プーアル茶の効能
プーアル茶は、中国を起源とし、日本では400年前から健康茶として親しまれています。そんな歴史あるプーアル茶の種類は生茶と熟茶の2つに分けることができます。私達が一般的に口にしているプーアル茶はほとんどが発酵して熟成された熟茶です。
そんなプーアル茶には没食子酸、タンニン、カテキン、リパーゼ、タンパク質、ミネラル類、マグネシウムなどの成分が含まれており、これらの成分からは様々な効果が期待できます。
それでは具体的にどのような効果が期待できるのか見ていきましょう。
プーアル茶の効能①アンチエイジング・生活習慣病予防
プーアル茶の効能として、没食子酸というポリフェノールの一種は抗酸化作用により、アンチエイジングや生活習慣病の予防効果が期待できます。
プーアル茶の効能➁代謝アップ
プーアル茶にはポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれており、血行良くしたり、身体の新陳代謝をアップさせてくれます。
プーアル茶の効能③免疫力アップ
プーアル茶に含まれるカテキンには、体内のウィルスや菌などを撃退する殺菌作用があります。この効果によって免疫力がアップし、病気になりにくくします。
プーアル茶の効能④脂肪燃焼効果
プーアル茶に含まれる消化酵素であるリパーゼは中性脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
この他にもプーアル茶はダイエット効果や老化防止効果などを期待することができます。
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プーアル茶にはカフェインは含まれているの?
プーアル茶が健康に良いことは分かりましたが、プーアル茶にはある程度のカフェインが含まれており、飲み方にも注意が必要となります。それではそのカフェインについて詳しく解説していきます。
プーアル茶のカフェイン量ってどれくらい?
プーアル茶は発酵させた後にさらに熟成をさせるお茶です。プーアル茶は熟成されているほどカフェインは少なくなります。
100ccに含まれるカフェインの含有量を比較すると、緑茶が120mg、コーヒーが45mg、抹茶が30mg、プーアル茶が15mg~20mg、ほうじ茶が20mgとなっています。
プーアル茶は緑茶やコーヒーと比較した場合、カフェインの含有量は少ないと言えますが、少量のカフェインでも摂取する量には注意が必要です。
プーアル茶のカフェインの影響って?
カフェインには覚醒効果や利尿作用があるとして有名ですが、副作用も心配される成分です。その為、一日平均で200mgから300mgを目安に上限量を設定する必要があります。
カフェインを摂りすぎると不眠になったり、ホルモンバランスがくずれ、自律神経の乱れを引き起こしたりと健康にも悪影響を及ぼします。プーアル茶は毎日多くても6杯から7杯程度を飲むようにしましょう。
プーアル茶のカフェインを減らす入れ方
プーアル茶はのカフェインの量は淹れ方や茶葉の量でも異なってきます。カフェインを減らして飲むには、茶葉を最初に熱湯ですすぐのがおすすめです。すすぐことで、カフェインが溶け出し摂取する量を減らすことができます。
プーアル茶の注意点
プーアル茶にはカフェインが含まれているため、妊娠初期の摂取は避けた方がよいでしょう。ですが、16週を過ぎれば妊娠中でも摂取しても良いと言われています。ただし、摂りすぎないようにしましょう。
また、お湯を多く入れて薄めて飲むことで、カフェインの量を減らすこともできます。毎日続けて飲むことで効果を実感できるお茶なので、カフェインの摂り方に工夫して飲むことが重要です。
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まとめ
ここまでプーアル茶のカフェインの量や効能、効果、注意点などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。正しい飲み方で正しい量を摂取し、健康な体作りを目指していきましょう!