コーヒーに合うお菓子とは
気軽なカフェタイムが始まります
コーヒーにお菓子を付けると、ちょっと品質の高いカフェタイム気分を味わうことができます。コーヒーにもお菓子にもそれぞれいろいろな種類がありますので、まずはコーヒーを主体としてそれに合うお菓子をご紹介します。そして後半では、お菓子を主体としてそれに合うコーヒーをご紹介します。
コーヒーに合うお菓子①カフェオレ
ミルクたっぷりの甘いコーヒーと相性の良いお菓子とは
まずは、ミルクたっぷりの甘いコーヒー。カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、キャラメルマキアートといった種類のコーヒーに合うお菓子からご紹介します。
シンプルなクッキーやビスケット、サブレ、焼き菓子といった甘くないお菓子がよく合います。コーヒー自体が甘いので、甘いお菓子とは逆に相性が良くないようです。おまけに糖分も取り過ぎになりますので避けた方が良いです。他にはスコーン、スポンジケーキ、マドレーヌといった感じのお菓子、メロンパンやクロワッサン、バターロールのような菓子パン類でももちろん合います。
コーヒーに合うお菓子②アメリカンコーヒー
酸味の強いコーヒーと相性の良いお菓子とは
次は、酸味の強いアメリカンコーヒーやブレンドコーヒーに合うお菓子をご紹介します。
酸味の強いフルーツを使ったスイーツがよく合います。具体的にはアップルパイ、いちごのショートケーキ、フルーツタルト、オレンジケーキといったところでしょうか。酸味の上に酸味で不思議かも知れませんが、似たような酸味を持つお菓子を合わせると、上質な酸味同士が口の中で混ざり合わさる感じになり、美味しさをより引き立てる感じになります。酸味以外では、シュークリームやプリンなどのカスタード系のお菓子もコーヒーの甘さを補う感じになるようで、良く合うようです。
コーヒーに合うお菓子③エスプレッソ
苦みの強いコーヒーと相性の良いお菓子とは
続いて、苦みの強いエスプレッソコーヒーや深煎りコーヒー、アイスコーヒーに合うお菓子をご紹介します。
苦味とは正反対の、甘さに加えてまろやかさが感じられるバターや生クリーム入りのお菓子やケーキが良く合います。具体的には、ミルクキャラメル、ティラミス、バタークッキー、エクレア、アイスクリーム、チーズケーキといったところでしょうか。甘さの強そうなお菓子が合いますので、他にはマカロンやモンブランケーキ、かぼちゃのケーキなども良く合います。
それでは、苦みの強いコーヒーに甘くないお菓子の組み合わせを考えてみます。結果はと言うと、お互いに苦さや甘くなさを主張してしまい、美味しさが引き立たないことになります。これは相性が良くない組み合わせになると考えられます。
コーヒーに合うお菓子④まとめ:相性と選び方のコツ
甘さ←→苦さ、酸味←→酸味
以上をまとめると、甘さと苦さは対称となり、それぞれ打ち消し合うために、逆に思えるような味覚を求めるのが良いようです。しかし、酸味についてはむしろ同じ酸味同士が合うという結果になるようです。従って、選ぶコツとして相性が合うものは、コーヒーが甘ければ甘くないお菓子。甘くなければ(苦ければ)甘いお菓子。酸味が強ければフルーツ系やカスタード系ということにそれぞれなるようです。
お菓子に合うコーヒー①チョコレート編
チョコチップクッキー・板チョコ ・ガトーショコラ ・ザッハトルテ
チョコレート系のお菓子は、基本的には苦味と甘みのバランスが取れていることが多いようです、上にあげたようなスイーツは、どんなコーヒーと合わせても美味しく頂けます。ただし、チョコレートケーキのようにケーキ系のお菓子になってしまいますと、甘さの主張が強くなってしまいますので、甘い種類のコーヒーと合わせた際に、甘さが少々しつこくなってしまう可能性があります。
お菓子に合うコーヒー②あんこ編
もなか・たいやき・どらやき・大福・あんぱん
あんこ系のお菓子はどちらかと言うと和菓子が主になります。コーヒーよりもむしろ緑茶が欲しくなる人も多いかと思われます。ちょっと意外かも知れませんが、和菓子は洋風であるはずのコーヒーと相性が抜群です。上にあげた和菓子以外にもあんこ系のお菓子はどんなコーヒーと合わせても美味しく頂けます。和の甘さの奥底には、コーヒーと相性の良い苦みのようなものが存在して、微妙にバランスを取っているのかも知れません。「あんこ好きはコーヒー好きが多い」ということにも頷けます。
お菓子に合うコーヒー③ビスケット編
ロータスビスケットは特に良く合います
一般のビスケットは甘いコーヒーと相性が良いという内容は先に書いた通りです。商品名が限定されますが、ロータスのカラメルビスケットであれば、甘いコーヒーに限定されず、どんなコーヒーにも合ってしまうので不思議です。実際、喫茶店やカフェで、コーヒーを頼んだときの付け合わせのお菓子として、ロータスのカラメルビスケットが
出てくるところは多いです。この独特な味はコーヒーのみならず、紅茶やココアにももちろん合います。
お菓子に合うコーヒー④相性と選び方のコツ
逆にコーヒーに合わないお菓子とは
先にあんこを使った和菓子はコーヒーと相性が良いことを紹介しました。それでは同じ和菓子でも、おせんべいのような米菓はどうかとなると、あまり合わない可能性が高いです。想像してみると良いのですが、ご飯の飲み物がコーヒーということになるというイメージになります。
他にもポテトチップスもコーヒーとは相性が良くないと考えられます。ポテトチップスは塩分が強い上、コンソメ等強いフレーバーが多くあります。そして、食べかすが口の中に残りやすいですので、口の中が結構汚れることになります。その状態でコーヒーを飲むことはコーヒーを飲むというより、口の中を洗い流すイメージになります。これではコーヒーそのものの味を楽しめないことになります。この事実はおせんべいでも同じことが言えます。
ポテトチップス以外にも、塩味の濃いスナック菓子は多数存在しています。これらも言うまでもなく、コーヒーにはあまり合わないお菓子に分類されてしまいます。
相性と選び方のコツ
これまでお伝えしました通り、お菓子を基準とした場合ですが、チョコレート、あんこ、ロータスビスケットは全ての種類のコーヒーに合います。お客様にコーヒーをお出しするご家庭であれば、常備しておいても良いお菓子かも知れません。相手が和を求めるようなタイプの方であればあんこのように、相手によって使い分けることが出来て良いです。
逆に、おせんべいやポテトチップス、その他味の濃いスナック菓子の場合は、コーヒー以外の飲み物が合うという結論にも至りました。
まとめ
意外とたくさんありました
コーヒーに合うお菓子は、予想していたよりたくさんあると思った方も多いのではないでしょうか。最後に簡単にまとめてみます。甘いコーヒーには素朴な薄味のお菓子、酸味の強いコーヒーには酸味の強いフルーツやカスタード系、苦いコーヒーにはバターや生クリームの甘いお菓子。そしてチョコレート、あんこ、ロータスビスケットは全てのコーヒーに合うという結果になりました。
さて、あなたは次のコーヒータイムに、どのお菓子を食べながらコーヒーを飲みますか?