糖質制限ダイエットって?
糖質制限ダイエットとは、お米や麺などの炭水化物の摂取に制限をかけ、体内に中性脂肪を蓄積させないようにするダイエットです。一般的なダイエットではカロリーを摂りすぎないように注意しますが、糖質制限ダイエットは糖質を摂りすぎないように気をつけます。
糖質は摂りすぎると肥満や健康にも良くないことがわかっていて、実際に糖質制限でダイエットに成功したという声も多くききます。ですので、糖質制限ダイエットは人気があり、チャレンジする人も多いのです。
糖質はお米やパン、ジュースなどに多く含まれているので、これらの食品を制限することになります。しかし主食になるものばかりを制限することになるので、なかなか辛いダイエットでもあります。無理に続けてリバウンド…という事が無いように上手にすすめていきたいですよね。
ではコーヒーと糖質制限の関係についてご紹介していきましょう。
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コーヒーに含まれる糖質は?
コーヒーにはダイエットの味方になる特徴が多くありますので、ダイエットとコーヒーは深い関係にあります。その大きな特徴のひとつが、コーヒーには糖質が含まれていないものがほとんどということ。
コーヒーの糖質
お湯を使ってコーヒー豆から抽出したブラックコーヒー100ml中に糖質はほぼゼロ。なかには100ml中に0.7mg含まれる炭水化物を糖質としている情報もあったりしますが、ごく微量なので気にしなくても大丈夫でしょう。ただし、ブラックコーヒーに限るので、ミルクや砂糖は入れないでくださいね。
インスタントコーヒーでも同様の効果があるので、ドリップが面倒くさい人はインスタントコーヒーでも大丈夫です。
コーヒーが糖質制限ダイエットの強い味方になる理由その①:脂肪燃焼効果がすごい!
コーヒーには【クロロゲン酸】という物質が含まれており、このクロロゲン酸が糖質の吸収を抑える働きがあり、
脂肪分解酵素の動きを活性化してくれます。その結果コーヒーを飲むだけで、脂肪燃焼を助けてくれるのです。
コーヒーが糖質制限ダイエットの強い味方になる理由その②:便秘解消効果もある!
コーヒーに含まれるカフェインは、胃酸と脂肪分解酵素であるリパーゼを分泌してくれる働きがあります。ですので、食後にコーヒーを飲むと、食べたものを消化を早くしてくれ、腸へと送り出してくれます。そうすると、十二指腸・小腸での消化分解吸収がスムーズに行なわれ、大腸でも早く排泄物になってくれます。
またコーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールは、血流を良くしてくれる働きがあるので、腸のぜんどう運動を活発にしてくれます。ぜんどう運動が活発になると、消化されたものがすぐに押し出されていき体外へ排出されます。
腸の動きはダイエットに大切で、ぜんどう運動が活発になると宿便も一緒に排出されます。もともと便秘がちだったという人は特に、体重がストンと落ちる人もいます。
さらにカフェインには利尿作用があります。その利尿作用が不要な水分を排出してくれますので、むくみ解消にも効果的です。
コーヒーが糖質制限ダイエットの強い味方になる理由その③:運動前に飲むと効率アップ!
コーヒーは運動前に飲むことで、ダイエットと健康にとてもいいとも言われています。コーヒーに含まれるカフェインの脂肪燃焼効果は、飲んですぐに発揮されるぐらい即効性が高いという特徴があるので、運動による脂肪燃焼効果をさらに高めてくれます。
コーヒーが糖質制限ダイエットの強い味方になる理由その④:抗酸化作用で蓄積しない身体に!
コーヒーに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があります。抗酸化作用は身体を健康な状態に戻そうとする働きや、血流を増やす働きがあります。その結果血液はサラサラになり、余計な脂肪や老廃物をどんどん体外へ排出しデトックス効果大です。いらない物はしっかり外に排出されるのは嬉しい効果ですね。
コーヒーが糖質制限ダイエットの強い味方になる理由その⑤:コーヒーゼリーにして食べてもOK!
糖質制限中は、食事制限があるのでストレスがたまります。コーヒーは飲み物だけじゃなく、コーヒーゼリーにして食べても同じ効果が得られるので大丈夫!コーヒーゼリーはゼラチンを使いますが、ゼラチンにもほとんど糖質が含まれていないので安心なのです。
しかも生クリームを一緒に食べても大丈夫なんです。太りそうなイメージが強い生クリームですが、実は生クリームにも糖質はほとんど含まれていないのです。ダイエット中に生クリームを使ったデザートが食べられるなんて、食事制限の辛さも少しは無くなってストレスから開放されますよね。
もちろんコーヒーゼリーを作る時には、砂糖などは使わず、ゼラチンも入れすぎないように注意してくださいね。
コーヒーには糖質制限ダイエットにいいのはもちろん、健康にも良い事をお伝えしました。しかし、ダイエット中に飲むコーヒーには気をつけ無くてはならない点もありますので、少し紹介していきましょう。
糖質制限ダイエットでコーヒーを飲む時の注意点その①:ホットのブラックコーヒーが一番効果的!
コーヒーは必ずブラックで飲みましょう!砂糖を入れては糖質を摂ってしまうことになるので、糖質制限になりません。そしてアイスコーヒーよりもホットコーヒーにしましょう。人間の身体は体温が1℃下がれば、免疫が30%低下し、1℃上がれば免疫力は数倍上がると言われています。
ですので、ホットコーヒーにすることで身体の内側が温まり、内蔵や血管を温めてくれて、さらに代謝があがります。
糖質制限ダイエットでコーヒーを飲む時の注意点その②:缶コーヒーに気をつけて!
缶コーヒーは飲まないほうが安全です。というのも、糖質の入っていないものなら大丈夫ですが、甘い缶コーヒーにはスティックシュガーが何本も入っているものが多いのです。微糖と記載があってもかなりの量の糖質が含まれていますので注意が必要です。
注意点に気をつけて、コーヒーを摂取するだけで糖質制限ダイエットの味方になってくれるのは嬉しいですよね。でも、どうせなら効果を高めてくれる方法で摂取したい!そんな方の為に効果的な摂取方法も少しご紹介します。
糖質制限ダイエットでコーヒーを飲むのにおすすめのタイミング
糖質制限ダイエットでコーヒーを飲むのにおすすめのタイミングは【食後】と【運動前】です!食後は消化と脂肪燃焼効果を助けてくれますし、運動前はカフェインが脂肪燃焼効率をあげてくれるので、この2つのタイミングがおすすめです。
またどうしてもブラックコーヒーが苦手で飲みにくいという人は、ミルクの代わりに豆乳を入れると飲みやすくなります。1番糖質が少ないのは無調整豆乳で、牛乳よりも糖質が低いのでおすすめです。でも、入れすぎると意味がないので、少量にしましょう。
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【まとめ】上手にコーヒーを使って糖質制限ダイエットを成功させよう!
いかがでしたか?糖質制限は炭水化物などの主食を制限するので、満足感が得られずに挫折してしまう人が多いダイエットです。上手く続けることが出来れば結果の出やすいダイエットなので、試した事のある人は多いと思います。
ただ、何事もやりすぎは良くないので、コーヒーも飲みすぎには注意してくださいね。
無理なく続けるためにも、毎日摂取出来て、デザートに変身させる事もできるコーヒーを取り入れて、ストレス無く糖質制限ダイエットに励みましょう!