なぜ、こういった仕草で女性がドキっとするのかというと、その瞬間に『男』というものが垣間見えるからです。 ネクタイをゆるめたり、腕まくりをすると男性の肌が少し見えることになり、そこにセクシーさを女性は感じます。 あと、守ってもらえているような感覚を感じたときなども女性は相手の男性に『男』を感じてドキっとするのです。

ほとんどの女性が好きといっても過言ではないでしょう。ネクタイはさまざまな解釈があり、男性器の象徴と言われたり、社会からの束縛や拘束感を喚起させたりするものでもあります。 そんなネクタイを外す仕草は、オンからオフへの切り替えだったり、時にセックスアピールだったりするのを、女性は本能的に感じ取っているのかもしれません。

仕事は仕事できちんとこなすデキる男性とランチで一緒になった時、どんぶりご飯を片手に持ち、おかずと一緒に白いご飯をかきこんで食べる姿は、男性らしさと共に無邪気さを感じるポイントの一つ！ そんなにお腹が空いていたの？と思う反面、「急いで食べなくても大丈夫」なんて母親のような気持ちで言いたくなっちゃうような、可愛い萌え仕草の一つです☆

飲み会の後にさりげなく「帰り大丈夫？」と声をかけたり、重い荷物を持つ女性から無言で荷物を取り上げて運んであげるなどなど、やっていることはごくシンプルな事です。しかし、そういった振る舞いによってサバサバ系女子の武装は一瞬で解除され、ドキッとさせてしまいます。

「いやまいったなあ」と照れて赤くなっているのは、スレていない感じで好感度大。女性より男性の方が、「純情」だと思います（笑）。

「さりげなく車道側を歩いてくれる」などは女性側から見れば“必須条件”ともいえる行動ですが、案外やらない男性も多いものです。一緒に歩く際に女性のことを気にかけないような男性は、それ以外の場面においても女性に対する配慮が欠けていることが多い傾向にあります。

メガネをかけている人が外すと普段とのギャップがあるし、外すときの仕草そのものが色っぽくてドキドキするという女性もいるようです。メガネをかけたままの彼の姿ももちろん好きだけど、メガネなしの彼の姿を見られるので、いろいろな意味で期待も高まるのかも。

レディファーストの起源は諸説ありますが、騎士階級の人々の道徳規範であった騎士道にあると言われています。 騎士階級において、長男はともかく、次男、三男は家督を継げる可能性がなかったため、戦功を挙げて主君に仕え、自分の城を手に入れようとする者が多くありました。そのため、裕福な未亡人に近づいて後釜に座ろうとする騎士もいれば、主君の妻に恋愛感情を抱いた若い騎士に対し、主君があえて家臣の引き止めのためにその感情を利用することもありました。 生々しい動機ではありますが、こうして騎士道には「貴婦人に対して奉仕する」という理念が育まれていったのです。