【美味しんぼ】名言ランキング:『美味しんぼ』とは
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『美味しんぼ』とは、原作:雁屋哲、作画:花咲アキラによって描かれた、日本の漫画作品です。1983年から『ビッグコミックスピリッツ』で連載が開始されました。2014年からは休載状態になっています。『美味しんぼ』は1988年にはテレビアニメ化され、1994年には唐沢寿明さん主演で実写ドラマ化、2007年には松岡昌宏さん主演で実写ドラマ化がされました。
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『美味しんぼ』は、東西新聞文化部社員である山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食に関する物語が展開されるグルメ漫画です。和洋中、様々な国の料理が紹介され、食に関する安全や倫理問題にも言及した作品。価値観や政治に対する喧嘩腰のストレートな批判が物語に組み込まれていることも特徴で、物議を醸すことも多々あり、賛否両論ある作品です
【美味しんぼ】名言ランキング:5位
【美味しんぼ】「ヒラメがシャッキリポンと、舌の上で踊るわ!」(栗田ゆう子)
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漫画『美味しんぼ』にて、ヒラメを食べた栗田ゆう子の言った名言です。斬新な表現ですね。どんな食感なのかは正直ピンときませんが、とにかく新鮮で美味しいのだろうな、ということはわかります。『美味しんぼ』を代表する、有名な名言です。
【美味しんぼ】名言ランキング:4位
【美味しんぼ】「高価で珍貴な食材を用いた下衆極まる料理もあれば、安価で平凡な食材を使って至高の口福と感動を与えるものもある、ということなのだ」(海原雄山)
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漫画『美味しんぼ』にて、山岡士郎と栗田ゆう子の結婚披露宴で、雄山が行ったスピーチです。雄山はこの披露宴用に考案した至高のメニューを披露します。それはご飯と味噌汁、豆腐、漬物などの大変質素なものでした。
実はこのメニュー、雄山がまだ貧乏だった頃、雄山の妻が正月に出してくれたメニューなのです。雄山は贅沢が好きで見栄っ張りな男ですが、妻が出してくれたこの質素な料理には素直に胸を打たれました。
これまで雄山は、高級食材を漁るのが美味の追求だと思っていました。しかしそれは誤りであり、大切なのは感動であることだと悟ります。美食倶楽部まで設立し、多くの貴重な食材を食べてきた雄山ですが、彼にとって何よりも価値がある「至高の料理」は、妻が作ったみすぼらしい料理であり、彼はこのみすぼらしさを山岡たちに贈ったのです。
【美味しんぼ】名言ランキング:3位
【美味しんぼ】「人間同士仲良くなるには 美味しいものを一緒に食べるのが一番だ」(山岡士郎)
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漫画『美味しんぼ』にて、山岡が言った名言のひとつ。「同じ釜の飯を食う」という言葉があります。生活を共にした親しい仲間であることの例えですね。ひとつの釜でご飯を分けて食べる、というのは仲間意識が芽生えやすい行為であったことから、このことわざができたようです。一緒に食事を摂る大切さが、昔から意識されていたことがわかります。
そして同じ感覚を共有するなら、不味いというがっかり感よりも、美味しいという喜びを共有したいですね。育ってきた環境や考え方が違っても、同じものを食べて美味しいという気持ちをを共有できたら、もっと良い気分になって、相手とも仲良くなりやすいでしょう。下手に言葉を重ねるよりも、わかりやすく有効な手段です。山岡はそれを言っているのですね。
【美味しんぼ】名言ランキング:2位
【美味しんぼ】「ありがとう 父さん」(山岡士郎)
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『漫画『美味しんぼ』にて、長年いがみ合ってきた山岡と雄山。そんなふたりが和解するシーンは『美味しんぼ』屈指の名シーンであり、その際に言った山岡のこの台詞は、感動的な名言です。
山岡と栗田の結婚をきっかけに、少しずつですが和解への道を歩み始めた山岡と雄山。その和解が決定的となったのは、福島で雄山が妻とし子への想いを口にし、自らの非を認めた時でした。
雄山はとし子との思い出の皿を山岡に渡し、山岡は大切に取っておいた自分、雄山、とし子が写った家族写真を雄山に贈ります。雄山はその写真を「私とおまえ、二人の宝物だ」と言い、息子に穏やかな表情を向けました。その言葉と表情を受けた山岡は、ようやく素直な気持ちで父親に感謝の言葉を告げることができたのです。
【美味しんぼ】名言ランキング:1位
【美味しんぼ】「人の心を感動させることが出来るのは、人の心だけなのだ」(海原雄山)
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漫画『美味しんぼ』にて、山岡との対決の際、雄山が放った名言です。材料や調理法にこだわって勝負する山岡に対し、雄山はそれだけでは不十分であると説きます。真の美食とは、ただ美味しいだけでは駄目なのです。人を感動させなくてはいけません。そして感動に必要なのは高価な材料や高い技術ではなく、最終的には人のもてなしの心。「料理は愛情」と言いますが、正にその通りなのですね。
【美味しんぼ】名言ランキング:まとめ
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『美味しんぼ』の名言をランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?こうして名言を見てみると、『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎の父である海原雄山が、ただの横暴な人物ではないことがわかります。言葉は厳しく苛烈なものが多いですが、彼には彼なりの正義があり、それを貫いた上での言葉なのですね。
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そして山岡も、雄山に反発していますが、食に対する正義は雄山からの影響によるものが大きいようです。この親子の食に対する熱い気持ちが滲み出た名言も素晴らしいですが、栗田ゆう子の食レポ名言もいい味出してますね。さすが『美味しんぼ」を代表する名言です。
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哲学的な名言も良いですが、素直に料理の美味しさを表す名言はほっこりしますね。『美味しんぼ』には他にも数々の名言が登場しますので、ぜひ『美味しんぼ』を読んで、心に響く名言を見つけてみてはいかがでしょうか?