って行って見せることです。美容師さんも理容師さんも、出来上がりのイメージ画像を見せれば、あなたが思い描いているソフトモヒカンのイメージを簡単に理解してくれます。
ただ、あまりにも自分とは違いすぎるモデルさんの画像を持っていくと、仕上がりがイメージと違うということになり兼ねないので、雰囲気の似ているモデルさんが使われている画像がいいでしょう。
失敗したことがあればそれも伝える
以前ソフトモヒカンに挑戦して、失敗した経験がある人は、その失敗談も伝えるのが頼み方のポイントです。同じ失敗を繰り返さないためにも、刈り上げの範囲が広すぎたとか、もみあげが長すぎたとか、自分の好みでなかったものを伝えると、美容師さんもそうならないようにカットしてくれるでしょう。
伝わっているイメージが異なっていれば修正する
美容院の頼み方だけに限りませんが、カットしている途中で、自分の伝えたイメージと異なっていると感じた場合は、カットの途中であっても声をかけましょう。切り過ぎてしまうと、戻すことはできないので、気づいたときに声掛けをして、相談するのがポイントです。
床屋・美容院でのソフトモヒカンの頼み方【具体例】
今までの床屋・美容院でのソフトモヒカンの頼み方を踏まえて、具体的に幾つかのソフトモヒカンの髪型を例に挙げ、具体的な頼み方を見てみましょう。
引用: https://beauty.biglobe.ne.jp/salon/hair_style/webroot/files/images/IMGDB_HD/61/17/B008256117/B008256117_271-361.jpg
こちらのソフトモヒカンは、サイドとトップがツーブロックになっています。イメージは、「爽やかでクールなビジネスにも対応できるようなソフトモヒカン」と伝えればいいでしょう。
サイドはこめかみ辺りまでしっかり刈り上げ、襟足もスッキリしていますが、サイドより長く残しています。トップから前髪、サイドへの流す形で、おでこの生え際は若干短めにカットしています。
引用: https://imgbp.hotp.jp/IMGDB_HD/13/28/B036961328/B036961328_271-361.jpg
先ほどとは違い、刈り上げ範囲が広めのソフトモヒカンです。イメージでいうと、「クールでワイルドなソフトモヒカン」でしょう。おでこの生え際部分から、おでこの辺りの高さまで全体に刈り上げます。
襟足も耳の高さぐらいまでグラデーションになるように、刈り上げています。トップから前髪にかけては、ほぼ均一の長さで立ち上げやすいようにカットされています。
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床屋・美容院でのソフトモヒカンの頼み方について、解説しました。床屋でも美容院でも、一番失敗が少ない頼み方は、仕上がりイメージの画像を持って行って見せることです。あとは、必要に応じて、なりたいソフトモヒカンのイメージを、長さも含めて、できるだけ細かく伝えることです。ソフトモヒカンを失敗しないためにも、事前に自分自身がイメージをしっかり持っておくことが大切です。