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フランダースの犬

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【フランダースの犬】最終回のセリフが切なすぎる。絵画の前にいた理由も総まとめ

2021.06.12

この記事では、児童文学作品『フランダースの犬』における最終回について、TVアニメ版と原作版の最終回の違いやその後のエピソードなど、さまざまな情報をご紹介していきます。『フランダースの犬』のファンの方はぜひお楽しみください。

  1. 【フランダースの犬】児童文学作品『フランダースの犬』とは?
  2. 【フランダースの犬】『フランダースの犬』のあらすじ
  3. 【フランダースの犬】ネロについて【最終回】
  4. 【フランダースの犬】パトラッシュについて【最終回】
  5. 【フランダースの犬】パトラッシュとネロの出会い【最終回】
  6. 【フランダースの犬】『フランダースの犬』の最終回について
  7. 【フランダースの犬】ネロが死ぬ前に絵画の前にいた理由【最終回】
  8. 【フランダースの犬】『フランダースの犬』のその後【最終回】
  9. 【フランダースの犬】『フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ』について【最終回】
  10. 【フランダースの犬】最終回まとめ
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『フランダースの犬』は、1872年にイギリスの作家ウィーダにより執筆された児童文学作品です。この作品は19世紀のフランドル地方を舞台としており、現在のホーボケン (Hoboken) という村がモデルと言われています。
本作の作者であるウィーダは、この作品を執筆するにあたり実際にこのホーボゲンを旅行により訪れていたことがわかっており、またホーボゲンには本作に登場する風車小屋が存在していたことから、ホーボゲンが舞台のモデルとなったことは有力となっています。
『フランダースの犬』は日本では、TVアニメ作品となったことで有名になりました。本作のTVアニメは、でフジテレビ系列の『世界名作劇場』で放送され、1975年1月5日から12月28日まで放送され、全52話で構成されています。
TVアニメ版は、制作により様々な点が変更されており、物語の序盤から中盤までのストーリーは、殆どがアニメのオリジナルです。有名なネロとパトラッシュが天国に旅立つラストシーンも原作にはなく、ルーベンスの絵を見て死んでいるネロを村人が発見して終わります。
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アントワープ郊外の小さな村に住む15歳の少年ネロは、寝たきりの祖父と幼い頃に拾った大型犬パトラッシュとともに暮らしていました。ネロは貧しく慎ましく生活をしていましたが、画家になるという夢を持っており、いつかアントワープの教会にある祭壇画を見たいと思っていまいた。
その祭壇画は、世界的に有名なルーベンスが描いた作品であり、これは見るだけでも高額な閲覧料を払う必要がありました。
ネロには唯一の親友であるアロアという12歳の少女がいました。ネロとアロアは互いに非常に仲が良かったものの、アロアの父は、家柄の低いネロとアロアが仲良くすることをよく思っておらず、ネロからアロアを遠ざけました。
さらには、生業としていたミルク運搬業は他の業者に奪われ、寝たきりだった祖父も亡くし、そして家賃を滞納していた住居である風車小屋も追い出されてしまいました。ネロにはパトラッシュしか頼れる存在がいなくなり、ネロは街で開かれている絵画コンクールに一途の望みを託します。
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ネロは、『フランダースの犬』に登場するキャラクターの一人であり、本作の主人公です。フルネームはネロ・ダースであり、年齢は15歳です。しかし、日本で放送されたTVアニメ版ではネロの年齢は10歳になっており、少年さが上がっています。
彼は非常に心優しい少年で、パトラッシュが飼い主により傷を追っているところを助けたり、祖父の体を気にかけたりしています。また非常に働きものであり、趣味の絵を描きながら、ミルク運びの仕事や木こりの仕事の手伝いなどをしています。
ネロは、幼い頃に両親を亡くし、祖父だけが彼の両親の代わりでした。その後、飼い主にひどい仕打ちを受けているパトラッシュを保護し、飼っているので、ネロは2人と1匹の犬で暮らしていました。
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パトラッシュは、『フランダースの犬』に登場するキャラクターであり、大型の犬です。彼は、金物屋に酷使され、死にそうになっていたところを本作の主人公ネロ・ダースに救われました。
パトラッシュは、犬でありながらネロやジェハンの言葉を理解し、彼らを非常に思った行動をします。原作作品では、言葉を理解している描写だけではなく、パトラッシュ自信の考えや思いをそのまま描いており、非常に人間に近い考えを持っている心優しい犬だということがわかります。
そんなパトラッシュですが、ネロたちとともに生活するようになってからは、ネロの仕事であるミルクの運搬業を手伝っており、それが毎朝の日課となっていました。
物語の終盤では最後までネロのことを心配し、ネロと共に最期を迎えました。ちなみに原作ではパトラッシュはかなりの老犬とされており、ジェハンは自分と一緒に墓に入ることになるだろうと言っていました。
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パトラッシュとネロの出会いは、原作とTVアニメ版では少し異なります。原作では、パトラッシュは物語の始めからネロたちに飼われており、その出会いは過去の物語として語られます。
原作のパトラッシュは、金物屋にこき使われ、年を取って使い物にならなくなったところを捨てられてしまいます。そこを幼い頃のネロと彼の祖父が保護し、そのまま飼っています。
TVアニメ版では、ネロはたちと出会う前には他の飼い主に飼われており、乱暴にこき使われていました。弱って瀕死になったパトラッシュをネロが助けます。原作とTVアニメ版の両方で、パトラッシュにとってはネロは命の恩人であり、パトラッシュはこの恩を生涯忘れません。
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『フランダースの犬』の最終回といえば切ないことで有名です。ネロが最終回に言ったセリフ「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」という言葉は、アニメ史に残る屈指の名言と言えます。ちなみに正確には、「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。」と作中で言っています。
TVアニメ版『フランダースの犬』の最終回では、すべてを失ったネロが全財産とパトラッシュを家に残し、家を去ります。ネロは風車を火事にした犯人として容疑がかかっていたため、居場所がなくまた働き口も失っていたため、疲労困憊の状態でした。
実際にはネロは火事を起こしておらず無実でしたが、これはネロが家を出てからわかる事実です。残されたパトラッシュは、ネロを心配し捜索します。そしてルーベンスの絵の前で倒れているネロを発見し、そして2人は共に天国へ旅立ちます。
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ネロはミルクの運搬を生業としていましたが、将来は画家になりたいと思っており、空いた時間には絵を描いて過ごしていました。そのため、ネロはアントワープ出身で世界的に有名なルーベンスに憧れており、いつか教会にあるルーベンスの絵画を見たいと思っていました。
しかし、教会に入るには非常に高いお金が必要でネロにとっては夢のまた夢でした。ネロは死ぬ間際になって、最後の心残りであるルーベンスの絵を見ることを叶えるため、教会に忍び込んだのでした。
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TVアニメ『フランダースの犬』の結末は、ネロは教会でパトラッシュと共に天国へ旅立ち、亡き両親や祖父とともに幸せになりました。というふうに終わっています。しかし、原作の児童文学作品では、その後のことまで語られており、
次の日にルーベンスの絵画の前で死んでいるネロとパトラッシュが発見されます。そしてネロとパトラッシュを祖父の墓に埋葬します。
また、作中ではネロは絵画コンクールに落選していますが、実際にはネロの秘める才能は凄まじく、ネロが家を飛び出したあとに著名な画家がネロを引き取りたいとやってきます。もしかしたらネロは生きていたらルーベンスのような画家になっていたのかも知れません。
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『フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ』は、1992年10月10日から1993年3月27日まで日本テレビ系で放送されたアニメ作品で、全26話で構成されています。
本作のストーリーは主に原作の児童文学作品をもとに進められており、1975年の『世界名作劇場』で放送されたものより原作に寄せたストーリーになっています。しかし『世界名作劇場』でのオリジナルエピソードも再現しており、両作品のいいとこ取りをしたような作品になっています。
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この記事では、児童文学作品『フランダースの犬』における最終回について、TVアニメ版と原作版の最終回の違いやその後のエピソードなど、さまざまな情報をご紹介してきました。
『フランダースの犬』の最終回は切ない終わり方で有名ですが、とても感動する作品であることは間違いありません。個性豊かなキャラクターたちが登場する『フランダースの犬』が気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ZWFF7UhdL._SY445_.jpg