DIYでペンキを使ってアンティーク風にしてみたい!
DIYで作ったものにペンキで色付けをすると、より仕上がりがカッコよくなりますよね。でも、ペンキを塗って失敗してしまったら、DIY作品が台無しです。そのため、ペンキの選び方と塗り方が大切になってきます。
そこで、DIYにおけるペンキの選び方と塗り方を紹介していきます。また、レトロ感が流行していることもあり、アンティーク風にしたいという人もたくさんいるはずです。この記事では、アンティーク風のおすすめも紹介します。
DIYでのペンキの選び方
種類を知る①溶剤の違い
ペンキと一口に言っても、種類は豊富にあります。まず、塗料としてみたときに、水性と油性の大きく二つの分類に分けることができます。簡単に言うと、二つの違いはペンキの溶剤が、水性か油性かというところです。
水性のメリットは、臭いが少なく保管がしやすいことです。ただし、乾燥に時間がかかったり、密着性が弱いことがデメリットになります。一方の油性は、乾燥が早く密着性が高いですが、保管に注意が必要だったり、独特にシンナー臭があるのがデメリットとなります。
種類を知る②樹脂の違い
ペンキを構成する成分の一つに、樹脂があります。樹脂に何が使われているのかによって、ペンキの種類も違ってきます。代表的なものには、ウレタン・シリコン・アクリル・フッ素などがあります。
最も有名なのは、ウレタン塗料で機能的にもバランスのいいペンキです。より耐久性があるものを選ぶなら、アクリルやフッ素塗料がおすすめです。コストは高めな反面、耐久性も上がります。
DIYでのペンキの塗り方
ペンキをキレイに塗るコツ
DIYでペンキを塗るときにキレイに仕上げるコツとして、塗るまえに全体をやすりがけすることです。表面に凹凸をつけることで、ペンキがしっかり密着するようになり、キレイな仕上がりになります。
また、ペンキを塗る部分と塗らない部分がある場合は、マスキングテープを使うと、境目がきれいに仕上がります。
乾燥時間は必ず守る
DIYでペンキを塗るとき、乾燥時間は非常に重要なポイントになります。ペンキによって、メーカが定める乾燥時間が違うので、確認してその乾燥時間をちゃんと守るようにしましょう。
ペンキの塗り方
DIYでのペンキの塗り方は、まず下準備としてペンキを適度な濃度にします。ペンキをハケにつけ、垂れないように余分なペンキを落としてから塗ります。ここから実際にペンキを塗っていくのですが、塗り方としては塗る面全体に約10cm間隔でペンキを置いていきます。
ペンキを置くことができたら、それを全体に伸ばします。前後左右にハケを動かして、ムラがないように塗ります。最後にペンキが薄い部分に重ねづけをして、ハケを一定方向に動かしてキレイに塗り上げます。
DIYにおすすめのペンキ
アサヒペン ペンキ 水性スーパーコート
フッ素加工樹脂のペンキで、厚塗りしても垂れにくいので塗りやすく、DIY初心者にも扱いやすいペンキです。耐久性にも優れていて、ツンとする嫌な臭いもありません。防カビや防サビ剤も配合しているため、多目的用途に使えるDIYに強い味方のペンキです。
オールドビレッジ バターミルクペイント
こちらのペンキの特徴は、天然顔料が使われていることです。伸びが良く臭いも少ないため、DIYでは扱いやすいペンキです。ペンキの中では比較的リーズナブルな価格で、きれいなカラーがたくさんあるので、DIYで色々なカラーを試したいときにもおすすめです。
ブライワックス
DIYでアンティーク風に仕上げたいときは、こちらのペンキがおすすめです。主原料が天然の原料で安心して使用ができます。アンティーク風に仕上げるだけでなく、アンティーク製品のメンテナンスにも使えます。塗り方も、スポンジやウェスなどで擦り込むように塗るだけの手軽さです。
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まとめ:DIYでのペンキの塗り方をマスターしてカッコよく仕上げよう!
DIYでのペンキの選び方と塗り方について、解説しました。正しい塗り方をすれば、DIYで作った物に素敵なカラーをつけ、きれいに仕上げることができます。仕上がり具合や扱いやすいペンキを選んで、DIY作品をよりカッコよく変身させましょう。