AirPodsの遅延について紹介
近年ではイヤホンのコードがなくなり、代わりにBluetoothを使用して接続するワイヤレスイヤホンが勢いを増してきています。AirPodsはAppleから販売されているワイヤレスイヤホンで、シンプルなデザインと高音質で人気です。しかしこれからAirPodsのようなワイヤレスイヤホンを購入する人にとって心配なのは、ワイヤレス接続による遅延です。
PVを見ながら音楽を聴いている際に、映像と音声がずれて遅延が発生してしまうと、違和感を感じながら鑑賞することになります。このような遅延が発生してしまったら、どれだけ便利なワイヤレスイヤホンでも、その価値は半減してしまいます。そこでこの記事では、AirPodsを装着した状態でで、音楽視聴や、ゲームをプレイする際にどの程度遅延が発生するのかを、口コミ等を参考に紹介します。
AirPodsで音楽を視聴する場合の遅延は?
まずは、AirPodsを装着した状態で、音楽を視聴する際の遅延です。「価格コム」等のレビューサイトに投稿されている口コミによると、音楽視聴の際のAirPodsの遅延は、ほぼないに等しいという口コミが目立つという結果になりました。いままで既存のコード付きイヤホンと、AirPodsを比較しても、その違いは分からないほど遅延は抑えられています。Airpodsを装着しての音楽鑑賞は快適に行えると言って良いでしょう。
AirPodsで電話する場合の遅延は?
AirPodsで電話をする際の遅延は、評価が難しいといえます。その理由は、電話での通話は、電波状況によってスピーカーで話している際にも遅延が発生する可能性があるため、一概にAirpodsが原因で音声通話に遅延が発生しているとは断定できないためです。しかし電波状況が良い環境での通話は、AirPodsを通しても、気になるほどの遅延は発生していないという口コミが目立ちます。
AirPodsで動画を視聴する場合の遅延は?
AirPodsで、動画を視聴する場合は、音楽鑑賞のときと同様に、快適に動画視聴できるという口コミが目立ちます。動画の映像と音声の音ズレも少なく、十分実用に耐えうる性能です。
AirPodsでゲームをプレイする場合の遅延は?
AirPodsでゲームをプレイする場合は注意が必要です。レビューサイトには、特に「音ゲー」をプレイする際には、快適にプレイできない遅延が発生するという口コミが見受けられます。プレイするゲームのジャンルにもよりますが、リズムゲームなど、音を重要視するゲームでは、従来のイヤホンに軍配が上がりそうです。
AirPodsの2代目では、遅延がさらに低減されている。
AirPodsは、現在2代目が最新モデルとなっています。初代モデルでは気になった遅延も、2代目ではより低減されているという公式サイトでの発表もあります。
第1世代の「AirPods」も音の遅延を比較的感じにくいイヤホンだったが、第2世代ではH1チップを搭載したことで遅延が改善。ゲームでのレイテンシ(遅延時間)は最大30%改善されたとのことで音ゲーなどでもストレスなくプレイできるかもしれない。
AirPodsの遅延は気にならないレベルに抑えられている
本記事では、Appleから販売されているAirpodsの遅延について紹介しました。シーン別に紹介しましたが、音楽・動画鑑賞、電話での通話は、ストレスなく快適に行えるという評価です。ただし、ゲームでは、プレイするジャンルによっては、遅延が目立つ可能性もあります。それでも、全体的には実用十分の性能をAirPodsは備えていると言って良いでしょう。