棚を手作りするのは難しい?
収納に便利な棚はお店でもたくさん売られていますが、棚を置くスペースや棚を購入する予算が限られていると欲しいものが購入できないこともあるでしょう。そんなときは空きスペースや置き場所、予算に合わせて、使いやすく便利な棚を手作りしてみましょう。
一から棚を手作りするのは難しいのでは?と思われる方も多いでしょう。DIYでは設計図を作成し、その通りに木材を加工し棚を手作りする方法もありますが、これは難易度がやや高め。そこで今回は簡単に棚を手作りするために、おすすめの作り方をご紹介します。
簡単な手作り棚は100均グッズにおまかせ!
簡単な手作り棚の材料となるのは、100均グッズ!ダイソー・セリア・キャンドゥなどで販売されている100均グッズを活用するので、材料費も多くは掛かりません。予算を掛けずに手作りする楽しみを見出しましょう。
100均グッズで本当に棚が手作りできるの?と疑問を抱いている方も、アッと驚くような棚の作り方が多数登場します。100均グッズの意外なアイテムを棚の材料にする作り方も登場するので、みなさんも気になる作り方をチェックして簡単な手作り棚に挑戦してみましょう。
【簡単な手作り棚に挑戦!】1-もはや定番?すのこ棚
100均のすのこは、今ではDIYの定番材料になりましたね。作り方も手作り棚の中ではポピュラーになりつつありますが、もう一度詳しい作り方を確認しておきましょう。
シンプルなすのこを使った手作り棚には、5枚のすのこを使用します。100均のすのこの裏側には板を固定するための下駄が3本ありますので、そこに棚板となるすのこを重ねていきます。すのこと下駄が重なり合う部分は、木工用ボンドや両面テープで固定しましょう。釘やネジでも固定できますが、すのこに使われている木材が割れやすいので細い釘や木ネジを使用してください。
100均のすのこは木材ならではの薄いベージュ色をしているので、塗料で色をつけるのもおすすめ!木目を生かしたステインやワックス系の塗料と相性が抜群です。塗料は100均にもたくさん売られているので、すのこと併せて用意しておきましょう。
【簡単な手作り棚に挑戦!】2-焼き網でウォールシェルフ
バーベキュー用の焼き網が100均で売られているのですが、今回はその焼き網を使った手作り棚の作り方をご紹介します。
100均の焼き網は長方形や正方形がありますが、どちらでも手作り棚に応用できます。まず焼き網を曲げる位置を決め、そこに木材など硬いものを当て網の端を持って折り曲げます。折り曲げる際は力がしっかり網に伝わるよう、当てている木材に体重を乗せてください。あとは出来上がった焼き網を壁に取り付けたフックに掛けて、手作りウォールシェルフの完成です。
100均の焼き網はシルバーで光沢があるため、そのままでは焼き網の印象が残ってしまいます。そこでおすすめしたいのがペイント!光沢を消すようにマットなペンキで焼き網に色を付けましょう。男前インテリアにもぴったりの手作り棚ができますよ。
【簡単な手作り棚に挑戦!】3-ワイヤーネットと結束バンドで棚
100均のワイヤーネットはフック式のワイヤーかごと組み合わせて、壁面に収納が作れる便利グッズ。キッチンやデスク周りで使っているという方も多いかもしれませんね。ですが今回はワイヤーネットでワンランク上の手作り棚にする作り方をご紹介します。
ワイヤーネットで手作り棚を作るために使う材料が、ワイヤーネットと結束バンド。100均の結束バンドは本数もたっぷり入っているので、一袋で十分足ります。作りたい棚の形に合わせてワイヤーネットを結束バンドで繋げていきますが、このとき一気に結束バンドを締めないでください。
全てのワイヤーネットを結束バンドで繋げたら、一度棚の形に組み立てます。この状態では棚は不安定な状態ですが、形を整えてから結束バンドをきつく締めるとしっかりと自立する棚が出来上がります。最後にやや不安定に感じる部分に結束バンドを付け足し、しっかりとした手作り棚に仕上げて完成です。
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【簡単な手作り棚に挑戦!】4-木製のまな板で棚
100均で売られている木製のまな板はサイズこそ小さめではありますが、桐で厚みもしっかりあるので棚の材料にもぴったり!端も丸く加工されているので、組み立てるだけで簡単におしゃれな棚が手作りできます。
まな板を使った手作り棚の作り方ですが、棚の形になるようにまな板を組み立て木工用ボンドで固定します。出来上がりは小さめの棚なのでそのままでも十分強度はありますが、不安なときは釘や木ネジで固定してください。
こちらの取っ手付きの板も100均のまな板。まな板にある取っ手の穴に合わせて棒を差し込めば、持ち運びしやすい手作り棚が出来上がります。まな板を材料にしているとは思えないほどおしゃれな仕上がりの棚が、簡単に手作りできるのはうれしいですね。
【簡単な手作り棚に挑戦!】5-アクセサリー専用の棚を手作り
100均には小物の整理に便利な棚が複数売られていますが、入れるものによっては使いにくいと感じるケースも…それがアクセサリーでプラスチック製の棚に収納すると、引き出しを出し入れするたびにアクセサリーが移動し絡まったり傷ついたりします。
そこで100均の棚を手作りでアレンジして、アクセサリー専用の棚にする作り方をご紹介します。材料は厚紙とフェルトで、棚の内側のサイズに合わせて厚紙をカットし、そこにフェルトを巻き付けるだけで手作りは完了!あとはそれを棚の内側に入れ、アクセサリーを収納します。
フェルトを棚の内側に入れるだけでアクセサリーが動きにくくなり、片付けやすい棚が出来上がります。アクセサリーの種類や形も問わずに収納できるので、必要に応じて棚の段数を増やすなどアレンジしましょう。
【簡単な手作り棚に挑戦!】6-木製オブジェでおしゃれな棚
100均の木製オブジェはアルファベットや記号など様々な形があり、そのまま飾るだけでもおしゃれだと大人気になっています。ですが今回はそのまま飾るだけではもったいない、木製オブジェを手作り棚にアレンジする作り方をご紹介します。
木製オブジェの手作り棚は作り方もとっても簡単!木製オブジェの上に棚板を重ねるだけで手作り棚が出来上がります。お好みに合わせて木製オブジェや棚板に塗装をすると、より一層おしゃれな棚になりますね。
こちらは星形の木製オブジェを使っていますが、天板の安定感を出すために背面にもオブジェを取り付けています。アルファベットや記号の形によってはこのようにオブジェの数を増やして、棚の安定感を高めましょう。
【簡単な手作り棚に挑戦!】7-園芸支柱で棚
こちらは100均の園芸コーナーで売られている支柱を使った手作り棚。支柱にある支えに棚板をはめるだけの作り方は、とっても簡単!支柱もペイントをすると園芸用とはわからない仕上がりになるので、簡単におしゃれな手作り棚が出来上がりますよ。
【簡単な手作り棚に挑戦!】8-木箱で本格的な棚
最後は手作りを感じさせない、本格的な木製の棚の作り方をご紹介します。材料は100均の木箱と木材で、作り方は木箱の側面に木材を固定するだけの簡単組み立て!
100均で売られている木箱や木材はそこまで硬くないので、釘やネジを差し込むのも簡単!初めて木材で手作り棚を作る方でもあっという間に完成するでしょう。
手作りの棚は意外と簡単!
100均グッズをアレンジした手作り棚の作り方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?手作り棚は100均グッズを活用すると簡単らくらくに手作りができますので、手作りが苦手な方にもおすすめ!お金を掛けずに手作り棚を作ってみましょう。