コーヒーの染み
朝起きて、コーヒーを飲むのが楽しみだったり、習慣の方も多いと思います。
飲もうとしたときに、なにかに気をとられてこぼしてしまった…などあると思います。
コーヒーの染みを落とすのって大変なんですよね。
簡単に落とせればいいのに…
そんなときの簡単な方法を紹介します。
コーヒーの染み抜きが大変な理由
染みの成分には、水に溶ける汚れは水溶性、油に溶ける汚れは油性、水にも油にも溶けない汚れは不溶性などの種類があります。
コーヒーの汚れは、水溶性です。
水溶性の汚れは、水に溶ける性質を持つので、染みがついてしまっても、早い段階であれば水と洗剤で落とすことができます。
つまり、スピードが大切です。
しかし、コーヒーの色は真っ黒ですよね。
この黒い色素が、繊維にまで入り込んでしまうと、漂白しての作業が必要になります。
また、漂白剤を使っても、完全に落としきれるとは限りません。
1度、水と洗剤を使ってみて、ダメだったら、漂白剤を使う流れのほうが良いかもしれません。
染みは、早めに対処する！ということがポイントです。
コーヒーの染み抜きには洗濯用の洗剤を使う
コーヒーの染み抜きには洗濯用の洗剤を使えば解決します。
しかし、洗濯用の洗剤には中性洗剤と、弱アルカリ性洗剤があります。
中性洗剤はデリケートな洋服、大事な洋服などの弱めのものに使います。
弱アルカリ性洗剤は、中性洗剤よりも洗浄力が強く、しっかり汚れを落とすものです。
コーヒーの染み抜きは弱アルカリ性洗剤が効果があります！
確認して、間違えないようにしましょう。
コーヒーの染み抜きを解決しよう
コーヒーの染みができてしまった直後、コーヒーの色が染みこんでいくその前に、素早く水と洗剤で洗いましょう。
用意するもの
･タオル2～3枚
･弱アルカリ性洗濯用洗剤
手順①
コーヒーを垂らした直後、またはまだ湿っている状態のときは、繊維に浸透してしまう前に、タオルでコーヒーを拭き取ります。
ゴシゴシ拭いてしまうと、染みが広がるので、優しく拭き取りましょう。
手順②
弱アルカリ性洗剤をコーヒーの染みの上にのせて、染みの部分をこすり合わせて洗います。
(コーヒーの成分をだすように)
手順③
染みが薄くなってきたら水、またはお湯で流しながら洗います。
お湯のほうが水よりも汚れを落とす洗浄力は高いので、染みがひどいときにはお湯を使うのがおすすめです。
この時点で、染みを完全に抜くことができたら、乾いたタオルで優しく拭いて乾かしましょう。
まだ染みが残った状態であれば、②と③の手順を何度か繰り返してください。
手順④
弱アルカリ性洗剤で洗い、いつもの洗濯と同じように洗濯機で洗います。
洗濯機の通常モードで大丈夫です。
手順⑤
洗濯が終わったら、乾かします。
あとは洋服の洗濯表示にしたがって、陰干しか日なた干ししましょう。
コーヒーの染み抜きを取るときの注意点
①染み抜きをするときに、お湯で洗うと汚れが落ちやすくなりますが、服への負担が大きくなり、色落ちや型崩れの危険性が高くなるので、色の濃い洋服や色落ちさせたくないものはお湯を避けて水で洗いましょう。
②染みを取るときに、強く拭いたり、ゴシゴシ拭くと染みが広がるので、優しくおさえるように拭きましょう。
まとめ
今回、コーヒーの染み抜きはスピードが決め手、一番簡単な解決方法について紹介してきましたが、いかがでしたか？
コーヒーをこぼしてしまったら、素早く行動するのがポイントです！
コーヒーの色が染み込んでくるとなかなか汚れが落ちにくくなります。
時間が経ってしまって染み込んでしまった場合も、1度水、またはお湯と弱アルカリ性洗濯用洗剤を使って、それでも染みが取れないときは漂白剤を使ってください。
コーヒーをこぼしてしまったときに、今回紹介したことをぜひ、試してみてくださいね！
