【鬼滅の刃】人気沸騰中の大人気漫画【ネタバレ】
今回紹介する作品は、週刊少年ジャンプ にて2016年から連載している「鬼滅の刃」になります。
2019年11月時点で単行本の既刊は17巻。
累計発行部数は、2019年10月23日時点で1600万部を突破しており、単純計算で1巻につき90万部以上が発行されているということになります。
名実共に人気を勝ち得ている漫画作品であるといえるでしょう。
アニメ化が果たされたほか、劇場版も2020年に公開予定。
漫画・アニメどちらの媒体でも高い人気を得ることに成功しているのです。
また、2020年1月から舞台がスタートすることも決定。
積極的なメディアミックス展開で、更に幅広い客層を巻き込もうとしています。
こちらの記事では、どんどん盛り上がりを広げ続けてる鬼滅の刃のネタバレを交えつつ、考察や名言などを紹介していきます。
全てがネタバレというわけではありませんが、注意してご覧ください。
【鬼滅の刃】人間vs鬼の構図【ネタバレ】
鬼滅の刃で基本的な構図となるのは「人間vs鬼」になります。
「鬼」とはいっても、元々は人間だったというのも悲しいポイントの1つ。
鬼の血によって人間が鬼へ変貌してしまうのです。
鬼は日光以外では死なない不老不死の存在。
人とは比べ物にならない力の強さや身体能力を持っている非常に強大な敵です。
石の壁程度であれば、若い鬼であっても容易く破壊してしまいます。
また、鬼によっては妖術のような超常的な技を使う鬼まで登場します。
人間を食すことによって力を付け、更には鬼に「感染」させるため、人間にとっては明らかな「敵」といえる存在です。
【鬼滅の刃】竈門炭治郎の壮絶な過去【ネタバレ】
さて、本作の主人公は竈門炭治郎(かまどたんじろう)。
竈門炭治郎は、過去に家族を鬼によって皆殺しにされているという凄惨な背景の持ち主です。
自分と妹だけが生き残りましたが、その妹も最終的に鬼になってしまいました。
その際、助けに来てくれた人物から妹が殺されかけたものの、2人の間に確かに「兄妹の絆」が残っていることを基に生き長らえさせました。
炭治郎は妹を人間に戻すため、そして家族の仇をとるため、鬼との戦いを繰り広げるのです。
【鬼滅の刃】バトル漫画である【ネタバレ】
鬼滅の刃では、生々しくハードな肉体破壊や人喰い描写が存在しています。
それだけ鬼が恐怖の存在であること、強大な存在であること、敵対生物であることがよく伝えられるような描写が頻繁に登場しています。
鬼と繰り広げられる死闘もその1つ。
簡単に勝つことはできません。
味方サイドの人間キャラが死ぬこともあり、強い心を持ってみなければならない作品だと言えるかもしれません。
しかし、本質としては王道的なバトル漫画。
物語の主軸は人間と鬼の壮絶な戦いであり、最終的には「勝って終わる」のが特徴です。
戦闘シーンの漫画絵も非常に丁寧かつ迫力あるテイストだったため、アニメ化される際には「どんな風になるのか楽しみ」という期待も多く見られました。
【鬼滅の刃】鬼との死闘【ネタバレ】
バトル漫画である鬼滅の刃では、幾度となく戦闘シーンが描かれています。
壮絶な死闘はもちろん、一瞬で勝負のつく圧勝的展開まで、バラエティに富んだ戦闘シーンが描かれているのです。
鬼殺隊に入隊する前に炭治郎が遭遇した鬼との戦いでは、まだまだ強いとは言えない炭治郎の姿を見ることができます。
しかし、最後は斧を使って鬼を貼り付けにし、絶対的な弱点である日光にさらすことで勝利を収めました。
また、十二鬼月・上弦の参である猗窩座(あかざ)との戦い。
炭治郎は何とか頸を落としたものの、なおも戦いを続けてくるという壮絶な死闘が描かれています。
決着が付いたかと思われてもまだ付いていない…。
鬼滅の刃では、最後まで何が起きるか分からない、ハラハラドキドキな死闘が描かれるというのも大きな魅力の1つです。
【鬼滅の刃】名言考察①:生殺与奪の権を他人に握らせるな!【ネタバレ】
ではここからは、鬼滅の刃で登場する名言に注目しながら考察を進めていきましょう。
最初に紹介する名言は、鬼滅の刃序盤で出てくる「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」です。
この名言を発したのは冨岡義勇。
彼は、炭治郎の家族が鬼によって殺されてしまい、妹も鬼になってしまった際に、妹を殺すためにやってきました。
この名言は、鬼と化した妹を殺さないで欲しいと願った炭治郎に対して発した言葉です。
一体、どんな意味でこの言葉を発したのか考察してみましょう。
この後のセリフなどにも注目してみると、名言に込められたシンプルな理由が伝わってきます。
それは、自分の妹が殺されかけているのにも関わらず主導権を握ろうとしないのか?
というようなメッセージ性の込められた名言でした。
結果的にこの言葉に発奮させられた炭治郎は冨岡義勇に戦いを挑み、負けこそしたものの妹との兄妹の絆を発揮させたことで、殺されずに済みました。
【鬼滅の刃】名言考察②:関係ありません立ちなさい【ネタバレ】
2番目に紹介するのはカナエが放ったこちらの名言。
「関係ありません立ちなさい。蟲柱胡蝶しのぶ」
カナエは既に亡くなっていますが、彼女はしのぶに対してこのように叱咤する言葉を投げかけたのです。
回想シーンで何度か登場し、いつも優しく温かい印象の強かったカナエ。
そんな彼女が強い口調で投げかけたこのセリフは、強く印象に残った読者の方も多いはず。
姉のこの言葉によって立ち上がったしのぶの姿も相まって、物語において非常に盛り上がるシーンとなりました。
【鬼滅の刃】名言考察③:一番弱い人が一番可能性をもっているんだよ【ネタバレ】
続いて紹介する名言は「一番弱い人が一番可能性をもっているんだよ」です。
これは、炭治郎が玄弥に投げかけていた名言。
玄弥は、黒死牟という圧倒的な強者を前にして動きたくても動けなくなってしまいました。
しかし、炭治郎の言葉を思い出し、一番弱いからこそ鍵を握っているんだということに、ハッとさせられたりした読者や気付かさせられます。
【鬼滅の刃】名言考察④:胸を張って生きろ【ネタバレ】
鬼滅の刃屈指の名言ともいえるのがこちらの名言になります。
「胸を張って生きろ」
セリフとしては非常に短くシンプルな言葉ですが、シーンも相まって非常に重要な名言になります。
もう命は短く死ぬ直前の煉獄が最期に残した言葉です。
柱としての生き様、そして、死ぬ間際にこのセリフを発すことのできる煉獄のカッコ良さにやられたというファンも多いでしょう。
カッコ良さや名言を発したシチュエーションなど、全てが印象的な名言中の名言です。
鬼滅の刃のネタバレ考察・名言まとめ
今回の記事では、鬼滅の刃のネタバレや考察、名言などに一挙に注目してきました。
鬼滅の刃は基本シリアスな物語・設定でありながらも、コメディシーンも多く散りばめられているのも魅力の1つです。
今回紹介した名言はシリアス寄りなものでしたが、コメディ感溢れる名言も数多く存在しています。
熱いバトルや壮絶な戦い、登場キャラたちの生き様のみならず、温かい気持ちや笑顔にさせてくれる作品です。
だからこそ、人気を集めているのでしょう。
舞台化や劇場アニメ化など、今後益々人気を集め、盛り上がりを広げていくであろう鬼滅の刃。
名言はもちろん、これからも続いていく熱いストーリー展開から今後も目が離せません!
繰り広げられていく死闘の展開まで要チェックです!