七夕の織姫と彦星の物語が知りたい!物語や起源って実際どうなの?
夏になると、日本では七夕が夏を感じさせてくれる一つのイベントですよね。全国で七夕祭りなどが開催され、ロマンチックな夜を過ごすカップルも多いと思います。空に浮かぶ星を見ながら、お願い事なんかをする人も多いですよね。そんな時、ふと「織姫」と「彦星」について考えるカップルもいると思います。
多くの人は、織姫と彦星の物語についてロマンチックだと考えがちなんですが、実はこちらの物語には多くの人が知らない期限や伝説が残されているんですよ。もしかすると、ロマンチックな想像がガタ落ちしちゃうかもしれません・・・。真実を知りたいという人は、ぜひ読んでみてくださいね。意外な事実があるんですよ!
関連記事
七夕の織姫と彦星の物語が知りたい!物語や起源
まず、織姫と彦星の物語や起源について見ていきましょう。日本でも最大イベントとして取り上げられているので、多くの人は日本発祥の伝説だと思いがちなんです。ですが、実はもともとの七夕伝説の起源は、中国から来ているんですよ。その伝説を日本が独自に発展したのです。中国の七夕の話と、日本の文化が入り混じったのが、現在語られている物語なんです!
それでは、実際どのような物語だったのか見ていきましょう。もともと織姫と彦星は、それぞれ天の川で一生懸命働いていたのですが、この二人が出会い恋に落ち、結婚したと同時に二人とも仕事をしなくなってしまったんです。それに起こった神様が、二人を天の川の堺に引き離してしまいました。しかし、年に一回、7月7日だけデートをしても良いという許可が下りたのです。多くの人は、距離があるからこそ二人が出会える7月7日がロマンチックだと思ってしまいがちですが、実はもとと言えば二人が怠け者だったせいで二人に距離ができてしまった・・・という残念な物語なんですよ。
七夕の織姫と彦星の物語が知りたい!織姫と彦星の星座
七夕の織姫と彦星に、実は星座があるという事をご存知でしたか?夏の星座の「こと座のベガ」と「わし座のアルタイル」は織姫と彦星を表す星座なんです。夏に星を見上げると、もしかすると星座が見えるかもしれません。七夕の時期に実は見えにくい星座で、8月の上旬や9月になると星座と天の川が見えるようになるそうですよ。
七夕意外の時期に、空を見上げてみてください。もしかすると綺麗に輝く星座と天の川が見れるかもしれません!
七夕の織姫と彦星の物語が知りたい!催涙雨について
最後に、催涙雨について少しだけ見ていきましょう。7月7日に雨が降る事を催涙雨と言い、これには意味があると言われているんです。さまざまな捉え方がありますが、もっとも一般的に言われているのが「織姫と彦星の流す涙」なんです。距離があるにも関わらず、会う事のできなかった織姫と彦星の涙が、雨となって降るという風に言われているんですよ。逆に、嬉しくて涙を流しているという伝説もありますよ。雨が降ったから会えないのではなく、会えないからこそ雨が降っているのかもしれませんね。
二人には離れている分距離があり、念に一度会う約束が雨になって降るといのは、とても悲しですよね。七夕の時期には、雨が降る事も多いのでもしかすると神様からの試練なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?織姫と彦星の伝説の裏には、こんな残念な物語が実はあるんです。今まで、ロマンチックだなぁと感じていた人も、もしかするとショックを受けてしまうかもしれません。
悲しい物語というよりは、残念な物語ではありますが伝説をしっかりと知っておくのに損はありませんよ。また、七夕の物語は中国だとまた違う伝説があるそうなので、自分が納得いく伝説を信じるのが一番良いのかもしれません。今年の夏は、七夕の夜に星を見ながら、織姫と彦星の事を考えてみてくださいね。