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Tシャツの生地まとめ!種類・厚さ・素材・用途別のおすすめの情報!

2024.02.25

何気なく着ているTシャツですが、実は生地にもたくさんの種類があるって知っていましたか?今回は、Tシャツの生地の素材・糸の種類・編み方の種類に分けてご紹介します!それぞれ通気性や耐久性、速乾性など異なった良さを持っているので、特徴別のおすすめ用途もご紹介します。

  1. Tシャツの生地の素材①|綿(コットン)
  2. Tシャツの生地の素材②|ポリエステル
  3. Tシャツの生地の糸の種類①|カード糸
  4. Tシャツの生地の糸の種類②|コーマ糸
  5. Tシャツの生地の糸の種類③|スラブ糸
  6. Tシャツの生地の糸の種類④|杢糸
  7. Tシャツの生地の糸の編み方①|天竺編み(平編み・メリヤス編み)
  8. Tシャツの生地の糸の編み方②|鹿の子編み
  9. Tシャツの生地の糸の編み方③|フライス編み
  10. Tシャツの生地の糸の編み方④|ハニカムメッシュ
  11. まとめ
Tシャツの生地に使われているものの中でも最もポピュラーに使われているのが綿(コットン)です。肌触りが良く着心地に優れています。
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綿(コットン)のメリット

一番のメリットは、吸水性の高さです。タオルや下着などでもよく使われています。また保温性にも優れているので、夏は涼しく冬は暖かいというメリットがあります。低アレルギーなので、ポリエステルなどの化学繊維で肌荒れが起きる方は、綿100%の服をおすすめします。種類も多く着心地が良いのが綿(コットン)の良いところです。

綿(コットン)のデメリット

吸水性や保温性が高い反面、実は、洗濯した場合の縮みの原因になってしまいます。また、自然由来のため、ポリエステルよりもやや高額となっている傾向があります。とはいえ、着心地の良さで人気が高いので、近年では企業努力により比較的安い値段で購入することもできるようになっています。

おすすめの用途

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綿(コットン)は何と言っても普段着に適した素材です。吸湿性が良く、汗も吸い取ってくれるのが嬉しいところ。インナーにも適しています。さらっとした着心地をキープしたい時には、綿(コットン)を選ぶことをオススメします。ゆったりした部屋着として選んでもGOOD!ファッション愛好家にも人気の綿(コットン)Tシャツはぜひ100%のものを持っておきたいところです。
通気性が良く、スポーツブランドやアウトドアブランドなどで多くの種類が揃っているのが特徴です。スポーツのユニフォームやイベント時のTシャツなど、汗をかくシーンに最適です。綿(コットン)と比べると、価格もリーズナブルで、機能性も高く強度も強い素材です。
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ポリエステルのメリット

通気性に優れていて、とにかく速乾性が高いので、たくさん汗をかいてもベタつかずサラサラが持続します。ポリエステルは圧倒的に丈夫な素材です。綿(コットン)よりも丈夫で縮みにくいのも特徴です。化学製品であるため、大量生産ができ、綿(コットン)よりも安い傾向にあります。

ポリエステルのデメリット

洗濯すると毛玉が起きやすいのが難点です。また、汚れが落ちにくく雑菌が繁殖して臭いが発生しやすい傾向にあります。吸湿性がない分、冬は乾燥しやすく静電気が起こりやすくなっています。

おすすめの用途

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速乾性に優れているので、何といってもスポーツシーンやアウトドアシーンに最適な素材です。思いっきり汗をかいても、すぐ乾いてくれるのは嬉しいところです。とはいえ、最近ではスポーツウェアでもデザイン性に優れていて、普段使いできるアイテムも増えているので、普段着としても使えます。NIKEやadidasなどのTシャツはおしゃれメンズの間でも人気が高いです。着心地を考慮して、綿(コットン)との混合素材を選ぶのも良いでしょう。
綿糸を作る工程で針布を通して、余分な短い繊維部分を5%取り除く「カーディング」という必要最低限の工程のみを行った、シンプルな糸で最もポピュラーに使われています。全ての紡績糸はこの工程を経ています。
光沢はあまりなく、けばが多いのが特徴です。安価に作ることができるので、商品自体も比較的リーズナブルに作ることができます。「シャリ感」と呼ばれることもあるように、サラッとした硬めの質感です。
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カード糸より多くの不良部分を除去した上質な糸です。短い繊維の不良部分を15~25%ほど除去してあり、光沢のある、肌触りに優れた上質な仕上がりになります。
削ぎ落とす繊維の量が多いので、同じ量の綿花を使っていてもカード糸と比べると、コーマ糸の方が出来上がる糸の量が少なく、カード糸の7割程度と言われています。短い繊維をさらに取り除くことでけば立ちが減るため、ツヤのある、やわらかな生地に仕上がります。洗濯をしても生地表面がけば立ちにくく、生地表面の美しさが長持ちするのが良いところです。
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太い部分を意図的に作った糸のため、糸の太さにムラ・バラつきがあるのが特徴です。そのため、この糸を使った生地は、ラフでカジュアルな雰囲気に仕上がります。
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織りの密度や厚みにランダムな変化があるので、シンプルながら味わい深く、1枚で着ても存在感あるコーディネートになります。どことなくビンテージクラシックな風合いもでるのが特徴です。
一般的には撚り合わせる糸は1色だけですが、あえて2色、3色の糸を撚り合わせている糸です。霜降りのような風合いになるのが特徴です。綿(コットン)の杢糸はグレー以外ほとんどありません。
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色の濃淡や優しい風合いが出るため、比較的淡い色のアイテムが多く揃っています。BEAMS(ビームス)では、国内初の『杢糸』を生み出した技術を活かして新たなスタンダードウェアを提案する<mocT(モック ティー)>のウェアを取り扱っています。
基本的な編み方で、ほとんどのTシャツはこの編み方の生地が使用されています。凹凸が少ないことから、サラサラした肌触りで着心地が良く、通気性にも優れています。ただし、耐久性は低いので、スポーツウェアには不向きです。
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おすすめの用途

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ベーシックな編み方なので、スポーツウェア以外の普段着であればどんなシーンにも最適です。
凹凸があり通気性に優れているため、汗をかいてもベタベタと肌にまとわりつくことが無く、スポーツウェアに適しています。また、ポロシャツなどにもよく用いられています。肌に触れる面積が少ないため、さらっとした着心地です。
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オススメの用途

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普段着の中でも、清涼感のあるコーディネートが得意です。通気性が良く爽やかに着ることができるので、ショッピングや街歩きなどにも適しています。
耐久性が高く身体にフィットするので、下着やインナーなどによく用いられている編み方です。体のシルエットを強調して美しく見せることができるため、女性向けTシャツにも多く用いられています。伸縮性もあるので、フィットしつつも締め付けがなく、ストレスフリーに着ることができます。程よい厚さと心地よいフィット感で、スマートに着こなすことができます。
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おすすめの用途

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身体にフィットしたシルエットのものが多いので、インナーとしても最適です。上にシャツを羽織ってももたつかず綺麗に収まります。スマートな印象でコーディネートしたい時には、1枚さらっと着るのもGOOD!
ハチの巣のような凹凸とした編み方が特徴で、ハチの巣編みやハニーコームと呼ばれることもあります。ボリューミーな質感で、さらっとした肌触りです。通気性に優れているので、汗をかいてもベタつかず、着心地のよさを保つことができます。
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おすすめの用途

とにかくさらっと着ることができるので、暑い夏には持っておきたい一枚です。汗をかいてもベタつかず、シワになりにくいのが嬉しいところ。見た目のボリューム感からおしゃれメンズにも人気があります。
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いかがでしょうか?Tシャツの生地の素材・糸の種類・編み方の種類をそれぞれご紹介してきました。肌触りを重視する時・通気性を重視する時・デザイン性の高さを重視する時など、シーンや用途によっても適した生地があることを知っていただけたかと思います。Tシャツって柄やイラストだけではなく、生地にもこんなに種類があるなんて、奥深くて楽しいですね!ショッピングをする時、スポーツを楽しむ時、部屋でリラックスする時など、ぜひ用途別に生地にもこだわって、お気に入りのTシャツを選んでみてくださいね。

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