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アニメ『銀魂』は2006年4月~2018年8月(現在)までサンライズによる制作で、放送され始めたアニメです。266話(3期)からは大人の都合によって、バンダイナムコピクチャーズによる制作に変わりました。
また、元々はゴールデンタイムのアニメ『銀魂』でしたが、2期から少しずつ深夜枠で放送する地区が出現し、今では深夜アニメとしての認識を築いています。その他にも、漫画とアニメの進行速度の違いから何度もアニメが休みになるなどの奇行が目立っています。
『銀魂』は基本的には「万事屋」という何でも屋を営んでいる『坂田銀時』『志村新八』『神楽』の3人が笑いあり、涙ありの展開に巻き込むor巻き込まれていく(基本)ギャグコメディ漫画です。
『銀魂』の作中にて『銀魂』というワードを日常会話に含ませることで少し際どくし、そうした会話を媒介にしてアットホームな世の中にしていこう、というような目標として『銀魂』というタイトルにしたとあります。
しかし、『銀魂』という漫画がギャグコメディであることや幾度も「終わる終わる詐欺」と呼ばれる話を作る程冗談が好きな作者であることから、他にも「侍(刀=銀色)の魂」「主人公『坂田銀時』の魂の物語」説などが出ています。
アニメ『銀魂』はギャグはどこまでもギャグの『銀魂』、シリアスはとことんシリアス(紅桜編)の『銀魂』といったように明確に分けられています。また、ギャグパートで登場した『銀魂』キャラクターは、その後のシリアスパートの重要なキャラクターとなるなどギャグパートからのシリアスパートの流れが自然な形となっている特徴があります。
他にも、アニメ『銀魂』では「杉田智和」など個性的な声優がいることで、漫画では描かれていないセリフがアニメでアドリブとして登場するという、アニメはアニメのオリジナル性があるところもアニメ『銀魂』特有の特徴となっています。そして、2018年夏にもムロツヨシも参戦している実写版『銀魂』が劇場公演されるなど更に『銀魂』が注目されてきています。
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アニメ・漫画でのタイトル「第49話 ギャンブルのない人生なんてわさび抜きの寿司みてぇなもんだ」
いつ放送されたか:2007年3月29日放送
働かずして大金を手にしようとカジノへと繰り出す銀時と長谷川は、負け続けて身ぐるみをはがされ、気が付くとふんどし一丁になってしまいます。そんな二人の前に現れた男(ツキヨミの勘兵衛)が、彼らの着物を取り返してくれます。しかし、2人の悪運のせいで有名ギャンブラーだったツキヨミの勘兵衛すらトラブルに巻き込まれることになってしまいます。結果、有名ギャンブラーだったツキヨミの勘兵衛も無一文の状態となってしまい、その上イカサマまでしていたことがバレてしまったことで店に捕まってしまいます。その後、銀時と長谷川の力を借りて無罪放免となるラストチャンス麻雀に勝利して事なきを得ます。
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アニメ・漫画でのタイトル「第99話 人生もゲームもバグだらけ」
いつ放送されたか:2008年3月27日放送
最新ゲーム機を手に入れるべく集結した万事屋、桂、真選組でしたが、各々の暴走でゲーム機の待ち行列もメチャクチャになってしまいます。その結果、万事屋(桂付き)チームと真選組チームのゲーム対決でゲーム機の入手権を争うことになってしまいます。「先にヒロインと恋に落ちた方が勝利というギャルゲー対決」「信長の吐くパエリアでテトリス対決」「村長を武器にして冒険するドラクエ的ゲーム対決」の末、ゲーム機とゲーム自体が周りの人に迷惑をかけるとして発売中止となってしまうのでした。
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アニメ・漫画でのタイトル「第150話 長いものには巻かれろ!!」
いつ放送されたか:2009年3月26日放送
万事屋の3人はアニメ制作を請け負っている『サンライズ』が不況のあおりを受けたことで、アニメ『銀魂』を事実上続けていけなくなったことと突然の最終回となったため本来の最終回で放送されるはずだったものを見せると発表します。しかし、原作は当然まだ続いているため適当な最終回を見せていると、謎の眼帯の男(ジャンプのマーク)が現れて「銀魂が制作費が底をつき始めたことで、一旦貯まるまで休止しようとしている」と指摘され、万事屋の3人は反省するのでした。
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アニメ・漫画でのタイトル「第201話 人類みなサンタ」
いつ放送されたか:2010年3月25日放送
クリスマスを迎えて神楽の前に次々と現れるサンタ候補の坂田銀時、海坊主、近藤勲、柳生九兵衛、さっちゃんたちでしたが、皆同時に現れてしまったことで場の空気が硬直してしまいます。そのため、サンタたちは自らが本物だと自らのアイデンティティを賭けて、それぞれに勝手な主張を繰り広げます。
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アニメ・漫画でのタイトル「第252話 ごめんなさい」
いつ放送されたか:2012年3月26日放送
五年目の放送も終わりにさしかかろうとしているアニメ『銀魂』メンバーは、今まで迷惑をかけてきた関係者、そして視聴者の皆様方へ、とにかく謝りまくります! しかし、謝れば謝るほど悪意が伝わっていきます。最終的には、申し訳ない気持ちはあっても反省はしていない、ということで決着するのでした。
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アニメ・漫画でのタイトル「第265話 ドッグフードは見た目より味がうすい」
いつ放送されたか:2013年3月28日放送
万事屋に深刻な食糧難が到来し、ついに定春のドッグフードすらも分け合うことになってしまいます!ただでさえ足りないご飯をとられてしまい、耐えられなくなった定春は、家出します。ふてくされながら街を歩いていると、子犬がゴミ捨て場に置き去りにされているところを目撃して、世話を見始めます。非常に弱っているその子犬のために川で魚を取っていましたが、一向に体調は良くなりません。そこで初めて分け合う大切さと思いやりを身に染みて感じている定春を銀時が目撃し、定春に嫌われながらも2匹を助けるのでした。
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アニメ・漫画でのタイトル「第316話 さらば真選組」
いつ放送されたか:2016年3月30日放送
真選組局長の近藤勲、警察庁長官の松平片栗虎、狂乱の貴公子の桂小太郎を刑務所から奪還して戦いは終わりました。信女たち見廻組と、近藤たち真選組は、自身の強い信念に命を捧げ大切なものを守り通した佐々木異三郎の生き様に敬意を評し、その死を悼みます。かくして一同は江戸の街に戻りましたが、その街の様子はすっかり変わってしまっていました。今まで街を守ってきた警察組織は崩壊し、多くの幕府の侍たちが新幕府によって淘汰されたことで、倒幕の気運が高まっていました。そうした街では、真選組が再び活躍するには危険すぎるということで一時地方にて再起を伺うことにしたのでした。
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アニメ・漫画でのタイトル「第367話 悪役にもやっていい事と悪いことがある」
いつ放送されたか:2018年10月7日放送
江戸に帰ってきたことを江戸に残してきた友人たちに知られたくない坂田銀時は、マネキンになりきることで何とか知られる危機から逃れることに成功します。その後、高杉晋助風のカツラと着物で変装することでバレないように行動しようとしますが、「高杉晋助=坂田銀時の居場所を知る」とのことで、彼の帰りを待つ、さっちゃんは変装高杉(偽杉)の頭上からクナイを降り注ぎました。
変装に気づかず、坂田銀時の居場所を教えろと脅すさっちゃんに高杉風の気迫で押し切ろうとする偽杉は、逆に圧に負けて、捕まってしまいます。偽杉が連れていかれた先には、月詠、お妙、九兵衛ら江戸の女性たちが待っていました。そう、彼女たちもまた、勝手に江戸から去ってしまった坂田銀時の帰りを待ち続けていたのでした。結局江戸に残してきた友人たちに知られ、またその思いを知って坂田銀時は隠したる思い「実は今回が最終回」を言い出すのでした。
アニメ最終回にて、アニメ『銀魂』が今まで以上に妙なタイミングで終了することについて説明がありました。そこを要約すると、「実は銀魂は2年前ほど前から終わることが作者より示唆されていました。そのため、アニメスタッフ側はその来たる最終話に合わせて放送枠を確保しましたが、最終章アニメ化中に終わらせることが出来ないことが作者から伝えられました。そこから、アニメスタッフ側は追加の番組枠を確保するため動きましたが、既に番組枠は全て埋まっていたため、中途半端でも終わらせるしかなかったのです。」とのことです。
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漫画(ジャンプ)の最終回にて「ジャンプGIGA」にて続けていくことが明かされました。漫画史上、最終回の締めの言葉がこのような連載先を示唆する展開は『銀魂』をおいて他にはありません。
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最新(銀ノ魂篇二年後)の『坂田銀時』は銀ノ魂篇の直後と同様に「銀髪天然パーマ」「木刀」「死んだ魚のような目」のイメージがあります。
「白い上着を半分だけ着こなす」においては白を基調にした上着自体は変わらないのですが、柄が違っています。つまり、雲のような柄がなくなっています。
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見た目は可愛いらしい容姿のまま大人びた可愛いさを持っています。ですが、やはりその分容姿とは反して激しい毒舌ツッコミの持ち味を持っています。
二年後の神楽のみ幼くなったり、年老いた姿になったり出来るようになっています。ですが、毒舌など基本は変わっていません。
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見た目は「地味」の一言につきます。その見た目通りのアイドル・寺門通ちゃんの親衛隊(追っかけ)の隊長という一面を持っていました。
最新(銀ノ魂篇二年後)の見た目は「地味」のはずだったイメージから哀しみを背負った風のイケメンに変化しました!また、最新(銀ノ魂篇二年後)の神楽と沖田総悟の勝負に割って入ることが出来る程実力を上げています。
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沖田総悟と同様にその甘いルックスから、カッコ良い印象を受けるのが土方十四朗です。彼は裏表がない性格(人格は裏表がありますが)のため、真選組が関与する「真選組動乱篇」などの他にコメディ回でも真剣な面を見られることで人気となっています。
最新(銀ノ魂篇二年後)も同様にその甘いルックスから、カッコ良い印象を受ける土方十四朗は基本変わりません。変わっているとしたら、真選組の制服から私服に変わっているくらいです。
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地味なキャラクターで、彼のイメージとしては、山崎退は本人より彼が持っているアイテム「あんぱん」のイメージが強いです。つまり、見た目に印象はありません。
今までの薄い印象から非常に濃くなっています。
最新(銀ノ魂篇二年後)の山崎退は二年前の事件によってロボコップのような身体に精神だけ移されています。
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『銀魂』の女性は美人であっても凶暴だったりしている中、月詠のみ(普段は)真面目なツッコミ系美人であるため、スリットから足をのぞかせ、スタイルも抜群という『銀魂』に似つかわしくない美人です。
最新(銀ノ魂篇二年後)を経ても、その美しさは変わりません。変わったのはショートにした髪型くらいです。
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桂小太郎は『銀魂』の序盤から登場したキャラクターでしたが、よくよく考えてみると特徴が「長髪」「着物」「テロリスト」くらいしかないですね。
終盤からはだいぶ隠されてきた彼自身の「強さ」がピックアップされていました。また、「テロリスト」から「総理大臣」になるなど、立場としての変化は大きいです。
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忍者ということもあって見た目はくノ一姿で、その他の特徴としては「メガネ(志村新八と違って可愛さを表現している)」「綺麗な青い長髪」「青いマフラー」「ドM」がありますが、作中では基本的に坂田銀時のストーカーという立ち位置にされた可哀想な美人キャラクターです。
最新(銀ノ魂篇二年後)と言っても、さして変化はないために二年後も普通に美人キャラクターです。
今までの『銀魂』はアニメの制作側で、「終わる終わる詐欺」と言われる最終回を繰り返してきましたが、今回は初の原作側でストーリー構成をまとめられなくなってしまったことで起きた珍しいパターンでした。
そのため、原作としては今までと違って『銀魂』を「ジャンプGIGA」でしか見られなくなるかもしれませんが、アニメでは今までのように再び放送される可能性は残されています。『銀魂』好きのファンの方はその時を静かに待つこととしましょう…。