【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の掃除

食洗機は食器用洗剤の溶け残り、食べカスなどがたまっていくため、毎日簡単なゴミとり掃除はしなくてはいけません。そして月に1回ペースできちんと掃除すると、綺麗になります。しかし、臭いが消えない、掃除しているのにどうして?と思う方も多いかと思います。まずは匂いの原因についてみていきましょう。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機が臭い原因は?

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いくら掃除をしても臭い原因は汚れがきちんと取れていない証拠です。食器用洗剤の溶け残りや食器の汚れが食洗機に流れ込むので、油汚れと洗剤が混ざった溶け残りや生ゴミの細かいカスが蓄積されていきます。

食洗機の臭いは食器についていた、ベタベタした油汚れ、生ゴミや洗剤の溶け残りなどが原因です。
生ゴミや洗剤の溶け残りは雑菌のエサです。
時間がたつと腐敗して、排水口のような臭いを発するようになってきてしまいます。
掃除して一見キレイに見えても、溶け残りがしつこく底に汚れがたまっていたり、こまごました隙間にベタベタした油汚れが入り込んでいたりするので、まずは食洗機のなかをよく確認してみましょう。
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【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の基本的な掃除のやり方
用意するもの
食器用洗剤・スポンジ・歯ブラシ・アルコール除菌スプレー
掃除の手順①

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生ゴミを取りましょう。
底にあるフィルターを外して、たまっている生ゴミを捨てます。
掃除の手順②

フィルターを洗いましょう。
食器用洗剤とスポンジを使って、フィルターこすって洗っていきます。
細かい場所は歯ブラシで汚れを落としていきます。
掃除の手順③

庫内を掃除しましょう。
庫内にも汚れがたまっているのでスポンジでこすり落とします。
アルコールスプレーを使うと除菌もできます。
手順④
フィルターを戻して空洗いましょう。
空洗いするときは、洗剤は入れる必要はありません。
すすぎのために空洗いしたら完了です。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機を掃除をしても臭いが取れない

基本的には庫内を掃除すれば臭いは解消されます。
ただ、掃除をきちんとしていても臭いが取れない場合は、汚れがひどくこびりついていて、臭いもなかなかうまく取れません。
特にベタベタした油汚れなんかは特に取れません。
そんなときはクエン酸を使って綺麗にしてみましょう。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】クエン酸とは?

レモンやグレープフルーツ、梅干しを食べた時に酸っぱいと感じますよね。
その酸っぱいのがクエン酸です。
つまり、酸味成分です。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】クエン酸の効果

クエン酸は、弱酸性なのでアルカリ性の汚れを消してくれます。
水垢、黄ばみなどの汚れに効果的です。
アルカリ性なので、消臭剤としても使えます。
ただ、鉄製の部分などに使用すると錆びてしまう場合があるので気をつけましょう。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の臭いをクエン酸を使って綺麗にする
クエン酸で食洗機を掃除すると、消臭効果、除菌効果や水垢の汚れも綺麗に洗えます。
また、クエン酸だと環境にも優しいのでエコにもなります。
①食洗機の中から全ての食器を全て出しましょう。

②洗機の洗剤投入口に、クエン酸を大さじ1~3程度入れます。

引用: http://www.healthybest.jp/~healthybest-jp/common/images/uploads/2015/11/orgcitric1.jpg
③食洗機の洗浄ボタンを押します。
洗浄コースが選べる食洗機の場合には、洗浄時間が一番長いコースを選ぶと効果的です。

引用: http://uchinowa.com/wp-content/uploads/2015/01/syokki_d.jpg
④洗浄が終わったら、キッチンペーパーや綿棒などで拭き取りましょう。

キッチンペーパーや綿棒などで拭き取ることができない汚れがある場合はクエン酸スプレーをすると、汚れが拭き取りやすくなります。
クエン酸スプレーは、水50ccにクエン酸1gを混ぜてスプレーボトルに入れればクエン酸スプレーが作れます。

これだけで、消臭、除菌で食洗機の中の臭いやベタベタした油汚れがとれてしまうんです。
ただ、庫内のかごはつけたままでも掃除できますが、かごのレールの所に水垢が残っていたり、パッキンまでは届かないので、出来れば取り外しておいた方がいいです。
クエン酸での掃除は1ヶ月に1回程度で良いです。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の臭いや汚れにクエン酸がなぜ適しているの?

クエン酸は、無臭で水に溶けやすいので、洗剤のカスや白カビなどアルカリ性の汚れを分解する働きがあります。
そして、同時にアルカリ性の悪臭も分解することができます。
そのため、食洗機の臭いも綺麗にとれます。
更に、抗菌効果もあるので、食洗機の雑菌の繁殖を防ぐ事もできてしまいます。
素晴らしいですね。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の臭いを重曹で消すのは間違い?

引用: http://image.interior-book.jp/item/image/normal/2915576.jpg
重曹は食洗機に使わないでください。
重曹は掃除などにかかせないものでもありますが、食洗機には使わないでください。
まずは、重曹とはなにか、重曹の効果を紹介します。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】重曹とは?

引用: http://image.interior-book.jp/item/image/normal/2915607.jpg
重曹とは炭酸水素ナトリウムのことです。
重炭酸曹達とも言います。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】重曹の効果

弱アルカリ性なので、ベタベタした油や皮脂や湯垢などの酸性の汚れを中和して落としやすくしてくれます。
更に重曹は、食べ物や汗などの臭いも消してくれます。
クローゼットなどの臭いにも効果があります。
臭いを吸収してくれる上に、臭いそのものを消してくれます。
除湿と消臭効果などがあります。。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の臭いを消すのに重曹はなぜダメなのか
確かにベタベタした油汚れなどを落とせる重曹ですが、食洗機に重曹を使うのはNGです。
そもそも食器についている汚れはベタベタした油汚れだけでなく、重曹では落とせない汚れもたくさんついているんです。

食洗機専用の洗剤はお皿についたさまざまな汚れも落とせるように、酵素などが配合されています。
そのため、お皿についた汚れは落ちています。
この成分が効くので、重曹では代用できません。
また、重曹を使うと食洗機に不具合が起こることもあります。
【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】食洗機の臭いや汚れに重曹を使ってしまうと…
1度くらいであれば問題ないかもしれません。
しかし、トラブルにつながることもあります。
重曹を使わないようにしましょう。
①粉が残ってしまう

重曹は水に含まれるミネラル分とくっついて白い粉となります。
そして、ガラスのコップなどにこびりついてしまいます。
透明感のあった綺麗なグラスもだんだんと曇ってきてしまいます。
②取れた汚れがもう一度ついてしまう

食洗機は一度使った水も再利用して節水しています。
重曹には汚れの再付着を防止する力がないので、一度落ちたベタベタした油汚れもお皿にかかって再びついてしまいます。
つまり、二度手間になってしまいます。
③庫内が汚れてしまう

引用: https://takulog.info/wp-content/uploads/2017/03/dishwasher-test1-20170326215445.jpeg
重曹は油汚れを分解できますが、専用の洗剤の洗浄力にはかなわないのです。
ベタベタした油を吸収した重曹が庫内の水たまりに残ってしまいます。
食洗機の倉内はその重曹で不衛生な環境を引き起こしてしまいます。
汚れが残ってしまうので、臭いも出やすくなります。
重曹を使ったお皿洗いは避けましょう。
重曹を使わないようにしましょう

上記が重曹を使ってはいけない理由です。
トラブルになることはもちろん、食洗機を洗うのが二度手間になってしまっては大変です。
ですので、食洗機に重曹を使うのはやめましょう。
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【食洗機が臭い?匂いの原因とお掃除のコツ!】まとめ

食洗器が臭い原因と、クエン酸できれいサッパリお掃除について紹介してきましたが、いかがでしたか?
食洗機が臭いときはクエン酸を使って、ピカピカに、そして臭いもとって、エコに使いましょう!
食洗機は食べたあとの食器を洗浄してくれるので、食卓に並ぶお皿がピカピカだと清潔感もありますよね。
ただ、間違っても重曹は使わないでくださいね。
食洗機の故障の原因にもなってしまう可能性もあります。
クエン酸を使ってぜひ、食洗機を綺麗にしてくださいね!