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DIYウッドデッキを作るには?基礎の作り方や費用などわかりやすく説明!

2024.02.25

おしゃれな庭づくりに欠かせないウッドデッキはDIYで作るのがおすすめ。価格が高いウッドデッキもDIYで作ることができれば業者に依頼するよりも費用がグッと抑えられます。今回はDIYウッドデッキの作り方として基礎作りや費用などを詳しくご紹介します!

  1. 憧れのウッドデッキをDIYしよう!
  2. ウッドデッキの構造は?
  3. DIYウッドデッキの作り方は?
  4. DIYウッドデッキの作り方①:プランを決める
  5. DIYウッドデッキの作り方②:道具を準備する
  6. DIYウッドデッキの作り方③:材料を揃える
  7. DIYウッドデッキの作り方④:基礎を作る
  8. DIYウッドデッキの作り方⑤:床板を張る
  9. DIYウッドデッキの費用は?
  10. DIY初心者でも簡単にできるウッドデッキは?
  11. まとめ:理想的なウッドデッキをDIY!
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おしゃれな庭に欠かせないウッドデッキ。憧れのウッドデッキはDIYで作るのがおすすめです。業者に依頼するよりも費用がグッと抑えられ、理想的なオリジナルウッドデッキを手に入れることができます。今回は、DIYウッドデッキの作り方や費用について詳しくご紹介していきます。ウッドデッキのDIYを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ウッドデッキをDIYするには構造を把握しておくことが大切です。まずはウッドデッキの各部位の名称を見ていきましょう。基礎となる部分には、ウッドデッキを支える「束柱」、束柱に設置して床材を支える「根太」、根太を支える「大引き」、束柱の下に設置する「基礎石」があります。

その他に、ウッドデッキの床面となる「床板」、床板と根太の接合部分などを隠したり根太を補強する役割の「幕板」があります。各部位の名称は次にご紹介する「DIYウッドデッキの作り方」だけでなく、他の説明書にも使用されているので覚えておきましょう。

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ここからは、DIYウッドデッキの作り方を詳しくご紹介していきます。理想的なウッドデッキを作れるように、手順やポイントをしっかり押さえていきましょう。

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ウッドデッキをDIYする前に、設置する場所やデッキの広さなどのプランをしっかりと決めましょう。地面がコンクリートの場合は地盤がしっかりしているので基礎石を並べるだけで済みますが、地面が土の場合は砕石を敷き詰めて固めてから基礎石を置く必要があります。まずは設置したい場所の現状をチェックしましょう。

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ウッドデッキの設置する場所や広さ・形が決定したら、束柱を設置する位置と間隔を決めていきます。目安として、束柱を設置する間隔は900~1200mm以内、根太を設置する間隔は600~900mm以内がおすすめです。基本的に床板は根太に対して垂直に張るので、基礎石の位置を決める前に床板を張る方向を決めておくといいでしょう。床板の方向が違うだけで印象が変わるので、好みの方向を確認しておきましょう。

次に、ウッドデッキの高さを決めていきます。床面が高く階段を設置する場合はどこの部分に階段を付けるのか、スペースは十分に空いているのかなど、細かくチェックしておきましょう。

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道具が足りなくて作業が中断してしまうということがないように、最初から必要な道具をしっかりと準備しておくことが大切です。DIYウッドデッキを作るには主に、丸ノコ、手ノコギリ、インパクトドライバー、差し金、水平器、メジャー、チョークなどが必要になります。

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また、土をならして基礎を固める場合は、大きなシャベルやタンパーなどが必要になります。基本的ではありますが、設置場所によって必要な道具が異なるので、道具を準備する前にしっかりとプランを立てておくことが大切です。

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DIYウッドデッキ作りで重要なのがデッキ材選びです。デッキ材には主に、天然木材のソフトウッドと天然木材のハードウッド、人工木材があります。ソフトウッドは安価で柔らかく加工がしやすいですが、腐りに弱いため毎年の塗装が必要になります。ハードウッドは比較的高価で耐久性や強度に優れ、腐りには強いですが退色が激しいため塗装が必要になる場合があります。

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31e-jobqY6L.jpg

人工木材は比較的高価でメンテナンスや耐久性に優れています。初期費用だけでなく、トータルの費用も考慮して最適なデッキ材を選びましょう。基礎石にはさまざまなタイプがありますが、一般的によく使用されているものは束石というもので、羽子板付きのものがよく使用されています。また、低いウッドデッキを作りたい場合や基礎石を設置できない場合は、コンクリート平板などが使用されます。

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デッキ材を固定するビスはDIYで最もよく使用される「コースレッド」を使用するのがおすすめです。コースレッドは釘とネジの中間の特性を持っているので、保持力が高く仕上がりがキレイになります。また、材質が硬いハードウッドで作るときは、硬質木材専用のものを使用しましょう。普通のコースレッドでは折れてしまう場合があるので注意が必要です。

DIYウッドデッキの重要な部分である基礎の作り方を見ていきましょう。まずは、設置場所が柔らかい土の場合は地盤固めをしていきます。設置場所がコンクリートの場合も必要に応じて基礎石をモルタルで固めると、より安定させることができます。地盤を固めたら基礎石を水平になるように設置します。基礎石の上に束柱を垂直に置き、羽子板付きの束石と束柱をビスで固定します。ここで束柱がすべて垂直になっているか水平器で確認するのがポイントです。

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次に根太と束柱を固定していきます。束柱の上に床板を張る場合は、根太の上端から5~10mm低くしておきましょう。同じ要領でプラン通りにすべての基礎石と束柱を設置したら、DIYウッドデッキの基礎の作り方の完成です。

床板はある程度の隙間を空けて張っていきます。隙間が空き過ぎない3~5mm程度の間隔にしましょう。床板が水平になっているか、隙間は均等になっているかこまめに確認しながら、根太が通る場所にビスを打って固定していきます。床板の反り防止や見た目をキレイに仕上げるために、ビスを打つ位置を揃えるのがポイントです。

床板をすべて張り終えたら、端を切り落として長さを揃えます。カットした面は塗装するのを忘れないようにしましょう。幕板はなくても問題ありませんが、取り付けると見栄えが良くなります。フェンスを付けない場合は、これでDIYウッドデッキの作り方の完成です。

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DIYウッドデッキの費用は使用する材料によって異なりますが、業者に依頼するよりもグッと費用を抑えて作ることができます。なるべく安価の材料を使用し、必要な道具をレンタルすれば約6畳のウッドデッキが約5万円の費用でDIYすることもできるようです。普段DIYを本格的にやらないという方は、道具はレンタルを利用するのがおすすめです。

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ただ、安価なデッキ材を使用して初期費用が安くても、その後のメンテナンスで余計に費用がかかる場合があるので注意が必要です。トータルコストで費用を抑えたい場合は、耐久性に優れた人工木材を選ぶことをおすすめします。

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81SyctEw4UL._SL1280_.jpg

ウッドデッキのDIYは時間も手間もかかってしまい、DIY初心者の方は断念してしまう方も多いのではないでしょうか。DIY初心者でなるべく時間や手間をかけたくない方は、「ウッドデッキ組み立てキット」などを使用するのがおすすめです。作り方も簡単なので、DIY初心者の方でもチャレンジしやすいです。

今回は、DIYウッドデッキの作り方や費用などについてご紹介してきました。いかがでしたか?DIYウッドデッキは時間や手間がかかりますが、業者に依頼するよりも費用を抑えることができます。費用の差をつけるデッキ材は、初期費用だけでなく維持費も考慮して選ぶのがポイント。DIYウッドデッキの作り方をチェックして、理想的なウッドデッキを作ってみましょう!

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